紀元前4世紀頃から、ギリシア語訳が作られるようになった。有名なものにアレクサンドリアで編纂された七十人訳聖書がある。
現在、正典とされるものの範囲は1世紀末のヤムニア会議で確定された。正典とされる書物の範囲は本来慣習により多くは固定されていなかったが、エルサレム神殿崩壊ののち、ユダヤ教のキリスト教に対する民族的、宗教的結束を図る動きがあり、ヘブライ語・アラム語(アラマイ語)の原典の存在が知られていたもののみを聖書正典と定めた。正典から除外されたものを、外典・偽典と呼ぶ。16世紀にキリスト教プロテスタント諸派が、このときユダヤ教が聖典としていた文書群の範囲を採用しキリスト教にとっての旧約聖書であるとしている。 ヘブライ聖書
キリスト教
または
旧約聖書
詳細は聖書正典を参照
ユダヤ教、プロテスタント、
カトリック教会、東方教会
モーセ五書
創世出エジプトレビ民数申命
ヨシュア
士師
ルツ
サムエル 1, 2
列王 1, 2
歴代誌 1, 2
エズラ
ネヘミヤ
エステル
ヨブ
詩篇/聖詠
箴言
コヘレトの言葉(伝道の書)
雅歌
イザヤ
エレミヤ
哀歌
エゼキエル
ダニエル
十二小預言書
ホセアヨエルアモスオバデヤヨナミカナホムハバククゼファニヤハガイゼカリヤマラキ
ユダヤ教とプロテスタントが除外
トビト
ユディト
マカバイ 1, 2
知恵
シラ
バルク 1、含 エレミヤの手紙
ダニエル書補遺
エステル記補遺
東方正教会が含む
エズラ 1