『スペースボール』ではメル・ブルックス扮する大統領・スクルーブと賢者・ヨーグルトの二役を演じ分け、芸の幅を見せた。また、吹き替えの際には日本語の台詞に独特のアレンジを仕組むスタイルを見せており、広川太一郎と並んでファンからは熱い支持を受けている。
「役者の特質を生かしてやったらどうか」と羽佐間が提案したのがきっかけで、声優バンド・スラップスティックが結成され[35]、羽佐間はプロデューサーを務める。
2006年からは、かつての収録現場のように様々な世代の声優が交流し「始めたらノンストップで、誰かがトチっても周りが補いながら最後まで行くような、アンサンブルで俳優を育てる場」を作りたい思いから、若手声優らと往年の無声映画をライブで吹き替えるイベント『声優口演』を始め、企画、脚本、演出を手がけている[27]。
思い出深い出演作品には、『5つの銅貨』の吹き替えを挙げている[26]。
『世界一貧しい大統領』のホセ・ムヒカのボイスオーバーを担当した際、今まで一度も羽佐間の仕事を褒めた事がない妻から「うん、いいんじゃない」と評価されたという[36]。 太字はメインキャラクター。
出演
吹き替え
担当俳優
アル・パチーノ
オーシャンズ13(ウィリー・バンク)※フジテレビ版
シー・オブ・ラブ(フランク・ケラー)※ソフト版、テレビ朝日版
Dearダニー 君へのうた(ダニー・コリンズ)
ディック・トレイシー(アルフォンス “ビッグ・ボーイ” キャプリス)
リチャードを探して(リチャード3世)
イアン・マッケラン
シェイクスピアの庭(サウサンプトン伯)
ホビットシリーズ(ガンダルフ)
ホビット 思いがけない冒険
ホビット 竜に奪われた王国
ホビット 決戦のゆくえ[37]
ウィリアム・ホールデン
月蒼くして(ドン・グレシャム)※東京12チャンネル版
パリで一緒に(リック)※フジテレビ版
ブラボー砦の脱出(ロウパー大尉)※NETテレビ版1
ロケット・パイロット(リンカーン・ボンド少佐)
ウディ・アレン
アニー・ホール(アルビー・シンガー)※TBS版(ソフト収録)
ウディ・アレン 映画と人生(ウディ・アレン)
タロットカード殺人事件(シド・ウォーターマン)
泥棒野郎(バージル)
エドワード・フォックス
遠すぎた橋(ホロックス中将)※日本テレビ版(DVD収録)
ナバロンの嵐(ミラー曹長)※テレビ東京版
ネバーセイ・ネバーアゲイン(M)※フジテレビ版(BD収録)
ジーン・ワイルダー
ウーマン・イン・レッド(テディ・ピアース)※テレビ朝日版
大陸横断超特急(ジョージ・コールドウェル)※テレビ朝日版
プロデューサーズ(レオ・ブルーム)※LD版
ヤング・フランケンシュタイン(フレデリック・フランケンシュタイン博士)※LD版(HDリマスター版DVD収録)
ジェームズ・ガーナー
地平線から来た男(ラティゴ)
砦の29人(ジェス)
女房は生きていた(ニコラス・アーデン)
墓石と決闘(ワイアット・アープ)※テレビ朝日版(BD収録)
ビクター/ビクトリア(キング)
保安官ニコルス
ジェームズ・カーン
エイリアン・ネイション(マシュー・サイクス)※テレビ朝日版
ゴッドファーザー(ソニー・コルレオーネ[38])
シンデレラ・リバティー/かぎりなき愛(ジョシュ・バグス・ジュニア)
第2章(ジョージ)
ハネムーン・イン・ベガス(トミー・コーマン)※VHS版
ファニー・レディ(ビリー・ローズ (英語版))
フォー・ザ・ボーイズ(エディ・スパークス)
フリービーとビーン/大乱戦(フリービー)※テレビ朝日版
リベンジ・ファイト(マイク・オルブライト)
ジャン=ポール・ベルモンド
華麗なる大泥棒(アザド)※日本テレビ版
相続人(バート・コーデル)
ソフィー・マルソー/恋にくちづけ(ステファン・マルジェル)※TBS版
ハーフ・ア・チャンス(レオ・ブラザック)
ボルサリーノ(フランソワ・カペラ)※日本テレビ版
ジョージ・シーガル
キング・ラット(コルポラール王)
サファリ大追跡(ダン)
料理長殿、ご用心(ロビー)※フジテレビ版
ジョージ・ペパード
宇宙の7人(カウボーイ)
狐たちの夜(ハリー・マルティノー)※NHK版
特攻野郎Aチーム(ジョン・スミス陸軍大佐 / ハンニバル)
野良犬の罠
湖の秘宝の謎(テオ)
ジョン・ヴォイト
5人のテーブル(ジェームズ・P・タネン)※TBS版
トゥームレイダー(クロフト卿)※フジテレビ版
ミッション:インポッシブル(ジム・フェルプス)※フジテレビ版
シルヴェスター・スタローン
オーバー・ザ・トップ(リンカーン・ホーク)※TBS版(ソフト収録)