美作市
[Wikipedia|▼Menu]
河川 : 吉野川、梶並川、滝川、山家川(いずれも吉井川支流)

断層

那岐山断層帯

山崎断層帯主部北西部

山崎断層帯大原・土万・安富・主部南東部

山崎断層帯について

山崎断層帯は、岡山県東部から兵庫県南東部にかけて分布する活断層帯。山崎断層帯は、那岐山断層帯、山崎断層帯主部、草谷断層の3つの起震断層に区分される。

那岐山断層帯は、岡山県苫田郡鏡野町から岡山県勝田郡奈義町に至る断層帯。長さは約32qで、ほぼ東西方向に延びており、断層帯の北側が南側に対して相対的に隆起する断層帯である。

山崎断層帯主部は、岡山県美作市(旧勝田町)から兵庫県三木市に至る断層帯で、ほぼ西北西ー東南東方向に一連の断層が連なるように分布している。全体の長さは約79qで、左横ずれが卓越する断層帯。

草谷断層は、兵庫県三木市から兵庫県加古川市にかけて分布する断層。長さは約13qで、東北東ー西南西方向に延びており、右横ずれが卓越する断層である。

なお、山崎断層主部は、兵庫県姫路市より北西側と兵庫県神崎郡福崎町より南東側とではそれぞれ最新活動時期が異なる。そのため、地震本部では、北西部と南東部に分けて評価を行っている。[1]      
気候

今岡(1991年 - 2020年)の気候
月1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月年
最高気温記録 °C (°F)15.5
(59.9)20.6
(69.1)24.6
(76.3)29.7
(85.5)32.0
(89.6)34.9
(94.8)36.8
(98.2)38.5
(101.3)35.1
(95.2)29.8
(85.6)25.5
(77.9)18.7
(65.7)38.5
(101.3)
平均最高気温 °C (°F)6.6
(43.9)7.8
(46)12.1
(53.8)18.4
(65.1)23.4
(74.1)26.3
(79.3)29.9
(85.8)31.4
(88.5)27.1
(80.8)21.4
(70.5)15.2
(59.4)9.1
(48.4)19.1
(66.4)
日平均気温 °C (°F)1.6
(34.9)2.4
(36.3)6.0
(42.8)11.6
(52.9)16.8
(62.2)20.8
(69.4)24.7
(76.5)25.6
(78.1)21.4
(70.5)15.2
(59.4)9.1
(48.4)3.8
(38.8)13.3
(55.9)
平均最低気温 °C (°F)?2.4
(27.7)?2.1
(28.2)0.5
(32.9)5.1
(41.2)10.6
(51.1)16.1
(61)20.7
(69.3)21.2
(70.2)16.9
(62.4)10.0
(50)4.1
(39.4)?0.5
(31.1)8.3
(46.9)
最低気温記録 °C (°F)?14.2
(6.4)?13.6
(7.5)?7.9
(17.8)?4.4
(24.1)0.0
(32)5.1
(41.2)11.4
(52.5)12.9
(55.2)4.9
(40.8)?0.8
(30.6)?4.2
(24.4)?11.6
(11.1)?14.2
(6.4)
降水量 mm (inch)73.8
(2.906)81.4
(3.205)116.5
(4.587)126.9
(4.996)164.7
(6.484)193.6
(7.622)252.7
(9.949)163.5
(6.437)192.2
(7.567)109.2
(4.299)70.0
(2.756)75.9
(2.988)1,620.4
(63.795)
降雪量 cm (inch)40
(15.7)35
(13.8)4
(1.6)0
(0)0
(0)0
(0)0
(0)0
(0)0
(0)0
(0)0
(0)19
(7.5)97
(38.2)
平均降水日数 (?1.0 mm)11.211.811.910.410.712.412.910.210.48.58.09.6127.9
平均月間日照時間107.8117.2156.0193.8204.9149.4150.6188.0150.7160.1134.5121.51,832.9
出典1:Japan Meteorological Agency
出典2:気象庁[2]

接している自治体

岡山県

備前市

和気郡和気町

久米郡美咲町

勝田郡勝央町奈義町

英田郡西粟倉村


兵庫県

宍粟市

佐用郡佐用町


鳥取県

八頭郡智頭町


歴史
美作倉敷

市の中心である林野(はやしの)地区は古くから交通の要衝で、戦国時代の頃から吉井川を往来する高瀬舟による物資の輸送が活発に行われた。船着場周辺には商人の蔵が立ち並び、やがて倉敷と呼ばれるようになった。江戸時代になると、最初に津山藩主になった森氏津山城下の商人と同程度の権限を当地の商人に与え、東美作の中心と位置付けられる。森氏改易後は江戸幕府の直轄地になって代官所が置かれ、その後も物資の集散地として繁栄を続けた。

明治時代町村制が施行。1889年英田郡倉敷村(美作倉敷)になり、同時に窪屋郡倉敷村(現・倉敷市備中倉敷)も発足し、岡山県内に二つの倉敷村が誕生した。その後、備中倉敷は紡績工場や鉄道等が作られる等いち早く近代化が進み、二つの倉敷の差は徐々に開いてゆくことになる。

備中倉敷の知名度が上がるにつれ、郵便や荷物の誤配が頻発する問題が発生。美作倉敷宛に正式住所を記載しても4分の1くらいが備中倉敷に送られてしまい、交通機関が未発達であった当時は大変な損害を荷主に与えることが少なくなかった。そして、1918年大正7年)当時の町長が上記の理由から旧郷名の林野郷(はいのごう)に由来する林野(はやしの)町に改名し、備中倉敷に倉敷の名を譲った形となった。(『美作町史』より)
沿革

ここでは、明治時代から平成の大合併による美作市成立までにおける、市町村制施行に伴う合併や編入の変遷についてまとめた。

1889年(明治22年) - 6月1日、町村制施行に伴い、勝北郡大町村・小畑村・久賀村・河内村・真加部村・矢田村・余野村が合併し勝田村となる。

1889年(明治22年) - 6月1日、町村制施行に伴い・吉野郡江ノ原村・下町村・辻堂村・古町村が合併し大原村となる。

1890年(明治33年) - 4月1日、勝北郡勝南郡が合併し勝田郡となる。

1900年(明治33年) - 4月1日、吉野郡英田郡が合併し新たな英田郡となる。

1922年大正11年) - 10月1日、町制施行により、大原村が大原町となる。

1940年(昭和15年) - 11月3日、町制を施行し、勝田村が勝田町となる。

1949年 (昭和24年) - 10月1日、町制施行により、湯郷村湯郷町となる。

1953年(昭和28年) - 4月1日、英田郡林野町豊田村楢原村・勝田郡湯郷町豊国村が合併し英田郡美作町となる。

1953年(昭和28年) - 9月1日、英田郡江見町土居町福山村粟井村吉野村が合併し作東町となる。

1954年(昭和29年) - 3月25日、英田郡(旧)大原町讃甘村大野村大吉村が合併し大原町となる。大字辻堂を仲町に改称。

1954年(昭和29年) - 3月31日、勝田郡吉野村大字豊久田の内、杉原地区が勝田町へ編入(吉野村の残部は他町村と合併し勝央町を新設)。

1954年(昭和29年) - 7月1日、英田郡巨勢村下倉敷地区・海田地区を編入。巨勢村の残部は福本村(のちの英田町)へ編入。

1954年(昭和29年) - 11月1日、英田郡粟広村田殿地区が英田郡美作町へ編入、英田郡粟広村大字長谷内・馬形・宗掛が勝田郡勝田町へ編入。

1955年(昭和30年) - 1月1日、勝田郡(旧)勝田町梶並村が合併し勝田町となる。

1955年(昭和30年) - 2月1日、英田郡福本村河会村が合併し英田町となる。

1956年(昭和31年) - 2月1日、勝田郡公文村安蘇地区・岩見田地区が美作町へ編入。

1956年(昭和31年) - 2月1日、勝田郡公文村の5地区が英田町へ編入。

2004年(平成16年) - 11月6日、英田町制施行50周年式典が挙行、町民ら300人が出席。

2004年(平成16年) - 11月10日、勝田町制施行50周年式典が挙行、町民ら200人が出席。

2005年(平成17年) - 3月31日勝田郡勝田町英田郡美作町大原町作東町英田町東粟倉村の5町1村が合併により「美作市」が誕生し、市制施行。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:120 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef