諸元黒鮫号
全高18 m[25][27][注釈 5][注釈 6]
全長114 m[出典 22][注釈 5][注釈 7]
全幅23.4 m[25][27][注釈 5][注釈 8]
重量9,000 t[34]
速度アルファー号以上
装備
追跡ミサイル発射筒×2[出典 25]
電子レーザー砲[注釈 9]×2[2]
黒鮫号(くろさめごう)[32]
マリクが保有する高性能潜水艦[44][24]。150年以上にわたるマッケンジーとの戦いに用いられている。水中速度はアルファー号よりも速いが[34]、電子バリアーを装備しないため、緯度0の電子バリアーを突破できないという弱点を持つ[注釈 10]。当初、マリクは黒鮫号を「黒い蛾」に任せていたが、失敗が続くことから「黒い蛾」をグリホンに改造し、自ら黒鮫号に乗り込みマッケンジーに挑んだが、とどめを刺そうしたところをグリホンに襲撃され、最後はマリクが誤射したレーザー砲によって発生した崖崩れにグリホンごと巻き込まれ、粉砕された。
艦名の「黒鮫」は原作の「シャーク号」が基になっている。海外版でも「ブラック・シャーク」という名になっている[41]。
デザインは東宝特美の豊島睦が担当した[出典 27][注釈 11]。サメのイメージは井上の提言による[45]。
ミニチュアは、3メートルの大サイズと1メートルの小サイズが作られた[2][41]。いずれも木製で、アンテナや砲塔には金属が用いられている[2][41]。アメリカ版では、追跡ミサイルの発射管が開くシーンが追加されている[3]。
「富士」
日本所属の世界最大級の海洋観測船で、ジェットヘリや潜水球を搭載する。ギルバート諸島沖で、クロムウェル海流の調査を行う。
撮影には全長13メートル、クライスラー製のエンジンで稼働する鉄製の大型ミニチュアが用いられた[46][29]。甲板上のヘリコプターは、『キングコングの逆襲』でのドクター・フーのヘリコプターのミニチュアを流用している[47]。
潜水球(水中カプセル[33])
「富士」に搭載されている潜水球で、船体には「NO-4 TOKYO」とマーキングされている。田代とマッソン、ペリーの3人が搭乗した。クロムウェル海流の調査中に海底火山の噴火に遭い、ワイヤーを切断されて浮上不可能になってしまうが、アルファー号の手によって助けられる。
ミニチュアは、大中小3サイズが用いられていた[48][49][注釈 12]。