緯度0大作戦
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全長100 m[出典 11]
全幅19.5 m[出典 12]
重量8,000 t[34]
速度

50ノット(水中)[34]

マッハ1(空中)[出典 13]

装備

レーザー光線[33]

電子バリアー[33]展開装置[24]

二重投影機[33]

ジェット煙幕展張機[33]

急速浮上/潜行ノズル

ミサイル発射


アルファー号[出典 14][注釈 2]
マッケンジーが保有する万能潜水艦[出典 16]。普段は緯度0のドックに停泊している。1805年6月21日スコットランドヘブリディーズ諸島ストーノーウェイで進水した[34]。以後、150年以上にわたるマリク率いる黒鮫号との戦いに供されている。当初は単なる潜水艦であったが、黒鮫号との戦闘のたびに装備が追加されており、劇中では飛行能力も追加して海空を行く万能潜水艦となる[32][30]。艦の操縦はかなり自動化されており、クルーは艦長マッケンジーと助手の甲保、船医のアンの3人のみで、操縦はモニターを見ながら行う。

デザインは井上泰幸による[出典 17]。原作では「Ω号」で、デザイン画にも踏襲されたが[出典 18]、時計のオメガの商標と重なることから変更された[29][36]

ミニチュアは、6メートルの大サイズ[30][注釈 3]、3メートルの中サイズ[注釈 4]、1.5メートルの小サイズの3種類が製作された[出典 19]。いずれも木製[出典 20]。海上シーンに用いられた大サイズは、側面の扉が開閉可能となっている[38][37]

中サイズのミニチュアは、後に黒く塗装されて映画『アナザー・ウェイ ―D機関情報―』のテスト撮影に用いられ[39]、1992年の時点で東宝特美倉庫に保管されているのが確認されていた[30]。特撮美術監督の三池敏夫によれば、1999年に行われた倉庫整理の際に処分されたとみられる[40]


進水日は、脚本を手掛けたテッド・シャードマンの誕生日に由来する[5]

諸元黒鮫号
全高18 m[25][27][注釈 5][注釈 6]
全長114 m[出典 22][注釈 5][注釈 7]
全幅23.4 m[25][27][注釈 5][注釈 8]
重量9,000 t[34]
速度アルファー号以上
装備

追跡ミサイル発射筒×2[出典 25]

電子レーザー砲[注釈 9]×2[2]


黒鮫号(くろさめごう)[32]
マリクが保有する高性能潜水艦[44][24]。150年以上にわたるマッケンジーとの戦いに用いられている。水中速度はアルファー号よりも速いが[34]、電子バリアーを装備しないため、緯度0の電子バリアーを突破できないという弱点を持つ[注釈 10]。当初、マリクは黒鮫号を「黒い蛾」に任せていたが、失敗が続くことから「黒い蛾」をグリホンに改造し、自ら黒鮫号に乗り込みマッケンジーに挑んだが、とどめを刺そうしたところをグリホンに襲撃され、最後はマリクが誤射したレーザー砲によって発生した崖崩れにグリホンごと巻き込まれ、粉砕された。

艦名の「黒鮫」は原作の「シャーク号」が基になっている。海外版でも「ブラック・シャーク」という名になっている[41]

デザインは東宝特美の豊島睦が担当した[出典 27][注釈 11]。サメのイメージは井上の提言による[45]

ミニチュアは、3メートルの大サイズと1メートルの小サイズが作られた[2][41]。いずれも木製で、アンテナや砲塔には金属が用いられている[2][41]。アメリカ版では、追跡ミサイルの発射管が開くシーンが追加されている[3]

「富士」
日本所属の世界最大級の海洋観測船で、ジェットヘリや潜水球を搭載する。ギルバート諸島沖で、クロムウェル海流の調査を行う。

撮影には全長13メートル、クライスラー製のエンジンで稼働する鉄製の大型ミニチュアが用いられた[46][29]。甲板上のヘリコプターは、『キングコングの逆襲』でのドクター・フーのヘリコプターのミニチュアを流用している[47]

潜水球(水中カプセル[33]
「富士」に搭載されている潜水球で、船体には「NO-4 TOKYO」とマーキングされている。田代とマッソン、ペリーの3人が搭乗した。クロムウェル海流の調査中に海底火山の噴火に遭い、ワイヤーを切断されて浮上不可能になってしまうが、アルファー号の手によって助けられる。

ミニチュアは、大中小3サイズが用いられていた[48][49][注釈 12]


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