緑地
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都市公園以外で公園緑地に準じる機能を持つ施設

都市公園をのぞく公共空地、国民公園自転車歩行者専用道路歩行者専用道路、地方自治法設置または市町村条例設置の公園、公共団体が設置している市民農園、公開している教育施設(国公立)、河川緑地(河畔林、樹林帯)、港湾緑地農業公園児童遊園、公共団体が設置している運動場やグランド、こどもの国など


公共公益施設における緑化樹木の植栽地など

学校の植栽、地下水処理場などの付属緑地、道路環境施設帯および植樹帯、その他の公共公益施設における植栽地など



民間施設緑地

市民緑地、公開空地、市民農園(上記以外)、一時開放広場、公開している教育施設(私立)、市町村と協定などを結び開放している企業グランド、寺社境内地、民間の屋上緑化空間、民間の動植物園など


東京緑地計画詳細は「東京緑地計画」を参照

1939年(昭和14年)につくられた大東京における緑地帯、景園地などを含む総合的な緑地計画。日本の都市計画および公園史上初めての大規模かつ具体的なマスタープランである。内容および同計画における緑地の分類は、東京緑地計画を参照。

なお、東京緑地計画を端緒とした、日本各地の大緑地についても東京緑地計画を参照。
辞書などでの“緑地”

その一方、一般向けの辞書の類においては字の印象からか古典籍によったかは不明であるが、「植物に被われた土地」を第一義に上げる。緑地を造園学・都市計画学の大家でもある北村、飯沼両名は新造語として掲げていることから、1930年代当時、一般の用法としてこの意味で使われていたとは考えにくい。

新旧いずれの都市計画法においても緑地の定義は書かれていないが、首都圏近郊緑地保全法、都市緑地保全法では、「緑地」を「樹林地、草地、水辺地、岩石地若しくはその状況がこれらに類する土地が、単独で、若しくは一体となつて、又はこれらに隣接している土地が、これらと一体となつて、良好な自然的環境を形成しているものをいう」として英語のGreenfield landに近い意味で定義している。このため、法律内限定で都市計画法等と違う意味で「緑地」を使用することの宣言を行っているという見方と、法律中の定義が正式の語義であるという見方が混在することとなった。

後の都市緑地法では、都市緑地を都市の自然環境保全景観の向上を目的として都市計画で定められる緑地の意味で用いているが、今日では都市計画の専門辞典においても、一般辞書の語義を用いている例もある。
緑地資源

緑地資源とは地域に残っている樹林地竹林、草地、農地、水辺などを、環境維持、改善のための貴重な資源とみる考え方で、具体的には資源の種類、所在地、規模、内容、貴重度などを調査、評価して、地域景観計画、環境基本計画などの立案の参考資料としている。
緑道詳細は「緑道」を参照

に覆われ、緑を楽しみながら安全に歩けるようにしている歩行者専用道路(遊歩道)や自転車専用道路自転車歩行者専用道路などを緑道といい、日本では都市公園(営造物公園)の種類にもある。緑道は緑のネットワークをつくるうえで重要な要素である。既成市街地では小河川水路沿いの環境(もしくは暗渠化跡のスペース)を活用したものも多く、ニュータウンなどでは意図的に取り入れられる場合もある。この他、鉄道廃線跡や線路の移設に伴い生じたスペース(高架化した線路の下、地下化による線路跡等)、更には高圧電線の下部空間を有効利用したものなどもある。@media all and (max-width:720px){.mw-parser-output .mod-gallery{width:100%!important}}.mw-parser-output .mod-gallery{display:table}.mw-parser-output .mod-gallery-default{background:transparent;margin-top:.3em}.mw-parser-output .mod-gallery-center{margin-left:auto;margin-right:auto}.mw-parser-output .mod-gallery-left{float:left;margin-right:1em}.mw-parser-output .mod-gallery-right{float:right}.mw-parser-output .mod-gallery-none{float:none}.mw-parser-output .mod-gallery-collapsible{width:100%}.mw-parser-output .mod-gallery .title,.mw-parser-output .mod-gallery .main,.mw-parser-output .mod-gallery .footer{display:table-row}.mw-parser-output .mod-gallery .title>div{display:table-cell;text-align:center;font-weight:bold}.mw-parser-output .mod-gallery .main>div{display:table-cell}.mw-parser-output .mod-gallery .gallery{line-height:1.35em}.mw-parser-output .mod-gallery .footer>div{display:table-cell;text-align:right;font-size:80%;line-height:1em}.mw-parser-output .mod-gallery .title>div *,.mw-parser-output .mod-gallery .footer>div *{overflow:visible}.mw-parser-output .mod-gallery .gallerybox img{background:none!important}.mw-parser-output .mod-gallery .bordered-images .thumb img{outline:solid #eaecf0 1px;border:none}.mw-parser-output .mod-gallery .whitebg .thumb{background:#fff!important}

手稲緑道(2011年8月)

いずみ緑道

暗渠化され江川緑道と名づけられた福岡江川上流部

中野久木緑道

辰巳の森緑道公園

新木場緑道公園

東八潮緑道公園

烏山川緑道

玉川上水第二緑道

桃園川緑道 杉並区

谷端川南緑道

北沢川緑道、代沢三丁目付近

練馬区立田柄川緑道

柚木緑道

尾張広域緑道

中井筋緑道


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