緋弾のアリア
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東京武偵高校2年X組[注 34]所属で武偵ランクはS。『強襲科』・『狙撃科』・『車輌科』の3つを掛け持ちしており、まじめで学業成績も優秀である。
下級生
風魔 陽菜(ふうま ひな)
声 -
今村彩夏黒髪ポニーテールの少女で、口当てで口元を覆い、長いマフラーの様な赤布を首に巻いている[注 35]。東京武偵高校2年[注 36]。専門科目は『諜報科』でランクはB。高名な相模の忍者の末裔だという噂があり、一人称は「某」、語尾に「ござる」を付けるなど典型的な忍者口調で話している。キンジの『戦妹』であり、神奈川武偵高付属中学でキンジとの戦闘訓練で、『HSS』を発動させたキンジによって赤子の手をひねるように倒されてからは、キンジを尊敬するようになり、「師匠」と呼ぶようになっている。情報収集には使えるために、キンジは報酬代わりに『戦妹』としている。普段は修行と称してバイトに精を出す赤貧少女であり、よく腹を空かせている。そのため、報酬が食べ物でも依頼を請け負うこともある。携帯武器はクナイと火縄銃。その他にも手裏剣・煙玉・刀・鉤爪なども使用している。
武藤 貴希(むとう きき)
東京武偵高校2年。専門科目は『車輌科』。武藤剛気の妹。兄に似ている点は(女子にしては)長身で170センチメートル近くあることと、操縦に対する執着が度を越していること。シャープな美人顔で、レースクイーンのバイトをしている。命知らずのスピード狂らしく、口癖は「轢いちゃうぞ」。先輩であるキンジにも平気でタメ口を使っている。
宗宮 つぐみ(そうみや つぐみ)
東京武偵高校2年。眼鏡に三つ編みの気弱な女子。専門科目は『救護科』で、獣医学を専攻している。レキの依頼でハイマキの治療や彼女の留守中に面倒を見たりしている。
上級生・卒業生
時任 ジュリア(ときとう ジュリア)
東京武偵高校在籍時は3年生。専門科目は『超能力捜査研究科』。SSRの首席候補でハーフ。卒業後は
モスクワ大学の超心理学科への推薦入学が決まっている。脳波計(スキャンメトリー)と呼ばれる超能力の持ち主で、接触した人間の脳波から思考を読むことを得意としている。そして読み取った内容が、その本人に少しでも危険を及ぼすことだった場合、その本人に注意する自分ルールがあり、そのせいでみんなから避けられている。緋弾の力を引き出そうとするアリアに教授するが、力を使えない彼女を酷評している。キンジに依頼され、マキリによって意識を失うCLA職員の関から金叉の情報を引き出すために依頼を受けた[54]。マキリやノチゥを受け半殺しの体となる関を見ても動じなかった。彼女の力は死体の脳からでも読み取ることができ、読み取るだけでなく、任意で相手から記憶を消すこともできる。
成瀬 ゆかり(なるせ ゆかり)
声 - 佐藤聡美東京武偵高校在籍時は3年生。専門科目は『特殊捜査研究科 (CVR)』。おっとりとした雰囲気の女性。理子からは「ゆかりん」の愛称で呼ばれる。同性が好きな趣向から、CVRに所属しておりアリアを一目見たときから気に入ってアプローチを仕掛けたいと思っていたが踏み出せず、CVRの教科棟の近くでバスケットボールをしていたバスカービル面々を見つめていた。当初はキンジに気があるような雰囲気を醸し出しており、理子にもゆかりはキンジに惚れていると思われていたほど。そのため、理子はキンジとゆかりを交際させようとしていた。念願のアリアと会話をして、居てもたってもいられずアリアに「お姉様」と呼んで欲しいと頼むが、そのさまに震え上がったアリアに逃げられてしまっている。
東京武偵高・教員
高天原 ゆとり(たかまがはら ゆとり)
声 -
中原麻衣[55]東京武偵高校2年A組担任で『探偵科』を担当している女性。22歳、独身。キンジ達の担任であり、笑顔を絶やさない穏やかな性格で気が弱い。だが、武偵高に来る前は凄腕の傭兵であり、頭部を狙撃されて戦えない体になるまでは、「血塗れゆとり(ブラッディー・ユトリ)」と恐れられていた。綴、蘭豹と3人でルームシェアをしているが無傷であり、キンジからは只者ではないと評されている。戦えなくなっているだけで殺気は放つことができる。
綴 梅子(つづり うめこ)
声 - 浅野真澄東京武偵高校2年B組担任で『尋問科』の教諭。蘭豹の親友。ダルそうな雰囲気かつ危ない雰囲気の女性。常にタバコらしき物を吸っており、それを使って生徒に根性焼きを行うなどサディスティックな面を持っている。生徒の個人情報に精通しており、情報通でもある。尋問の技術においては日本でも五本の指に入る名人。
蘭豹(らんぴょう)
声 - 矢野亜沙美東京武偵高校2年C組担任で『強襲科』の教諭。19歳。長いポニーテールの女性で、香港の「貴蘭會(グイランフィ)」というマフィアのボスの愛娘。かつて香港で無敵の武偵と恐れられた女傑ではあるものの、その凶暴さゆえに香港に出入り禁止となっており、各地の武偵高をクビになりながら転々としている。フィジカルはアリアを超えており、素手でバスを横転させるなどしている。
矢常呂 イリン(やどころ イリン)
『救護科』の教諭で女性。ヒルダの毒に侵された理子を治療しており、その治療の腕前を見たワトソンから天才と評されている。
南郷(なんごう)
『狙撃科』の教諭で、無口かつ感情に乏しい。ココ戦ではレキが負傷をしたことも気にしていないほど。その他にも「背後に立ったから」という理由で生徒を負傷させた逸話も持つ。
チャン・ウー
『諜報科』の教諭と徒友(アミカ)制度の副監督を務める人物。片言のオネエ言葉で話す。声はしても姿が見えないという謎な人物。
結城 ルリ(ゆうき ルリ)
『CVR』の教諭。元女優
江戸川(えどがわ)
『車輌科』の教諭。キンジ達が武偵高を去った日、ホテルを取っておいてくれた。
緑松 武尊(みどりまつ たける)
東京武偵高校の校長。通称「見える透明人間」。容姿や声などの何もかもが、日本人の平均的特徴を取っており、逆に全く記憶に刻まれないという特徴のない特徴を持つ。それゆえに気をつけていても、気づいたときには既に遅い状況になる。普段は温和だが本気になると殺気や気配すらも消え、そこにいることを判別することさえも困難になる。教師陣すら恐れる東京武偵校で最も危険な人物である。
イ・ウー
シャーロック・ホームズ
声 -
山本格(CR緋弾のアリア)[56]【イ・ウー】のリーダーであり、「教授(プロフェシオン)」と呼ばれている。史上最高の探偵シャーロック・ホームズ1世本人であり、『緋弾』の持つ延命効果によって150年以上の時を生きており、20代に見える外見を持つ。盲目であるものの、周囲に気付かれることはなかった[注 37][57]。格闘技・西洋剣術・拳銃の達人でもあり、現在の『武偵』の原型にもなっている天才[58]。未来予知と言っても良いレベルにまで研ぎ澄まされた優れた推理力「条理予知(コグニス)」と[59]、イ・ウーのメンバーから習得した、多くの技術と超能力により圧倒的な強さを誇る[注 38][60]。『色金』でできている『緋弾』の力を用いることができる[61]。『緋弾』を過去のアリアに撃ち、老化の進んだ状態でキンジと戦闘し圧倒するも自らの予知を覆して自身を倒したキンジを一目置くようになる。その後、逃亡後に1度死んでいるがブラド女史[注 39]によって蘇生と遺伝子改造を施されており、若さを取り戻しつつキンジと戦ったときの数倍の状態にまで力を付けている。後に【N】を倒すべく行動を起こすが、ネモによる反撃によって意識不明の重体に陥っており、バチカンのシスターたちに治療を施されるものの意識を取り戻すのは難しい状態と診断されている。携帯している武器は「アダムズ1872・マークIII」、「イクスカリヴァーン[注 40]」。
ブラド
声 - 三宅健太吸血鬼。ドラキュラ伯爵本人。【イ・ウー】のNo.2であり、「無限罪のブラド」という異名を持っている。普段は、度重なる遺伝子の上書きによって、小夜鳴徹という別の人格と姿になってしまっている[注 41]。吸血鬼の状態では鬼のような外見となり、圧倒的な膂力を発揮するだけでなく、体内のどこかに4つ存在する『魔臓』[注 42]という器官の機能によって、負傷しても瞬時に回復できる。そのため無敵に思えるが、『魔臓』のある場所には過去にバチカンの聖騎士によってつけられた目玉状の模様があるため、弱点が露出してしまっている[注 43]。小夜鳴徹となっている際の礼儀正しい口調は消え、外見同様荒々しい言動と吸血鬼からは想像できない咆哮を放つ。種としての吸血鬼は吸血により自分の遺伝子を上書きして進化する生物で、その多くは無計画な吸血により滅びたが、ブラドは計画的に人間の遺伝子のみを取り込むことにより生き残った個体であり、優れた人間の遺伝子を手に入れることに執着している。120年前に建設中のエッフェル塔にて初代リュパンや3代前の双子のジャンヌ・ダルクと戦い引き分けている。現代ではリュパンの曾孫である理子を連れ去り、優れた遺伝子を残す為の母体とするべく監禁していた。その後、脱走した理子を追ってイ・ウーに辿り着き、そこで「教授(プロフェシオン)」と戦うも敗北。以後は理子の監視を含め組織に身を置くことになる。キンジたちを追い詰めるが、キンジ・アリア・理子の3人の連携により4箇所の魔臓を同時に潰され再生能力を無効化され倒された。
小夜鳴 徹(さよなき とおる)
声 - 野島健児[55]東京武偵高の『救護科』の非常勤講師を務める男性。見た目は20歳。正体は【イ・ウー】のブラドが人間に擬態した時の姿・人格である。誰に対しても敬語で話す礼儀正しい性格で、ブランドのスーツとネクタイを着込み、スラッとした細身で長髪の美青年であることから女生徒に人気がある。普段は横浜郊外に位置する『紅鳴館(こうめいかん)』の管理人をしている。別人格であるブラドとは、意識することで会話ができる。紅鳴館の主であるブラドを彼と呼んでおり、居場所を問われたりした際には「遠くに行っている」と答えている。武器は、クジール・モデル74[62]
パトラ
声 - 浜崎奈々(CR緋弾のアリア)ツンと高い鼻と切れ長の目の、おかっぱ頭の美人。クレオパトラの子孫であり、本人はその生まれ変わりを自称している[63]。「砂礫の魔女」の通り名を持っている。大の男嫌い。元【イ・ウー】のNo.2の実力者だったが、素行の悪さから組織の厄介者となり、組織を追放されている。しかし自身を生まれながらのファラオだと思い込んでいるため、シャーロックが死んだら次の【イ・ウー】のリーダーとなり、エジプトを足がかりとして世界征服を目論んでいた[64]。世界最強の魔女の1人であり[注 44]、ピラミッド状の建物が近くにあると無尽蔵に魔力が使えるようになる[65]
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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