緋弾のアリア
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声 - 不明[注 78]名古屋武偵女子2年筆頭の「軍紀[注 79]委員長」。出征兵[注 80]の監視と敗戦兵[注 81]への制裁を受け持っている。出で立ちはアリアと似ており、違いは髪の色が黒という点など。一人称は「俺」。性格はかなり好戦的かつ凶暴。あかり達に敗北したひかり達3人への制裁のため上京し、まとめて蹴散らすも、通りがかりで割り込んだアリア(とレキ)に惨敗した。この結果、アリアの強さに惚れ込み、「俺を嫁にしろ」と迫って彼女を困惑させた[246]。ナゴジョ戦では武極の腹心としてあかりたちを迎え撃つが、風圧で露になったナゴジョ制服を着たあかりの下着が、鯱の体が死角となって見えず、見えなかったために怒りを買い、理不尽な理由で志乃と麗に瞬殺された。携帯している武器は2丁のスプリングフィールドXDと、新体操に使う様な合金製のリボン[247]
武極 昴(ぶきょく すばる)
名古屋武偵女子3年。統括委員長。制帽を被った長身長髪の女子生徒で、当代のナゴジョで1番強いとされている。左の二の腕に武偵高のタトゥーを入れている。圧倒的カリスマと、常人の16倍の筋力を発揮できる特異体質[248]を用いて旧校舎を占拠している。徹底した武力第一主義かつ女性上位主義の持ち主で、男を排斥した「強い女だけの社会」の形成を目論んでいる。ナゴジョ支配から始まり、ゆくゆくは名古屋市を占領するだけに留まらず、独立国家「女日本」の建国を目標に掲げていた[249]が、ひかりらを主体とする反対派とその協力者であるあかりたちの介入により失敗に終わる。その後は教師に諫められたことで方針転換し、武力ではなく愛をテーマにした女日本を目指すようになった。武器は合金製の巨大な太刀。
向 那那子(むかい ななこ)
外交委員。各地の武偵高から強い女子武偵をスカウトし、招聘生名目でナゴジョに招き武極一派の戦力を増やしている。女子校に興味を持っていたライカを言いくるめてナゴジョに連れてくるが、麒麟の出現により他の招聘生共々戦意喪失させられる結果に終わった。
間宮家
間宮 ののか(まみや ののか)
声 -
水瀬いのり『AA』に登場。あかりの2歳下の妹で、一般校に通う中学生。ドジな姉を支えるしっかり者。2年前にイ・ウー特戦隊の襲撃を受けた際に夾竹桃から符丁毒を打ち込まれており、『武偵殺し』によるバスジャックが起きたその日に毒が発症し視力を失ってしまうが、あかりに逮捕された夾竹桃が解毒法を自白したお陰で回復した。
間宮 みすず(まみや みすず)
声 - 早水リサ『AA』に登場。あかりとののかの母親。娘たち同様、童顔だが巨乳。一見淑やかな雰囲気の美女だが、あかりの回想ではかなりの手練だったことが窺える。「戦時が来たら人々を守るために戦って欲しい」という願いの元、あかりとののかがまだ幼い内から彼女達に間宮の術を伝承した[250]
間宮 こまち(まみや こまち)

間宮 トキ(まみや トキ)

間宮 つばめ(まみや つばめ)

間宮 もえぎ(まみや もえぎ)

AA・その他
愛沢 湯湯(あいざわ ゆゆ)、愛沢 夜夜(あいざわ やや)
声 -
麻倉もも(湯湯) 、橋本ちなみ(夜夜)東京武偵高校2年。専門科目は『強襲科』。麗の取り巻きの双子。見分けがつくようにするためか、着用しているカチューシャにそれぞれ「や」と「ゆ」が書かれている。ややマゾヒストの気があり、自分達を完全に道具扱いする麗の人使いの荒さに愉悦を感じている[251]。ナジカの手によって、ナジカの姿に変装させられた麗に気づくなど、麗への忠義は高い[252]。携帯武器はMAC-10かMAC-11。
夾竹桃(きょうちくとう)
声 - 堀江由衣『AA』に登場。理子の手引きによりジャンヌと共に武偵校に潜入していた『イ・ウー』の刺客。「魔宮の蠍」の異名を持つ猛毒使い。本名は鈴木桃子。千葉県出身。専門科は『鑑識科』。セーラー服を普段着としている。日本人形の様に切り揃えられた黒髪を持つ、クールな雰囲気の美少女に見えるが、実年齢は24歳。東京大学薬学部卒。愛煙家らしく、煙管を愛用している(あかりには「喉の薬」と嘘をついている)。百合愛好家であり、「クリスチーネ桃子」というペンネームで自ら同人誌を執筆し、同期である理子やジャンヌにも手伝わせることがある。「この世に自分の知らない毒が存在することが許せない」と公言するほどの毒使い。そのためには手段を選ばず、毒を他人に投与しては新たな毒の製法を強請り取るという行為を繰り返しており、風魔一族からも使用者でなければ解毒困難な猛毒「符丁毒」を奪っている。間宮から奪った秘伝書から「鷹捲」を毒の一種と推測し、2年前にののかに打ち込んだ符丁毒の解毒を条件に「鷹捲」を得るべくあかりをイ・ウーに引き込もうと追い詰めるが、志乃を傷つけたことで怒ったあかりの鷹捲を喰らい敗北。求めていた物が毒でないことを身をもって知り、逮捕された。その後は夏コミへの参加を条件に司法取引を成立させ(AA4巻の巻末4コマより)、年齢を詐称しあかりのクラスメイトとして武偵高に編入している。あかりたちのことは同人誌のネタ元として密かにつけ回しており、その過程で第三者の暗躍などを知ると本人たちに警告している。武器はワイヤー、M134[253][注 82]。左手の爪にそれぞれ異なる毒を仕込んでいて、普段は手袋で隠している。更に体内に83種の毒を持っており、意図的に毒や薬の成分を分泌させて舌に滲ませられる。
水蜜桃(すいみつとう)
声 - 斎藤千和アニメ版『AA』に登場。夾竹桃の姉で、本名は鈴木蜜子[254]。26歳だが外見は緑色のショートヘアーの少女であり、妹以上に実年齢より若く見える。物静かな妹と比べ饒舌で、かつ口調が下品。ガトリング銃やグレネードランチャーを搭載した戦闘用特殊装甲車両を操る。妹のバックアップのために武偵高近辺に潜伏していたが、あかりに逮捕された妹を奪還すべく現れ、アリアとあかりと交戦する。最後は2人に加え志乃ら仲間たちとの連携攻撃によって装甲車両を停止させられ逮捕、その後妹と共に司法取引を行った。
さしみ
田舎の海岸・猫ヶ浜にある民宿「うおやど」の女将の娘。ウェーブのショートカットと首筋のほくろが特徴の女の子。海水浴客の捨てるゴミのせいで海が汚れることを快く思ってはいない。彼女が猫ヶ浜に訪れる客達の間で噂になっていた妖怪の正体。変装した姿で海猫様と名乗り、海水浴客を追っ払っていた。変装した姿であかり達を追い返そうとしたが返り打ちに合い、説教されることで反省した[255]
海猫(うみねこ)
あかり達が任務で赴いた猫ヶ浜に住む妖。猫の耳と尻尾を生やし、胸から下を鱗に覆われた女性の姿。地元では「猫海様」と民話として崇められて言い伝えられている。ゴミ拾いをして、海を綺麗にしたあかり達にお礼として鯛を民宿の前に手紙と共に贈った[255]。その後、あかり達に依頼をしている。
中村 ナジカ(なかむら ナジカ)
「栗鼠娘(リスむすめ)」の異名を持つ泥棒の少女。肌は色黒で、髪型はサイドポニー。狡猾な手口で犯行を行うが、盗みの利益は親のいない貧しい子供たちなどに分け与える義賊。1度、桜によって窃盗行為を邪魔されたことを根に持っており、麗に化けた上で薬を盛ろうとしたが、本物の麗によって未遂に終わっている[256]
加納 ユキ(かのう ユキ )
旧公安0課所属の女性。幼い見た目から潜入捜査を特技としている[257]。東京武偵高にも中等部の1年生として潜入しており、桜の持つ特殊な技能である『悪のニオイを嗅げる』ことが本当かどうかを確認すべく、一時的にあかりたちのグループに見習いとして加入している[258]
用語解説
武偵関連
武偵
凶悪化する犯罪に対抗するために新設された国家資格。語源は「武装探偵」の略。武偵免許を持つ者は武装を許可され、逮捕権を有するなど警察に準ずる活動が可能になるが、あくまで武偵は金で動き、金さえ貰えれば武偵法の許す限りどんな仕事でも請け負うため「何でも屋」の側面がある。また、同様に武装を許可された「武装弁護士」「武装検事」も存在する。
武偵ランク
武偵には通常EからAまでのランクが存在し、民間からの有償の依頼解決の実績や学科の各種中間・期末試験の成績からランク付けされる。Aランクの上に特別なSランク
[注 83]が存在し、限られた人物にだけそのランクが与えられている。そしてSの上には、小国の軍隊を1人で相手にできる実力をもつRランク[注 84]が存在する。
武偵弾[注 85]
プロ武偵などに渡される特別な弾薬で種類は、炸裂弾(グレネード)・徹甲弾(ピアス)・破砕弾(クラック)・飛散弾(クラスター)・閃光弾(フラッシュ)・音響弾(カノン)・煙幕弾(スモーク)・焼夷弾(フレア)がある。数百万はくだらない。
武偵憲章
国際武偵連盟 (IADA)が発足時に作成した「武偵の心得」[259]で、全部で10条ある。これらは作者の母校である高校の校訓を基盤に、アレンジを加えたものであることが言及されている[259]
仲間を信じ、仲間を助けよ。

依頼人との契約は絶対守れ。

強くあれ。ただし、その前に正しくあれ。

武偵は自立せよ。要請なき手出しは無用のこと。

行動に疾くあれ。先手必勝を旨とすべし。

自ら考え、自ら行動せよ。

悲観論で備え、楽観論で行動せよ。

任務は、その裏の裏まで完遂すべし。

世界に雄飛せよ。人種、国籍の別なく共闘すべし。

諦めるな、武偵は決して諦めるな。

武偵法
日本の武偵の行為に関する法律。9条で殺人禁止を定めている。
武偵校
武偵を育成する教育機関の総称。一般教育課程も履修するが、学業の大半は武偵に関する授業である。
東京武偵高校
レインボーブリッジ南方に浮かぶ南北およそ2キロメートル・東西500メートルの人工浮島に設立された、武偵を育成する総合教育機関。一般教育の他に武偵の活動に関わる専門科目を履修でき、学園や民間からの依頼を受けてそれをこなすことも授業の一環とされている(報酬は任務を遂行した本人に支給される)。校則により校内での拳銃・刀剣の携帯が義務付けられており、制服は男女共に防弾繊維を使用した『防弾制服』である[注 86]
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