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出典検索?: "綾波レイ"
無表情で感情の起伏が乏しく、どこかしら「人形」を彷彿とさせるキャラクター像は綾波が誕生する前にも少なからず存在したが、あまり目立つものではなかった。しかしそれらを全て体現しながらも物語の枢軸に据えられた「綾波レイ」というキャラクターの登場で、後のアニメのみならず、ゲーム、漫画、ライトノベルなどのキャラクターデザイン、造型に大きな影響を与えた。このような現象で生まれたキャラクター、または同系統に属するキャラクターは「無口系」「綾波レイ系」「無感情系」などと呼ばれる。
アニメ雑誌『月刊ニュータイプ』においてアニメヒロインを分析する企画記事が書かれた際、アニメ黎明期(1970年代 - )から既に確立されていた種のヒロイン系統(ノーマル系、お嬢様系、男勝り系、セクシー系)に加え、1990年代に入って新規に開拓された「5番目」のタイプのヒロインが綾波であったと解釈し体系付けている。 イメージモチーフはキャラクターデザイナーを務めた貞本義行から、筋肉少女帯の「何処へでも行ける切手」という曲において、綾波の包帯のイメージを得ていることが一つ挙げられる[9]。ちなみに「何処へでも行ける切手」の歌詞は、丸尾末広の漫画『少女椿』の主人公「みどりちゃん」をモデルとしており、さらにこれは森田童子の楽曲「セルロイドの少女」に登場する「みどりちゃん」に由来している。 色白・青色の髪・赤い瞳などの容姿は「将来的にゲーム化された際、髪が青で目が赤ければドット絵でもレイと分かるだろう」という商業的、デザイン上の理由で決められている[9]。以下、キャラクター設定の経緯についての貞本の発言を挙げる。目を赤くしたのは庵野さん。庵野さんが、確かにそれで行こうと言ったんだけど。…(中略)…(プロデューサーに)なんか特徴が足りないって言われて。髪の毛の色と目の色は、やっぱりアニメっぽくしてくれと。見た瞬間にキャラクターがわかる色にしてくれと。…(中略)…それで髪の毛の青だけは、前の企画の『ウル』の主人公が一人だけ青なんですよ。それだけ持ってきて、女の子、全てのキャラクターは黒なんだけど、女の子だけ髪の毛を青にしたいと。それでやったらなんか、庵野さんが「赤い目にしない?」とか言い始めて。「えーっ、赤い目?」それで塗ってみたら、あっ、かっこいいって。 ? 貞本義行、『スキゾ・エヴァンゲリオン』165ページより 黒い靴下を履いている理由については、貞本義行が中学生時代、女子ハンドボール部員がこぞって黒い靴下を履いているのを見て「戦う少女=黒い靴下」と認識したことによるもの[10]。 この節は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方)
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