続日本紀
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吉備真備ら帰国。舎人親王(『日本書紀』編纂の主催者)死去。葛城王を橘諸兄と改名。

藤原四兄弟次々と死去。天然痘大流行。

安倍内親王立太子。橘諸兄右大臣なる。

聖武天皇、光明皇后が智識寺盧舎那仏を拝する。大宰小弐、藤原広嗣が挙兵する。広嗣斬殺される。恭仁京遷都の詔。

国分寺建立の詔

大宰府を廃止する。紫香楽に離京を造る。

墾田永年私財法制定。聖武天皇、大仏建造を発願。恭仁京の造営中止。

難波宮を皇都とする。

行基を大僧正とする。都を平城京に復す。大宰府復活。奈良で大仏の建造着手。

難波宮で聖武天皇の容態危篤。

恭仁宮の大極殿を山背国分寺に施入。

元正上皇崩。

行基没。陸奥国初めて黄金産出、献上。天平感宝と改元。




宝字称徳孝謙皇帝(ほうじしょうとくこうけんこうてい)(第四十六代)孝謙天皇

巻十八 孝謙紀二 天平勝宝二年正月より天平勝宝四年十二月まで

卷十九 孝謙紀三 天平勝宝五年正月より天平勝宝八歳十二月まで

卷二十 孝謙紀四 天平宝字元年正月より天平宝字二年七月まで

聖武天皇譲位。阿部皇太子即位(孝謙天皇)。天平勝宝と改元。大仏鋳造終わる。

懐風藻(わが国最初の漢詩集)成る。

東大寺大仏開眼供養。

唐僧鑑真大伴古麻呂の船で日本着。藤原宮子崩。

東大寺戒壇院成る。

橘諸兄左大臣を辞任。聖武上皇崩。遺詔により道祖王立太子。

橘諸兄没。道祖王皇太子の位を失う。大炊王立太子、藤原仲麻呂の専制に対し、諸兄の子奈良麻呂ら決起するが敗れ、処刑者多数。



淡路廃帝(あわじはいたい)(第四十七代)淳仁天皇

卷二十一 淳仁紀一 天平宝字二年八月より天平宝字二年十二月まで

卷二十二 淳仁紀二 天平宝字三年正月より天平宝字四年六月まで

卷二十三 淳仁紀三 天平宝字四年七月より天平宝字五年十二月まで

卷二十四 淳仁紀四 天平宝字六年正月より天平宝字七年十二月まで

卷二十五 淳仁紀五 天平宝字八年正月より十二月まで

孝謙天皇譲位、大炊王即位(淳仁天皇)、藤原仲麻呂に恵美押勝の姓を賜う。小野田守帰国し、唐の安禄山の乱を報告。

唐招提寺建立。新羅の攻撃を準備。

藤原仲麻呂、大師に任ぜられる。光明皇太后崩。

近江保良宮を北京とする。

孝謙上皇と淳仁天皇不和となる。孝謙出家。多賀城秋田城など整備。全国的に飢饉、疾病。

藤原良継らの仲麻呂打倒計画挫折。鑑真没。道鏡少僧都に任じられる。



孝謙天皇重祚 (第四十八代)称徳天皇 

卷二十六 称徳紀一 天平神護元年正月より十二月まで

卷二十七 称徳紀二 天平神護二年正月より十二月まで

卷二十八 称徳紀三 神護景雲元年正月より十二月まで

卷二十九 称徳紀四 神護景雲二年正月より神護景雲三年六月まで

卷三十 称徳紀五 神護景雲三年七月より宝亀元年九月まで

藤原仲麻呂(押勝)、道鏡の排除を企てるが敗死。道鏡大臣禅師となる。淳仁天皇を淡路に流し、孝謙上皇重祚する。

墾田永年私財法停止。淳仁天皇、幽閉所脱走を図り死亡。道鏡太政大臣となる。

道鏡、法王となる。

法王宮職を設ける。

筑前大台城が完成。

県犬飼姉女ら、称徳女帝を呪詛したこと発覚、遠流。



天宗高紹天皇(あめむねたかつぎのすめらみこと)(第四十九代)光仁天皇

卷三十一 光仁紀一 宝亀元年十月より宝亀二年十二月まで

卷三十二 光仁紀二 宝亀三年正月より宝亀四年十二月まで

卷三十三 光仁紀三 宝亀五年正月より宝亀六年十二月まで

卷三十四 光仁紀四 宝亀七年正月より宝亀八年十二月まで

卷三十五 光仁紀五 宝亀九年正月より宝亀十年十二月まで

卷三十六 光仁紀六 桓武紀一 宝亀十年正月より天応元年十二月まで

百万塔を諸寺に分配する。称徳天皇崩。白壁王(光仁天皇)が皇太子となる。道鏡を下野国に左遷。この年阿倍仲麻呂が唐で客死。

井上内親王が皇后になる。

他戸親王が皇太子になる。左大臣藤原永手没。藤原良継が内臣となる。

井上内親王が謀反を企んだことにより、皇后の地位から追われる。他戸皇太子が廃される。

山部親王が皇太子になる。良弁没。

蝦夷が桃生城を攻め、その西郭を破る。

佐伯今毛人らを遣唐使に任命。吉備真備没。

出羽国の志波村の蝦夷が立ち上がる。陸奥国胆沢の蝦夷も立ち上がる。

藤原良継が内大臣になる。藤原良継没。

藤原魚名内臣ついで忠臣になる。

藤原百川没。この頃、藤原清河が唐で客死。

覚繁城の築城を計画。伊治比麻呂が反乱を起こし、按察使を殺害し、多賀城を占領して放火した。
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