5月24日は「世界統合失調症デー」と定められている[258]。また、1992年から世界精神保健連盟により10月10日は「世界メンタルヘルスデー」と定められている[259]。
近縁疾患が望まれています。
統合失調型パーソナリティ障害(旧称:分裂病型人格障害)- 統合失調症の患者の親族に多く、統合失調症の陽性症状に似た状態である。
統合失調感情障害(旧称:分裂感情障害)- 統合失調症と気分障害(感情障害)の症状が合併した場合である。
非定型精神病 - 錯乱があり、意識変容も見られる。症状は激しいが予後はいい。
類破瓜病 - 異常体験や人格崩壊は目立たない。単純型に類似する。
接枝統合失調症 - 知的障害者が統合失調症を発症した場合である。
妄想性障害
パラフレニー - 人格崩壊が少ない妄想型である。
パラノイア - 妄想型に類似するが、妄想の内容が異なる。悪役のような妄想がある。進んでしまうと悪魔ではないかと思ってしまう。悪魔主義的で支配者でありたいとする激しい気性がある。
敏感関係妄想 - 関係妄想を主症状とし、その原因が患者の敏感性格[注釈 42]にあるもの[260]。
脚注[脚注の使い方]
注釈^ 高次脳機能は、知覚、記憶、学習、思考、判断などの認知過程と行為の感情(情動)を含めた精神(心理)機能の総称[24]。
^ ここでいう痴呆は、認知症とは全く異なり、当時、精神の不調全般に使われていた用語である。
^ 原文: “Even if it had tried, the Committee could not establish agreement about what this disorder is; it could only agree on what to call it.” [27][28]
^ ix頁の記述。
^ 原文: “The limits of the concept of Schizophrenia are unclear” [29][30]
^ 181頁の記述。
^ 原文: “It should be noted that no single feature is invariably present or seen only in Schizophrenia”[29][30]
^ 188頁の記述。
^ 原文: “Schizophrenia is defined so vaguely that, in actuality, it is a term often applied to almost any kind of behavior of which the speaker disapproves.” [36]
^ 原文: “gradually changed until the diagnosis came to be applied to a population who bore only a slight, and possibly superficial, resemblance to Kraepelin's.” [26]
^ 2000年に生物科学分野でアメリカ国家科学賞を受賞している[37]。
^ 原文: “Europeans can save American science by helping us figure out who really has schizophrenia or what schizophrenia really is.” [38][39][40]
^ 脳機能イメージングを用いた研究では、幻聴が発生した際に脳の言語野に変化が現れていることが分かっている[43]。
^ 旧名は強迫神経症。抗不安薬などの服用でも効果および治癒率が低いとされる。
^ 不自然でわざとらしい動作や表情をするようになる症状の一つ[67]。
^ ( )内英語表記は最新のICD-10は2015年版であるが、日本では平成27年2月13日付け総務省告示第35号をもって「疾病及び関連保健問題の国際統計分類ICD-10(2013年版)」に準拠する改正が行われ、平成28年1月1日から施行されている。このため日本語はICD-10 2013年版に対応している。
^ 破瓜(はか)とは女子16歳のことを指す。
^ 精神医学におけるエピソードは、ある状態(病状)が続いている期間を意味する[92]。
^ アスペルガー症候群は統合失調症に似た症状がおきやすいと以前から指摘がある。アスペルガー症候群を再評価し紹介したイギリスの医師ローナ・ウィングの最初の論文(1981年発表)では報告された18人のうち1人に統合失調症様の症状があった[96]。
^ 反証可能性を参照。
^ 誤りをチェックできない体系の意味で、非科学的と分類される[注釈 20]。
^ トーマス・サズ