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統合失調症,詳細不明 (ICD-10 F20.9 Schizophrenia, unspecified)
統合失調症、特定不能のもの。モレル・クレペリン病、統合失調症の2つの下位分類がある[90]。
この節の加筆が望まれています。 第5桁の数字(F20.XYのY)は、経過分類に用いる[91]。 第5桁の数字経過 先進的な医療、研究事例として統合失調症の判別に光トポグラフィー、脳SPECTなどの装置による画像診断をおこなうことがある[93][94][95]。 以下の疾患を除外する[81]。 前述におけるプレパルス抑制およびびっくり病、さらには糖尿病や低血糖症と差異を見出さなければならない。抗NMDA受容体抗体脳炎も2007年に提唱された比較的新しく発見された疾患であるが、NMDA受容体機能低下による統合失調症と共通病態と考えられるため、鑑別が必要である[97]。
経過分類
0持続性
1エピソード性[注釈 18]の経過で進行性の欠陥をともなうもの
2エピソード性の経過で固定した欠陥をともなうもの
3エピソード性の経過で寛解しているもの
4不完全寛解
5完全寛解
8その他
9観察期間が1年未満
出典:[91]
先進事例
鑑別疾患
てんかん
中枢神経系腫 (特に前頭葉・大脳辺縁系)
中枢神経系外傷
中枢神経系感染(特にマラリアや他の寄生虫性疾患、神経梅毒、ヘルペス脳炎)
脳血管発作
そのほかの中枢神経系疾患(白質萎縮、ハンチントン病、ウィルソン病、全身性エリテマトーデスなど)
急性一過性の精神病
情動障害
妄想性障害
統合失調感情障害、気分障害
物質乱用、投薬による症状、一般身体疾患
広汎性発達障害[注釈 19]
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