経済産業省
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WTO協定をはじめとする国際的に合意されたルールを基準として、主要国の貿易政策・措置の問題点を指摘し、撤廃や改善を促することを目的とする[29]

定期刊行の広報誌としては、隔月刊で『METI Journal : 経済産業ジャーナル』が電子媒体により発行されている。編集発行の事務は大臣官房政策評価広報課が所掌する。継続前誌は月刊の『経済産業ジャーナル』で、経済産業調査会が発行所(大臣官房広報室が編集協力)であったが、2008年8月号をもって休刊し、2008年11月・12月号から現在のタイトル、刊行頻度及び発行主体に改められた。紙媒体での発行は2011年5月・6月号をもって終了し、ウェブサイトから電子ファイルを配信する形式に切り替えられた。

ウェブサイトドメイン名は「www.meti.go.jp」。また、各経済産業局、産業保安監督部及び外局も独自のドメイン名をもつ。エネルギー庁は「www.enecho.meti.go.jp」、特許庁は「www.jpo.go.jp」、中小企業庁は「www.chusho.meti.go.jp」となっている。
経済産業省総合庁舎

経済産業省総合庁舎本館

情報
用途庁舎
設計者建設省大臣官房官庁営繕部
施工大林組奥村組淺沼組
管理運営経済産業省大臣官房
構造形式S造(一部RC造[30]
敷地面積24,533.05 m²
建築面積2,146.43 m²
延床面積52,959.72 m²
階数地上18階、地下3階
竣工1984年
所在地東京都千代田区霞が関1丁目3番1号
備考敷地面積は別館含む
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経済産業省総合庁舎別館

情報
用途庁舎
設計者建設省大臣官房官庁営繕部
管理運営経済産業省大臣官房
構造形式SRC造[30]
敷地面積24,533.05 m²
建築面積4,524.05 m²
延床面積58,535.35 m²
階数地上11階、地下2階
竣工1973年
所在地東京都千代田区霞が関1丁目3番1号
備考敷地面積は本館含む
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本省庁舎は千代田区霞が関1丁目3番1号の「経済産業省総合庁舎本館」と「経済産業省総合庁舎別館」で、地下に連絡通路がある。本館の南側には日本郵政株式会社旧本社が、北東側には東京メトロ千代田線の霞ケ関駅が隣接し、桜田通りを挟んで西側に財務省庁舎がある。

大臣等幹部や大半の内部部局の執務スペースは本館に置かれ、別館には産業技術環境局と3つの外局と所管独法の経済産業研究所産業技術総合研究所が入居している。

別館の方が古く1973年に竣工し、1984年に現在の本館が竣工するまで、通産省の本庁舎として使用された。敷地内のオープンスペースと緑地の確保のため、本館は中央合同庁舎第5号館に続く地上18階、地下3階の超高層庁舎として建設された。

省エネルギーの工夫の一つとして開口部を壁面より内側に後退させ、と同様に日射を軽減するデザインを採用している[31]。地下1階には厚生施設としてスターバックスコーヒー経済産業省店が2006年より営業していた。別館は1期工事として南側半分が1968年に完成、5年後の1973年に残り北側半分の2期工事が完成し竣工した。2008年には免震レトロフィット工法による耐震工事を実施し、防災拠点施設として必要な耐震性能を確保した。

経産省出身の著名人等

原則、政治家は除く。なお前身の商工省、軍需省、通産省時代を含む。

木戸幸一 - 内大臣 / 大東亜戦争太平洋戦争)時の昭和天皇の最側近

植村甲午郎 - 経済団体連合会会長企画院次長

岸信介 - 内閣総理大臣 / 「満州人脈」の代表格。安倍晋三岸信夫の祖父

椎名悦三郎 - 自由民主党副総裁 / 「満州人脈」の一人で後の「椎名裁定」が知られている

美濃部洋次 - 日本評論新社社長 / 「満州人脈」の一人で革新官僚の代表格の一人

玉置敬三 - 東芝社長、会長

稲山嘉寛 - 経済団体連合会会長、新日本製鐵(現日本製鉄)初代社長

永山時雄 - 昭和シェル石油会長

平井富三郎 - 新日本製鐵(現日本製鉄)社長、日本サッカー協会会長

佐橋滋 - 余暇開発センター理事長 / 下記両角良彦らとの特振法案で知られる『官僚たちの夏』の主人公

今井善衛 - 日本石油化学社長 / 上記佐橋滋の同期ライバル

吉國一郎 - プロ野球コミッショナー内閣法制局長官

山本重信 - トヨタ自動車副会長、日野自動車会長

両角良彦 - 電源開発総裁、ナポレオン研究家

赤澤璋一 - 富士通副会長、ジェトロ理事長

山下英明 - 三井物産副会長

天谷直弘 - 臨時教育審議会第一部長、電通総研所長

岸田文武 - 衆議院議員 / 岸田文雄の父

平松守彦 - 大分県知事マグサイサイ賞受賞

内田元亨 - 技術コンサルタント、元通産省技官官僚

小長啓一 - AOCホールディングス会長、アラビア石油社長 / 『日本列島改造論

並木信義 - 評論家、経済学者、亜細亜大学教授

黒田眞 - 三菱商事副社長 / 1987年日米半導体交渉にて「タフ・ネゴシエーター」の異名

石井威望 - 評論家東京大学名誉教授。元通産省技官官僚

棚橋祐治 - 石油資源開発会長 / 畠山襄らと日米構造協議に関わった

堺屋太一 - 作家、経済企画庁長官民間人閣僚

内藤正久 - 伊藤忠商事副会長 / 「通産省4人組事件」と巷間言われた派閥争いで次官昇格前に退官

坂本春生 - 愛知万博事務総長、副会長 / 女性通産官僚の草分け(1962年組には文部省の遠山敦子がいる)。1964年入省の蒲よし子(夭折)に次ぎ川口順子は女性キャリア3人目の入省者。


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