合併症に対して各種画像診断が行われる。
眼底写真
糖尿病網膜症について評価するため撮影される。
超音波検査
腹部超音波検査によって、糖尿病性腎症による腎臓の形態変化を確認する。ごくまれに膵癌がI型糖尿病の原因であることがある。肝硬変により糖代謝が低下し、二次性糖尿病をきたすことがある。頸部エコーにより頚動脈の動脈硬化を評価する。これは全身の動脈硬化を反映していることが多い。
出典[脚注の使い方]^ Nakagami T. et al: Diabetologia, 47: 385-394, 2004、
^ ⇒妊娠中の糖代謝異常と診断基準(平成27年8月1日改訂) 日本糖尿病・妊娠学会
^ 門脇孝:糖尿病UP-DATE,1999; Hanefeld: Diabetologia, 1996
^ 2010年現在、日本国内で使われているHbA1c値(Japan Diabetes Society値)は、日本以外の国で使われているHbA1c値(National Glycohemoglobin Standardization Program値)と比較して約0.4%低い値である。
^ ⇒メタボリックシンドローム診断基準 東京大学医学部糖尿病代謝内科 第11研究室ホームページ