精神障害者保健福祉手帳
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^ 法律の施行前に厚生省の方針では、手帳に写真を貼付する予定であったが、一部精神障害者団体が社会的偏見が大きく、紛失や手帳提示をしたことにより、差別等の不利益を得る可能性が大きいと反対したため、証明写真の貼付を2006年まで見合わせた経緯がある。
^ ただし、都道府県政令指定都市によっては『本人都合により写真添付なし』が認められる場合がある。これによる本人の身分証明書としては使えなくなるデメリットも当然ながら発生することになる。証明写真を載せないことを選んだ場合は、手帳所持者としてのプライバシーは守られるものの、本来得られるサービスが本人確認が出来ないため、拒否される場合がある。
^ 切符やプリペイドカードを購入して利用したりはやかけんNimocaManacaなどのIC乗車券に障害者割引の設定をして改札機を利用したり窓口・バス車内などで手帳(自治体によっては福祉乗車証が交付される)を提示して料金精算や乗越精算を行ったりする。東京都在住で東京都発行の精神障害者保健福祉手帳所持者は都営交通無料乗車券が定期券発売所等で申請の上、支給される。大阪市営交通では大阪市内に在住する障害者手帳1級所持者には申請の上介護人付無料乗車証を、2・3級には単独用無料乗車証をそれぞれ交付している。千葉都市モノレールには割引制度 ⇒「精神障害者に対する運賃割引制度」 がある。
^ JRの区分は例えば視覚障害では4級の1と4級の2で区分が違うなど一見して判断できないため、身体障害者手帳または療育手帳には旅客鉄道株式会社旅客運賃減額欄に第1種又は第2種の記載があり、JRの割引規則上の区分を確認できるようになっている。精神障害者保健福祉手帳についても、JR各社等での精神障害者割引導入に伴い、旅客鉄道株式会社旅客運賃減額欄に第1種又は第2種の記載がされる予定である。
^ 本人単独の場合は101キロ以上の乗車に限る。介護者ありの場合1級は本人・介護者共に割引し、2・3級の場合は割引の対象にならない
^ a b c 1級かつ介護者同伴または101キロ以上の乗車に限られるが、路線の性質上、101キロ以上の区間は特に限定される。
^ a b c 1級かつ介護者同伴の普通乗車券に限り、回数券や定期券は対象外、101キロ以上の区間は存在しない
^ 自動券売機で切符を買う際、「車いす」ボタンを押すと駅係員(駅員無配置駅では不可)が出て、手帳の有効性を確認した後、障がい運賃への切り替え作業が必要。乗下車共、自動改札利用可能
^ 福岡市交通局は、2017年3月までは福岡市在住の福岡市高速鉄道福祉乗車証・福祉割引証所持者(精神障害者保健福祉手帳所持者は、保健所で手続きが必要だった)のみに制限されていた。身体・療育の手帳所持者は従前より居住地の制限等はなく割引の適応対象となっていた。
^ 東京メトロは他鉄道線と通算して片道100kmを超える区間を特別急行券と併用する場合に限り、連絡乗車券を5割引で発売している。“よくあるご質問(FAQ) 障がい者が介助者と乗車する場合は、どうしたらいいですか。”. 東京メトロ. 2023年9月30日閲覧。
^ 前年度の所得が200万円未満、▽身体障害者手帳1級?3級▽療育手帳A▽精神障害者保健福祉手帳1級▽被爆者健康手帳▽戦傷病者手帳、交通用福祉ICカードや福祉乗車証など7種の券種のうち1種を年に1回交付https://www.city.fukuoka.lg.jp/shicho/koho/fsdweb/2022/0701/0502.html
^ 事実上、北綾瀬・綾瀬=小田原間または北綾瀬・西日暮里間各駅発小田急線経由箱根登山線連絡のみ
^ なお、この路線のみJRバス関東が精神障害者割引を行っている理由は、平和交通の路線に後から参入したので制度を合わせたためである。そのためJRバス関東では、この路線以外の一般路線バスを含めた全路線で割引を行っていない。京成バスは以前「東京シャトル」として同区間を運行していた際は対象外であったが2020年2月1日より他3社の「THEアクセス成田」と統合した際JRバス関東と同様に割引を実施する形で同調している。なお京成バスはJRバス関東と異なり一般路線バスは以前より対象であった。
^ 福岡⇔下関線は共同運行会社のサンデン交通バスも有効。 ⇒[1]福岡⇔日田線は共同運行会社の日田バスも有効。[2]
^ 高速バスではないが、 ⇒沖縄営業所所属の路線バスは従前通り、手帳の提示で割引可能。
^ 道路運送法 第十一条 第3項の規定で標準輸送約款を採用する場合は約款の認可が不要であり精神障害者割引が標準輸送約款に追加される前は身体障害者・知的障害者に対する割引さえ実施していれば独自の約款を使用しない限り認可が不要であった
^ これは標準輸送約款 第25条の割引と同様の記述であり、つまり「一般乗合旅客自動車運送事業の運賃及び料金に関する制度」の第6で主なものとして列挙された、乗継割引、往復割引、定期券類、回数券類、団体割引乗車券類、フリー乗車券類などの割引が届けられていないことと同様ではある。ただし、障害者割引を届け出ない場合は、標準輸送約款 第24条で身体・知的・精神障害者についてそれぞれ運賃を割り引くことが規定されていながら、割引運賃の届出がされてないという状況になるが、このような状況であったとしても特に罰則などはない。
^ 同じく宮城県内、仙台市内で路線バスを運行する宮城交通ミヤコーバスは従前通り、「仙台市または宮城県発行の精神障害者福祉手帳のみ」・「普通運賃のみ」・「本人に限り」割引を適用している[83]
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