郡明治22年以前明治22年-昭和28年昭和29年-昭和35年昭和36年-平成22年平成23年-現在
知多郡日間賀島村日間賀島村昭和36年合併
南知多町
篠島村篠島村
幡豆郡佐久島村佐久島村昭和29年合併
一色町平成23年合併
西尾市
交通[ソースを編集]小型フェリー「しまゆり」
島外との定期航路の運航が開始されたのは1893年(明治28年)である。
島外との交通[ソースを編集]
名鉄海上観光船
■高速船 師崎 - 篠島 - 日間賀島 - 師崎(1日36便)■高速船 河和 - 日間賀島 - 篠島 - 伊良湖(1日11往復、8往復は篠島止)■カーフェリー 師崎 - 篠島(1日6往復)
名鉄海上観光船が知多半島や渥美半島と篠島港の間に高速船とカーフェリーを運航している[37]。南知多町の師崎港と日間賀島東港・日間賀島西港・篠島港を結ぶ定期高速船は「師崎-篠島-日間賀島-師崎」の順に巡り、師崎港から篠島港まで約10分である。2012年(平成24年)4月1日のダイヤ改正後、始発便は師崎を6時台に出港し、最終便は篠島を19時台に出港する[37]。美浜町の河和港と日間賀島西港・日間賀島東港・篠島港・伊良湖港を結ぶ定期高速船は、河和港から篠島港まで約30分である。2012年4月1日のダイヤ改正後、始発便は河和を7時台に出港し、最終便は篠島を17時台に出港する[37]。いずれの路線も日間賀島までは約5分である。師崎港と篠島港を結ぶ定期カーフェリーは、師崎港から篠島港まで約20分である。2012年4月1日のダイヤ改正後、始発便は師崎を8時台に出港し、最終便は篠島を17時台に出港する[37]。同じ三河湾にある佐久島との間には定期航路が存在しないが[2]、海上タクシーなどで行き来することができる。
島内交通[ソースを編集]
島内の道路はすべて市町村道(南知多町道)であり、道路舗装率は83.5%と愛知県平均(87.1%)と同等である[2]。外周道路以外は幅員が狭く、四輪車の通行が禁止されている[38]。島内に定期バス路線は存在しないが、三河湾三島で唯一乗合タクシーが運行されている[2]。2011年(平成23年)時点で島内に1,354台の車両があるが、このうち716台は軽トラックなどの軽自動車、691台は原動機付自転車である[18]。多くの島民は軽トラック以外の自動車を本土に所有しており、定期船の本土側寄港地である師崎には篠島住民の車が150-200台も駐車してあるという[38]。
日間賀島と同様に、ヤマト運輸はトラックをカーフェリーに載せて篠島に渡り、そこで集配を行っている(島内では外周道路以外は原動機付自転車に荷物を積み替える)。
経済[ソースを編集]篠島漁港におけるシラス干し
水産業[ソースを編集]
経済の中心は水産業と観光業であり、水産業は漁船漁業が主体であるが、ノリ、アワビ、ワカメなど冬場の養殖漁業[18][21]、水産加工業も盛んである[18]。漁船漁業では4月から12月のシラス漁や[39]、3月から5月のイカナゴ漁が盛んであり、漁業者の約6割がシラス漁に従事しているとされる[40][21]。愛知県のシラスの漁獲量は全国でも有数であり、篠島の漁獲量は多い年で約5,000トンといわれる[40]。