筋肉美
[Wikipedia|▼Menu]
その後は女性が筋肉を付けることが忌避される風潮もあり、筋肉質の女性芸能人は珍しい存在であったが、現在では女性の地位向上や価値観の変化もあり、水野裕子ソニンなど、筋肉質な肢体を魅力の1つとしている芸能人も見られるようになった。また、スポーツ界においては、肌の露出度が高い陸上競技などで男性顔負けの筋骨隆々とした女性選手が多く見られるようになっている[注釈 1]
筋肉質な男性アーノルド・シュワルツェネッガー(1974年)

思春期に第二次性徴によってアンドロゲンの分泌が活溌となり、その作用で幅が広くなった後に筋肉が発達し[1]、その上でスポーツなどで鍛えられた肉体を持つ俳優が人気を集めてきたが、筋肉美を誇る男性でもアーノルド・シュワルツェネッガーのような隆々とした筋肉より、香港の俳優であるブルース・リーのような引き締まった筋肉質の男性が人気を集める傾向がある。

1970年代にブルース・リーが一世を風靡すると、これに感化された日本人男性の間でも筋肉を付けることを意識して身体を鍛える者が増加するようになり、藤竜也ジョニー大倉のような人物も登場する。

1980年代に上映されたシルベスター・スタローンやアーノルド・シュワルツェネッガーら筋骨隆々な俳優主演のハリウッド映画が隆盛を極めたにことにもより、筋肉の鍛えられた男優が注目され、日本でも昼ドラマ『夏の嵐』などの「嵐3部作」で主演男優の渡辺裕之が精悍な風貌と鍛えられた肉体を披露し、女性ファンの人気を集めた。

渡辺のブレークなどから高橋克典などの鍛えられた肉体を持つ俳優が人気を集めるようになり、レイザーラモンHGなかやまきんに君庄司智春のような「筋肉芸人」やアクション出身の永井大などのように、マッチョな肉体とソフトな雰囲気をもつタイプの俳優も多数登場するようになった。また本格的にボディビルをしていた木村孝蔵のような俳優も出てきており、そういった影響を受けて多くの一般(ゲイではない)男性も筋肉質な肉体を目指すまでに至っている。最近ではアンドロゲンの分泌が活溌になり始める思春期かそれよりも前から筋トレを行っているタレントも多く、昔に比べて低年齢時より始める傾向が見られる。
関連項目

筋肉

体育

筋力トレーニング

身体改造

マッチョ

脚注^ 福島千里今野美穂、梅元里菜、島田沙絵、福部真子、湯浅佳那子、壹岐いちこ、中尾あゆみ、小玉葵水ら。
^お母さんの基礎知識(思春期・男の子編)(もっと詳しく…)-神奈川県ホームページ


記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:12 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef