第76回カンヌ国際映画祭
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日本からはコンペティション部門に是枝裕和監督の『怪物』[10][11][12][13][14]とヴィム・ヴェンダース監督が渋谷区内の公共トイレを新たなデザインで改修するプロジェクト「THE TOKYO TOILET」を題材に役所広司演じる渋谷の公共トイレ清掃員の日々を描いた『PERFECT DAYS』[15][16][17][18][19][20][21]、カンヌ・プレミア部門に北野武監督の『首』[22][23][24][25][26]、カンヌ・クラシックス部門に小津安二郎監督の『長屋紳士録』と『宗方姉妹』[27]、ACID部門に二ノ宮隆太郎監督の『逃げきれた夢』[28][29][30]、監督週間に平井敦士監督の短編映画『ゆ』[31][32]がそれぞれ出品され、『怪物』が脚本賞（坂元裕二）とクィア・パルム賞[33][34][35][36][37]、『PERFECT DAYS』が男優賞（役所広司）とエキュメニカル審査員賞を受賞した[38][39][40][41][42]。また、TikTokと映画祭によるコラボレーション企画「#TikTokShortFilm コンペティション」において上田慎一郎監督の「レンタル部下」がグランプリを受賞した[43]。
注釈

*長編監督デビュー作、カメラ・ドールの審査対象
†その部門の最高賞の受賞作
‡クィア・パルムの審査対象[44]。
オープニング及びクロージング作品は開会及び閉会式で上映される。

公式選出
コンペティション

パルム・ドールを競うメインコンペティションの上映作品のラインナップは2023年4月13日と4月25日に発表された[45][46][47][48][49][50][51][52][53]。

日本語題原題監督製作国
らっかのかいぼうがく 落下の解剖学Anatomie d'une chute † ‡ジュスティーヌ・トリエ フランス
アステロイド・シティAsteroid Cityウェス・アンダーソン アメリカ合衆国
Banel et Adama *ラマタ・トゥーレイ・シー（英語版） フランス
セネガル
マリ
Black Fliesジャン＝ステファーヌ・ソヴェール（英語版） アメリカ合衆国
Club Zeroジェシカ・ハウスナー（英語版） オーストリア
イギリス
ドイツ
フランス
 デンマーク
Firebrandカリム・アイノズ（英語版） イギリス
チネチッタで会いましょうIl sol dell'avvenireナンニ・モレッティ イタリア
かいぶつ 怪物Kaibutsu 怪物 ‡これえだひろかず 是枝裕和にほん 日本
かれは 枯れ葉Kuolleet lehdetアキ・カウリスマキ フィンランド
Kuru Otlar Ustuneヌリ・ビルゲ・ジェイラン トルコ
フランス

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