開会式および閉会式の司会は、前年のランベール・ウィルソンに代わり、同じくフランスの俳優であるローラン・ラフィット(英語版)が務めた[8]。
公式ポスターはジャン=リュック・ゴダールの映画『軽蔑』(1963年)からのワンシーンがフィーチャーされている[9]。
パルム・ドールはケン・ローチ監督のイギリス映画『わたしは、ダニエル・ブレイク』に贈られた[10]。同作は本映画祭のクロージング作品でもあり[11]、ローチ自身にとって2006年の第59回本映画祭に出品された『麦の穂をゆらす風』以来2度目のパルム・ドール受賞となる[12]。名誉パルム・ドールはフランスの俳優ジャン=ピエール・レオーに贈られた[13]。 2016年4月11日に短編映画およびシネファウンデーションに出品される映画作品のリストが発表されたのち[14]、コンペティション部門、ある視点部門、コンペティション外に出品される映画作品のリストが、2016年4月14日に記者会見にて発表された[15]。4月22日、追加出品作品のリストが発表され、『セールスマン』『最後の追跡』『ブラッド・ファーザー』『Wrong Elements』『La Foret de Quinconces』『??? Chouf』の6作品が新たに追加されることとなった[16][17]。 コンペティション部門では以下の作品が上映された[18][19]。 日本語題原題監督製作国
公式選出
コンペティション部門
アメリカン・ハニーAmerican Honeyアンドレア・アーノルド イギリス
アクエリアス
エリザのためにBacalaureatクリスティアン・ムンジウ ルーマニア
フランス
エル ELLEElleポール・ヴァーホーヴェン フランス