第56回NHK紅白歌合戦
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いずれも『スキウタ』に持ち歌がランクインした中森明菜徳永英明(翌年デビュー20周年)は、体調不良を理由に出演決定とはならなかった[6]。前者は11月21日付の『日刊スポーツ』に「本紅白で「DESIRE -情熱-」(『スキウタ』ランクイン曲)を歌唱することが濃厚になった」と報じられていた。後者は翌年の第57回で初出場を果たす(同回での歌唱曲は『スキウタ』ランクイン曲「壊れかけのRadio」であった)。

この年発売したシングル「月夜のタンゴ」がヒットした森光子の出場が有力視されており、自身主演の舞台『ツキコの月 そして、タンゴ』(同曲はこの舞台の主題歌である)の終演後に行った会見で出場に意欲的な発言をしていた(さらに同舞台共演者の石田純一東山紀之少年隊)は光子が出場した際には応援に駆けつけることを宣言していた)[7]。結局出場歌手には非選出となったが、この年の文化勲章受章が決め手となって2年連続でゲスト審査員に起用された(コーナー内で歌唱する可能性も取り沙汰された)[8]

モーニング娘。は、卒業メンバーを加えた総勢19名の特別編成での出場となり、注目を集めた(卒業メンバーのうち3名は松浦亜弥&DEF.DIVAとしても出場。またWとして活動していた辻希美加護亜依の2名は、前回で初出場を果たした)。

和田アキ子が、m-flo loves Akiko Wadaとして白組から出場。

5年連続出場のCHEMISTRY(初出場以来)、4年連続出場の島谷ひとみ(初出場以来)、3年連続出場の森山良子(通算10回)・倉木麻衣(初出場以来)・一青窈(初出場以来)・後藤真希(初出場以来。ただしこの以前モーニング娘。として出場歴があるほか、3年連続別名義[9] で出場)は翌年不出場(倉木は辞退)となり、今回で連続出場が途絶えた。CHEMISTRY・良子・島谷・後藤は今回が最後の出場となっているが、一青は第58回2007年)、第59回2008年)、倉木は第68回2017年)で復帰している。

第52回2001年)の初出場以来連続出場していた松浦亜弥もソロ歌手としては今回が最後の出場となっている[10]

前回の初出場以来2年連続出場の氣志團は翌年不出場となり、また今回が最後の出場となっている。ただし、翌年の第57回に同ボーカルの綾小路翔と同一人物であるDJ OZMAが出場している。


12月21日には出場曲が発表されて、その9日後の30日には曲順が発表された。

曲目決定に関し、『スキウタ』のデータがどのように反映されたのか分かりにくい結果となった。実施方法の不備、組織票による出場歌手への反映などの問題点が指摘され、アンケートの意義を含めて賛否の声が上がった(当該記事参照)。

当初、紅組トリに内定していたDREAMS COME TRUE(10回出場達成)は直前になってから、同ボーカルの吉田美和が「緊張する」と急遽辞退し、紅組トリはこの年デビュー35周年を迎え10回出場を果たした天童よしみが務めることになった。


当日のステージ

この節に雑多な内容が羅列されています。事項を箇条書きで列挙しただけの節は、本文として組み入れるか、または整理・除去する必要があります。(2017年8月)


SMAPは「Triangle」で白組トリおよび大トリを務めた(史上初の複数回トリを務めたグループとなった。また複数回大トリを務めた史上初のグループにもなった。一方翌第57回2006年) - 第60回2009年)まで同リーダー中居正広が組司会に起用されたことから、SMAPの白組トリ(大トリ)担当は中居が組司会を退いた第61回2010年)まで途絶えることとなった[11])。また、後半戦のトップでは『スキウタ』白組および全体1位に輝いた自身の代表曲「世界に一つだけの花」を5人のメインボーカルにて出場歌手と大合唱した。他にも、コーナー「タイムスリップ60年 昭和・平成ALWAYS」でもトリとして登場し、メンバーがそれぞれ曲紹介を行い、持ち歌2曲を披露した。

倖田來未は、『第47回日本レコード大賞』の受賞を司会のみのもんたに祝福された。注目されていたゴリエとの衣装対決では、2人で仲良く着物姿で共演する場面があった。

これまで前半はポップス歌手、後半は演歌・歌謡歌手というケースが多かったが、今回のトップバッターは先行に白組の細川たかし(この年デビュー30周年)・後続に紅組の川中美幸が務めるなど今回は演歌・歌謡、ポップスが満遍なく配置された。

今回を最後に白組歌手の先行トップバッター起用は第66回2015年)までなかった。

これまで審査員席でトークを行うのみだった「特別審査員」が「ゲスト審査員」となり、客席のみならず、ステージ上にも登場してトークや曲紹介を行った(後述)。

歌詞のテロップの書体はフォントワークスのニューロダンが使われた(前回はフォントワークスのスーラ、それ以前は写研のナールが使用されていた)。

アンガールズアンジャッシュ南海キャンディーズヒロシまちゃまちゃ安田大サーカス(上記6組が裏番組として日本テレビ系列で放送されたお笑い番組にも出演)など数多くのお笑いタレントが応援ゲストとして出演。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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