第45回先進国首脳会議には、G7加盟7か国の指導者に加えて欧州連合(EU)の代表者が出席した。 欧州委員会委員長は、1981年以降のすべての会議と意思決定に毎回(期限を設けずに)出席しているが、今回は自身の手術のため欠席した[6]。2010年6月にカナダが主催した第36回G8主要国首脳会議以来、欧州理事会議長が当会議のEUの共同代表を務めている。
イギリスのボリス・ジョンソン首相は初めてのG7サミット参加となった。 また、ドナルド・トゥスク欧州理事会議長は最後のG7サミット参加となった。
フランス共和国のエマニュエル・マクロン大統領は、インドのナレンドラ・モディ首相、オーストラリアのスコット・モリソン首相、スペインのペドロ・サンチェス首相らを特別招待者としてG7サミットのアウトリーチ・セッションに招待した。 意見の隔たりが埋められず、首脳宣言の採択は見送られ、議長国のマクロン大統領の提案で合意内容が1枚の宣言文書[7]にまとめられた[8]。宣言には貿易、イラン、ウクライナ、リビア、香港の5項目について記された[9]。
採択
その他
会議では、欧州が反対しているロシアのサミット復帰を議論されたが、議論内容は非公表とされた[10][11]。
脚注^ “France's action at the G20 and the G7
^ ⇒Trump trade fury torpedoes Canada's G7 summit
^ How luxury hotels such as Biarritz’s Hotel du Palais have helped shape history
^ 【首相の一日】 東京新聞
^ G7 summit, Biarritz, France, 24-26/08/2019
^ de La Baume. “Jean-Claude Juncker to miss G7 after emergency surgery”. politico.eu. 2019年8月19日閲覧。
^ G7 Leaders’ Declaration(宣言文)
^ “G7 合意内容を1枚の宣言文書に マクロン氏、土壇場で作成にこだわる” (2019年8月26日). 2019年8月27日閲覧。
^ “G7サミット、香港情勢に懸念=包括的文書は断念?溝埋められず閉幕” (2019年8月27日). 2019年8月27日閲覧。
^ “G7サミット ロシアの復帰めぐり議論” (2019年8月25日). 2019年8月27日閲覧。
^ “トゥスク欧州評議会議長、ロシアのG7復帰に反対を表明” (2019年8月25日). 2019年8月27日閲覧。
表
話
編
歴
主要国首脳会議
G6
1975
G7
1976
1977
1978
1979
1980
1981
1982
1983
1984
1985
1986
1987
1988