2017年の東京国際映画祭は、10月25日(水)から11月3日(金・祝)の10日間に開催された。初日が水曜日なのは初めて。最終日が金曜日なのは第27回(2014年)以来で3年ぶり。最終日が文化の日なのは、第29回(2016年)から2回連続。映画祭期間が11月にかかるのも第29回(2016年)から2回連続(それ以外には第10回(1997年)?第15回(2002年)があるのみ)。開催期間が10日間なのは第28回(2015年)から3回連続。映画祭期間中に日曜日が1回しかないのは、第26回?第30回の5回のみ。
東京の六本木・銀座で開催された。六本木が主要会場になるのは、第17回(2004年)から14回連続。銀座で開催されるのは第27回(2014年)から4回連続。銀座での上映は、10月26日(月)の「歌舞伎座スペシャルナイト」1プログラムのみ。
上映会場には、第17回(2004年)から14回連続で会場となるシネコンのTOHOシネマズ六本木ヒルズ(スクリーン1?3・6?9、なおスクリーン8・9は2015年の改装前のスクリーン6・5)以外は、映画館ではない以下の2施設、第29回(2016年)に続いて2回目のEXシアター六本木と、第27回(2014年)から4回連続の歌舞伎座(1プログラムのみ)が使われた(「ジョージ・イーストマン博物館 映画コレクション」は京橋の東京国立近代美術館フィルムセンター 大ホールにて11月5日(日)まで開催)。
映画祭のメインであるコンペティション部門の15作品は、全作品2回ずつの上映となる。日本映画以外の13作品は、TOHOシネマズ六本木ヒルズのスクリーン9(256席)とEXシアター六本木(920席)とで1回ずつ上映された。日本映画2作品は、TOHOシネマズ六本木ヒルズのスクリーン7(531席)とスクリーン9(256席)とで1回ずつ上映された。さらに最終日には、東京グランプリ受賞作品がTOHOシネマズ六本木ヒルズのスクリーン7(531席)、観客賞受賞作品がTOHOシネマズ六本木ヒルズのスクリーン2(351席)にて再上映された。
部門は「コンペティション」、「アジアの未来」、「日本映画スプラッシュ」、「特別招待作品」(「特別上映」含む)、「ワールド・フォーカス」、「国際交流基金アジアセンター presents CROSSCUT ASIA #04 ネクスト! 東南アジア」、「Japan Now」、「ユース」、「日本映画クラシックス」、「第30回東京国際映画祭プレゼンツ 歌舞伎座スペシャルナイト」、「映画監督 原 恵一の世界」など。