第21回参議院議員通常選挙
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改選数公職選挙法改正により選挙区の4増4減が決定し、今選挙で2増2減が実施された。増員区:東京都(1)、千葉県(1)減員区:栃木県(1)、群馬県(1)

121()

選挙区:73()

比例区:48()

各選挙区の改選数北海道 2青森 1岩手 1宮城 2秋田 1山形 1福島 2茨城 2栃木 1群馬 1埼玉 3千葉 3東京 5神奈川 3新潟 2富山 1石川 1福井 1山梨 1長野 2岐阜 2静岡 2愛知 3三重 1滋賀 1京都 2大阪 3兵庫 2奈良 1和歌山 1鳥取 1島根 1岡山 2広島 2山口 1徳島 1高知 1香川 1愛媛 1福岡 2佐賀 1長崎 1熊本 1大分 1宮崎 1鹿児島 1沖縄 1

 ※ 太字は定数改選の選挙区。

選挙制度

選挙区

小選挙区制:29(2)

02人区(1人改選):29[注 1]


中選挙区制:44()

04人区(2人改選):12[注 2]

06人区(3人改選):05(埼玉県、千葉県、神奈川県、愛知県、大阪府)

010人区(5人改選):01(東京都)



比例区

非拘束名簿式比例代表制:48()


投票方法
秘密投票、単記投票、2票制(選挙区・比例区)
選挙権
満20歳以上の日本国民
被選挙権
満30歳以上の日本国民
有権者数
103,710,035(男性:50,165,739 女性:53,544,296)
一票の格差


定数当たりの有権者数が最少の鳥取県選挙区と最多の神奈川県選挙区

4.747倍(2006年現在の数値による)

4.858倍(投票日の有権者数で比較した場合)


選挙区選挙に関する在外選挙の開始


本選挙より、公職選挙法の改正を受けて、これまで比例区に関する投票のみが認められていた在外選挙が、選挙区選挙についても認められることとなった。最終居住地または本籍地の選挙区での投票が認められる。詳細は在外選挙在外日本人選挙権訴訟を参照。

選挙啓発

「きっと未来とつながっている。」を
キャッチフレーズに、香里奈女優モデル)と佐藤隆太俳優)を選挙啓発イメージキャラクターに起用。

同日実施の選挙等
補欠選挙


衆議院小選挙区補欠選挙岩手1区熊本3区
本来、衆議院議員ないしは参議院議員の補欠選挙は4月または10月の第4日曜日に実施される統一補欠選挙によって、選挙を行うのが基本的だが、大規模な国政選挙(参議院議員通常選挙)が実施されていた機会ということもあって、統一補欠選挙ではない時に衆議院の岩手1区と熊本3区の補欠選挙が同時に行われた。こうしたケースは、初である。特に、衆議院熊本3区補欠選挙は、第1次安倍内閣において農相を務めていた松岡利勝(衆議院熊本3区選出)が第21回参議院議員通常選挙前に逝去したことに伴う補欠選挙である。
選挙期間中に行われた選挙


7月22日実施

群馬県知事選挙


選挙活動
党派別立候補者数

党派計内訳男性女性選挙区比例区公示前
前元新計前元新男性女性計前元新男性女性
自由民主党8343238701348300184533513220251064
公明党221201018455004117701014312
民主党802415561194516029341135812627832
日本共産党63245741224603433214172114985
社会民主党2310221761400141049108723
国民新党2311211679108451401131222
新党日本300330------3003300
女性党121200012------1200120120
維新政党・新風1000101007007703003300
9条ネット10019821001019018810
共生新党100010915005505005410
議員を半減させる会110010100110------0
日本スマイル党110010100110------0
世界経済共同体党110010100110------0
新党フリーウェイクラブ110010100110------0
無所属341330295341334295------1
合計3778412281286912185361591744415931612211247121
出典:総務省

選挙期間中の出来事

7月12日:公示

自民党総裁・安倍晋三は
東京秋葉原で第一声、民主党代表・小沢一郎は岡山市で第一声


7月13日 - 7月15日:台風4号が襲い、各陣営は運動の中断を余儀なくされる

7月16日:新潟県中越沖地震

安倍は長崎市での応援演説を中断し、当日、柏崎に現地入りする


7月19日:共産党の機関紙しんぶん赤旗日曜版が塩崎官房長官の事務所費問題を報じる

読売新聞が序盤選挙情勢を報じる


7月20日:朝日新聞が序盤選挙情勢を報じる

7月25日:読売新聞が終盤選挙情勢を報じる

7月27日:朝日新聞が終盤選挙情勢を報じる

赤城農水大臣が政治活動費を二重計上していたことを各紙報じる


7月28日:選挙戦最終日

安倍は東京新橋駅前で、小沢は島根県出雲市で最後の演説を行う


7月29日:投開票

政府による日程変更

当初は7月5日公示、7月22日投開票という予定だった。これは、公職選挙法32条2項で参議院議員通常選挙は「参議院開会中又は参議院閉会の日から23日以内にかかる場合においては、通常選挙は、参議院閉会の日から24日以後30日以内に行う」と規定されており、第166回国会の会期末である6月23日から設定された日程であるためである。

しかし、「年金時効撤廃法」「公務員改革法」などを会期中に成立させたいという安倍晋三首相の意向により、政府与党内で会期を(選挙日程の延期が発生しない)5日間から1?2週間程度延長することが検討された。


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