株式会社第一興商
DAIICHIKOSHO CO., LTD.
種類株式会社
機関設計監査役会設置会社[1]
市場情報東証プライム 7458
株式会社第一興商(だいいちこうしょう、英: DAIICHIKOSHO CO., LTD.)は、東京都品川区に本社を置く業務用カラオケ・コンテンツ関連企業。
業務用通信カラオケならびにカラオケボックス事業では業界最大手。通信カラオケシステムDAMを開発・運用する。また直営カラオケボックス「カラオケ ビッグエコー」などの店舗を運営する。衛星放送事業にも参入しており、レコード会社を子会社として傘下に収めている。
社是は「もっと音楽を世に、もっとサービスを世に」。
沿革
1971年3月 - 保志忠彦が東京都調布市に保志商店を創業し、音響機器の販売開始[2][3]。
1976年2月 - 休眠会社だった株式会社ニットー(1973年4月16日設立)の事業目的を変更して保志商店の事業を承継。商号を「株式会社第一興商」に改め、東京都中野区で業務用カラオケ事業を開始(当時は8トラックテープ)[2][3]。
1978年10月 - 東京都八王子市に初の販売子会社・株式会社コスモ(現:株式会社静岡第一興商)を設立[2]。
1982年6月 - 東京都中野区に本社ビルを新築し本社を移転[2]。
1983年 - 業務用CD・LDカラオケシステムを発売[2]。
1988年9月 - 当時、株式会社九州第一興商の代表取締役であった創業メンバーの1人、川上喜一郎他数名のメンバーで、直営カラオケルーム店舗「ビッグエコー」1号店となる「ビッグエコー二又瀬店」を福岡県福岡市に開店[2][4][5]。当時のカラオケボックスに多かったコンテナを利用した12室の店舗であった[4]。
1号店を可部店(広島市安佐北区)とする文献もある[3]。
1989年1月 - 東京都品川区に本社ビルを新築、本社を移転(現本社)[2]。中野区の前本社ビルは「DK中野ビル」となる。
1991年1月 - ビルインタイプ店舗第1号「ビッグエコー三軒茶屋店」を東京都世田谷区に開店[4]。
1993年7月 - 郊外大型店舗第1号「ビッグエコー in モナコ店」[6] を茨城県つくば市に開店[2]。
1994年4月 - 業務用通信カラオケシステム「DAM(DAM-6400)」発売[2]、通信カラオケ用MIDI音源の配信開始[2]。
1995年9月 - 日本証券業協会(現・ジャスダック)に株式を店頭登録[2]。
1996年10月 - 衛星デジタル放送「パーフェクTV!」(現・スカパー!)に参画し、委託放送事業を開始[2](のちに衛星役務利用放送へ移行)。
1997年
第一興商の100%出資によるレコード会社「ガウスエンタテインメント」を設立(のちに子会社化した徳間ジャパンコミュニケーションズの一レーベルとなる)。
10月 - ビル一棟型店舗第1号「ビッグエコー数寄屋橋店」を銀座に開店[4]。
2000年
3月 - 携帯電話向け着信メロディ配信サービスを開始[2]。
6月 - インターネットストリーミングカラオケ「カラオケ@DAM」配信開始[2]。
2001年
7月 - 日本クラウンを株式持分比率増加により子会社化[2]。
10月 - 徳間書店から、子会社の徳間ジャパンコミュニケーションズの全株式を譲受し完全子会社化[2]。