竹島の日制定で、交流イベントの中止など2県24市町村の26の地方公共団体に影響した。多くは韓国から一方的な交流中止の申し入れで、日本は安全面を危惧するために一時的な人材の交流を中止するに留まった。
秋田県本荘市 - 梁山市の中学生の来日取りやめ
埼玉県所沢市 - 安養市の親善協会の来日取りやめ
東京都武蔵野市 - 忠州市と結んでいた職員派遣協定を保留
神奈川県湯河原町 - 忠州市との交流事業計画を保留
神奈川県横浜市 - 仁川広域市との小学生サッカー親善試合延期
新潟県新発田市 - 議政府市とのスポーツ交流事業の事前協議の延期
福井県小浜市 - 慶州市で開かれる予定のイベント参加を辞退される。また保寧市との小学校の音楽交流コンサートの会場変更
長野県飯田市 - 江陵市での小学生交流イベントの取りやめ
岐阜県各務原市 - 春川市との交流イベント取りやめ
滋賀県大津市 - 亀尾市への市長の訪問延期
滋賀県近江八幡市 - 密陽市への市長の訪問中止
奈良県奈良市 - 慶州市でのイベント参加を辞退される
和歌山県和歌山市 - 済州市への団体訪問延期
鳥取県 - 江原道との職員相互派遣交流延期
鳥取県鳥取市 - 清州市との交流イベント事前協議の延期
鳥取県智頭町 - 楊口郡への町長の訪問取りやめ
島根県 - 慶尚北道知事が姉妹都市交流を停止すると発表
島根県松江市 - 晋州市との交流を全面延期
島根県安来市 - 密陽市との交流を全面中断
広島県三次市 - 泗川市のイベントへの招待辞退
山口県防府市 - 春川市との小・中学生交流延期
香川県高瀬町 - 陜川郡のマラソン大会への参加取りやめ
福岡県宗像市 - 金海市舞踊協会の来日中止
福岡県赤池町 - 泗川市との小学生交流延期
佐賀県鹿島市 - 高興郡との交流を全面中断
鹿児島県川辺町 - 淳昌郡への町長・町議会議長の訪問を自主的に取りやめ
以上が共同通信社2005年4月16日調べ。
江原道 - 知事が鳥取県との交流を停止
江原道春川市 - 日本の姉妹都市との交流を停止すると発表
光州広域市 - 宮城県仙台市と姉妹都市の同市が、同市内の道に仙台路と名付けたが、道路標示碑が破壊されるなどしたため、当初とは異なる道に仙台路と名付けた。
他にも姉妹都市交流停止の動きが広がっている。
脚注[脚注の使い方]
注釈^ 1965年(昭和40年)に『島根県竹島の新研究』を著した島根県職員の田村清三郎。
^ (朝鮮語) ⇒馬山市議会の「対馬島の日」制定関連における外交通商部スポークスマンの論評によると、「異常な愛国心から由来するものであり、理解は出来る」としながらも「不必要な論争を誘発する可能性が高い」とし、妄想を自制するべきだと呼びかけている。
出典^ 澄田信義、井沢元彦「50年にわたり政府、メディアに無視された島根県民の“竹島への思い”を聞け」『SAPIO』第17巻第8号、小学館、2005年5月11日、28頁。
^ 2005年3月17日付『毎日新聞』、「社説:日韓関係 40年の友好の歴史を大切に」。
^ 2005年3月17日付『朝日新聞』、「竹島 韓国の皆さんへ(社説)」。
^ 若宮啓文 (2005年3月27日). “ ⇒竹島と独島 これを「友情島」に…の夢想”. 朝日新聞. 2011年2月22日閲覧。
^ 2005年3月17日付『讀賣新聞』、「[社説]「竹島の日」 事なかれ主義ではいけない」。
^ 2005年3月17日付『産経新聞』、「【主張】竹島の日 韓国はなぜ提訴に乗らぬ」。
^ 独島に行った日本人歴史学者・僧侶3人、「独島は韓国領土」 中央日報 2014年5月24日 ⇒[1]
^ a b “【竹島の日】安倍政権「最大限の配慮」も韓国に通じず (1/2ページ)”