竹取物語
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^ 「阿倍なし」と「敢へなし」("敢えない"、張り合いがない)を掛けている。
^ 「あな食べ難」(ああ食べにくい)と「あな堪へ難」(ああ耐え難い)を掛けている。
^ 「貝無し」と「甲斐なし」を掛けている。
^ 『年を経て浪たちよらぬ住吉のまつかひなしときくはまことか』。"幾年も経って浪が打ち寄せなくなった住吉の浜の「松」のように待っていたのに「貝がない」なら、「待つ」「甲斐がない」と聞くけれど、本当なの?"
^ 「かひはなく有りける物をわびはててしぬる命をすくひやはせぬ」。"かい(貝・甲斐)は無かったけれど、思い悩んで死んでいく命を、かい(匙)で掬うように、救ってはくれないのか"。
^ 人間界での長い年月は天人にとって僅かな時間に当たる。
^ 周囲を壁で塗り籠めた部屋。平安期の貴族の邸宅建築・寝殿造の中では唯一の閉鎖的な空間で防犯性に優れるため、寝室や貴重品置き場に使用された
^ 未熟者。天界と人界では時の感覚が異なり、翁といえど「幼き人」。あるいは単に「幼稚」(=愚かな)の意味か。
^ 最後だと、天の羽衣を着るまさにその時に、ふとあなたをしみじみと思い出してしまうものね。
^ 月世界への思いを表現する仕事に相応しい氏。新井本(古2)「いはかど」。その他流布本「いはかさ」。
^富士の山(士に富む山)」と「不死の山」。これは適当でないという説もある。
^ 「筒木」は筒状の木と解すれば竹、また「星」の古語「つづ」との関わりもあり、同音の「綴喜(山城国綴喜郡)」には月読命を祀る樺井月神社と月読神社を祀る式内社が鎮座する。
^ 中川浩文は『竹取翁物語解』を主な典拠にしていると推測している。
^ 長谷川武次郎のちりめん本の英訳。
^ 著書『日本文学史』に収載。
^ イギリスのロンドン市のチェスター楽譜出版社の作曲コンクールに応募し入賞。これは日本人初の国際的作曲コンクール入賞作品で報道もされた(現在その楽譜は失われたとされる)。

出典^ “「竹取」物語”. 国立国会図書館東京本館. 2024年5月1日閲覧。
^ “立教大学蔵「竹取物語絵巻」と「竹取物語 貼交(はりまぜ)屏風」について”. 立教大学. 2024年5月1日閲覧。
^ “『竹取物語』のあらすじと奈良県広陵町との関係について”. 奈良県広陵町. 2024年5月1日閲覧。
^源氏物語 第十七帖 絵合
^ 南波浩「日本古典全書 『竹取物語・伊勢物語』」朝日新聞社、1960年 p.5
^ 『竹取物語本文集成』王朝物語史研究会 編 勉誠出版 2008年9月、p. D
^ 『竹取物語 : 古写本三種』, p. 254.
^ 巻16第3791歌 - 第3793歌。ウィキソースに万葉集/第十六巻の原文があります。
^ 巻31『本朝付雑事』第33「竹取翁、見付けし女の児を養へる語」
^ もはや推理小説「かぐや姫」の壮大なカラクリ 。日本人が知らない古典の読み方 。東洋経済オンライン 。経済ニュースの新基準
^ 上原作和安藤徹・外山敦子編『かぐや姫と絵巻の世界 一冊で読む竹取物語 訳注付』武蔵野書院 p. 174
^ 『国語教育』15巻第10号、1930年5月
^ 新井信之『竹取物語の研究 本文篇』国書出版、1944年 p.2
^ 南波浩「日本古典全書 『竹取物語・伊勢物語』」朝日新聞社、1960年 pp. 36-40
^ 曽根誠一「『竹取物語』奈良絵本・絵巻の本文考 : 正保三年刊整版本の独自異文を視点とした粗描」『花園大学文学部研究紀要』45号、2013年、p.8
^ 中田剛直 1965, p. 258.
^ 小松茂美『古筆学大成』第23巻「物語・物語注釈」講談社、1992年6月 p.363、高田信敬「竹取物語断簡新出二葉 ―(付)延べ書き「富士山記」―」『国文学研究資料館紀要』第10号、1984年3月 pp.13-14
^ 古筆学研究所編『古筆学のあゆみ』八木書店、1995年 pp.119-120
^ 池田和臣、小田寛貴「新 古筆資料の年代測定V―加速器質量分析法による炭素14年代測定―」『文学部紀要 言語・文学・文化』, 127, 中央大学文学部, 2021年3月 pp.43-45, ⇒http://id.nii.ac.jp/1648/00013268/
^ 吉川理吉『古本竹取物語校註解説』龍谷大学国文学会出版部、1954年 p.4
^ 中川浩文 1985, p. 8.
^ (中田剛直 1965, p. 12)(『竹取物語 田中大秀旧蔵』笠間書院、1982年)
^ 中田剛直 1965, p. 140.
^ 中川浩文 1985, p. 296.
^ 中田剛直 1965, p. 135.
^ 藤井隆「物語系古筆切について(補遺篇)」『名古屋大学国語国文学』第14号、1964年4月 p.10
^ 南波浩「日本古典全書 『竹取物語・伊勢物語』」朝日新聞社、1960年 p. 40
^ 片桐洋一「校訂付記」『新編日本古典文学全集 12 竹取物語、伊勢物語、大和物語、平中物語』小学館、1994年12月 p.78
^『竹取物語』の「不審本文」ー文学史料の「編纂」: 保立道久の研究雑記、2010年8月
^ 中田剛直 1965, p. 282.
^絶望の言説?『竹取翁物語』の物語る世界と物語世界、1998年9月
^ 南波浩「日本古典全書 『竹取物語・伊勢物語』」朝日新聞社、1960年 p. 141
^ 上原作和安藤徹・外山敦子編『かぐや姫と絵巻の世界 一冊で読む竹取物語 訳注付』武蔵野書院 p. 105
^ 南波浩「日本古典全書 『竹取物語・伊勢物語』」朝日新聞社、1960年 p. 17
^ [1]孫崎紀子「『竹取物語』のかぐや姫はイラン人だった」,現代ビジネス、近藤大介「北京ランダム・ウォーカー 革命から33周年 過去10年で最高の危険水域に達しているイランの危機」2012年2月13日
^ 関裕二著『古代史謎解き紀行 I ヤマト編』ポプラ社、2006年
^ 見坊行徳・三省堂編修所 編著『三省堂国語辞典から 消えたことば辞典』三省堂、2023年
^ 大高康正「富士山縁起と「浅間御本地」」『中世の寺社縁起と参詣』竹林舎、2013年
^ 植松章八「杉田安養寺本『冨土山大縁紀』翻刻・解題」『富士山文化研究』11号、2013年
^ a b c 第137回常設展示 「竹取」物語 IV 外国語訳国立国会図書館、平成17年5月19日
^ a b c 川村ハツエ「F.V.Dickinsと『竹取物語』」 『英学史研究』 1994巻 26号、1993年 p.1-16, doi:10.5024/jeigakushi.1994.1
^ 中川浩文 1985, p. 325.

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