2013年(平成25年)10月、恐喝事件で懲役6年の有罪判決が確定した髙山から弘道会の跡目を譲られる[注 2][3]。これに伴い六代目山口組の直参に昇格した[2]。
2015年(平成27年)4月には六代目山口組幹部、6月には若頭補佐兼中部ブロック長に就任した[1]。この人事は、六代目体制のみならず七代目、八代目世代の山口組組織運営の基盤固めを意味するといわれる。 2015年4月21日、アメリカ財務省外国資産管理室(OFAC)は、竹内を国外の著しい犯罪組織とその支持者と認定し、国際緊急経済権限法・大統領令13581号
法規命令
OFACは、竹内率いる弘道会も同時に金融制裁の対象に加えており、山口組内でも極めて暴力的で且つ組の運営に強い影響力を及ぼしていると指摘し、アメリカ合衆国の司法権が及ぶ範囲の資産凍結、アメリカ人との取引を禁止する制裁対象とした[4]。 2021年10月4日、5都道府県に在住する女性6人が、山口組系弘道会組員による特殊詐欺事件の被害に遭ったとして、当該事件の実行犯と弘道会会長の竹内、上部団体の山口組組長の司忍を含めた計4人に対して、賠償を求める訴訟を東京地裁に提起した[5]。 請求額は約1,340万円であり、特殊詐欺事件に関して竹内の使用者責任が問われる訴訟は初となる。
使用者責任訴訟
脚注[脚注の使い方]
注釈^ ヤクザ同士が対等な立場となる儀式のこと。
^ 2014年6月24日に髙山は大阪拘置所に収監され、同年12月に府中刑務所に移送されている。
出典^ a b c 『山口組弘道会トップ逮捕の舞台裏 高山若頭の出所2年後に控え、暴力団関係者「動向探る狙いも」 (1/2ページ)
^ a b c 『 ⇒山口組ナンバー2はなぜ上告を取り下げたのか』 西岡研介 2014年6月20日 WEBRONZA
^ “山口組ナンバー2が国提訴「刑務所の医療が不十分だ。生命の危険生じる」
先代
髙山清司髙山組組長
二代目: 2005年 - 2013年次代
南 正毅
表
話
編
歴
六代目山口組
組長
司 忍
二次団体
弘道会
伊豆組
大同会
國粹会
竹中組
倉本組
平井一家
秋良連合会
石井一家
一力一家
清水一家
一会
茶谷政一家
豪友会
極粋会
吉川組
若林組
落合金町連合
山健組
瀬戸一家
一心会
織田組
杉組
貝本会
中西組
中島組