競馬
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^ 軽種馬以外の登録を管轄する日本馬事協会では2003年度以降に生産されるばんえい競馬向けの馬については純系種同士の馬による配合馬のみ一代限りで「半血(輓系)種」とし、それ以外については「日本輓系種」として登録されている。

右図に各国の競走数を示した(モンゴルナーダム競馬、あるいは各種草競馬など国際競馬統括機関連盟が把握していないものは除く)。

競走形態は主に平地、障害、速歩に大別される。平地競走は最も広範に行われ施行国は100ヶ国を超えると見られる。一方、速歩競走の競走数も平地に並ぶほど多くフランスイタリアスウェーデンカナダ等ではこちらの方が人気が高い。障害はイギリス、アイルランド、フランスで主に行われている。フィンランドのように繋駕速歩競走のみを施行している国もある。
国際組織詳細は「国際競馬統括機関連盟」を参照

競馬の政策、運営上の規則を統一、情報経験の交換、相互援助、共同研究を目的として、国際競馬統括機関連盟(International Federation of Horseracing Authorities:IFHA 別名;パリ国際競馬会議)が、各国の競馬統括機関の事務局長クラスが集まって、運営されている。

下部組織として、国際格付番組企画諮問委員会(IRPAC)、馬の国際間移動に関する委員会(IMHC)などがある[12]

国際競馬に功績を残し、競馬発展に貢献をもたらした競馬関係者に国際功労賞を授与しているほか、年間の競走成績をもとに以下のものを発表している。

ワールド・ベスト・レースホース・ランキング - 世界の競走馬の格付け

世界のトップ100GIレース - 年間レースレーティングを元にしたG1レースのレーティング

ワールド・ベストジョッキー

各国の競馬

「パート」は各国競馬の状況を格付けしたもので、下記の分類は国際競馬統括機関連盟(IFHA)の国際格付番組企画諮問委員会(IRPAC)が維持する『国際セリ名簿基準書』におけるサラブレッドの平地競走の格付けによる。
ヨーロッパの競馬

ヨーロッパの競馬も参照。

パートI


イギリスの競馬

フランスの競馬

ドイツの競馬

アイルランドの競馬

パートII


イタリアの競馬

デンマークの競馬

ノルウェーの競馬

スウェーデンの競馬

パートIII


オランダの競馬

ベルギーの競馬

スペインの競馬

スイスの競馬

オーストリアの競馬

チェコの競馬

スロバキアの競馬

ハンガリーの競馬

ポーランドの競馬

その他の競馬開催国・地域


フィンランドの競馬

ロシアの競馬

北アメリカ・南アメリカの競馬

中南米の競馬も参照。

パートI


アメリカ合衆国の競馬

カナダの競馬

アルゼンチンの競馬

ブラジルの競馬

チリの競馬

ペルーの競馬

パートII


ウルグアイの競馬

パナマの競馬

ベネズエラの競馬

プエルトリコの競馬

パートIII


ドミニカ国の競馬

エクアドルの競馬

ジャマイカの競馬

メキシコの競馬

トリニダード・トバゴの競馬

その他の競馬開催国・地域


コロンビアの競馬

アジア・オセアニアの競馬

アジア・アフリカの競馬も参照。

パートI


オーストラリアの競馬

ニュージーランドの競馬

日本の競馬

香港の競馬

アラブ首長国連邦の競馬

パートII


韓国の競馬

マカオの競馬

シンガポールの競馬

マレーシアの競馬

インドの競馬

トルコの競馬

サウジアラビアの競馬

バーレーンの競馬

パートIII


カタールの競馬

その他の競馬開催国・地域


中華人民共和国の競馬

フィリピンの競馬

タイの競馬

パキスタンの競馬

オマーンの競馬

アフリカの競馬
パートI


南アフリカ共和国の競馬

パートII


ジンバブエの競馬

パートIII


モーリシャスの競馬

モロッコの競馬

その他の競馬開催国・地域


ケニアの競馬

競馬が廃止された国・地域

台湾 - 日本統治時代1928年から太平洋戦争1942年に停止されるまで競馬が開催されていた[13]

ベトナム - 唯一の競馬場が2011年に閉鎖された[14]

ギリシャ - 2024年1月廃止[15]

マカオ - 2024年4月廃止[16]

シンガポール - 2024年10月廃止予定[17]

批判

日本は戦前では3歳競馬が認められていなかったが、早く賞金を稼げるようにと制限が解除された。このため競走馬は骨がまだ固まらないうちからハードなトレーニングを積まされるため、骨折や脱臼、腱炎などが多発し不整脈も高頻度で発生する。「馬の生理機能を尊重するなら馬を3歳で強要するのをやめるべき」という競馬ジャーナリストもいる[18]。加えて競走などでを打つことなどから、動物虐待にあたるとして長らく動物愛護団体より非難の対象に挙げられている。それらの団体の多くは、馬の飼育環境や騎乗することそのものを馬の意思に反して行われている虐待行為であると主張している。このため、一部の国・団体では鞭の使用回数に制限を設けられており、例えばイギリスでは鞭の使用回数は1競走につき平地では7回、障害では8回までと制限され、制限よりも4回多く使うと失格となり騎手も28日間の騎乗停止処分が科せられる[19]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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