競輪
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この項目では、日本韓国公営競技の競輪について説明しています。トラックレースとしてのケイリンについては「トラックレース#ケイリン」をご覧ください。
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この項目は画像改訂依頼に出されており、勝負服のイラストを高解像度版とするよう画像改訂が求められています。(2023年1月)
ラスト1周の攻防。9番が懸命にもがき、外側から1番が捲る(大宮競輪場

競輪(けいりん、英字表記:KEIRIN)は、競艇競馬オートレースと並ぶ公営競技の1つで、北九州市を発祥の地とする自転車競技。及びその自転車競技の着順を予想するギャンブルである。
開催・運営「KEIRIN」のロゴ

競輪は自転車競技法に基づいて運営されており、主催者は地方自治体である[1]。監督官庁は経済産業省製造産業局車両室)[2] で、運営統括は公益財団法人JKA。運営を補佐する団体として全国競輪施行者協議会 (全輪協)[1]、日本競輪選手会がある[2]。これらJKA、全国競輪施行者協議会、日本競輪選手会の3団体により『競輪最高会議』が形成され[3]、各年度末の最高会議において翌々年度の特別競輪開催地が決定される[4]などしている。

地方自治体は所管省庁の経済産業省へ競走の開催を届け出、競輪選手と呼ばれるプロの選手達と「競輪場」と呼ばれる自転車競技場における競走出場に関する契約を交わす。番組編成、選手管理、審判など[5]、実際の自転車競走の運営については競輪場の存在する各地域のJKA競輪競技実施事業本部(旧・日本自転車競技会)の支部へ委託している。審判の方法など、受け持つ支部によって運営手法に違いがある[6]

競輪選手の登録・あっせん[† 1]、育成については中央団体である公益財団法人JKAが行ない、2014年4月からは審判および番組編成・選手管理・検車の4つの業務もJKAが管掌している(経済産業省はJKAを通して競輪選手、競技会、施行者などの監督指導を行う) 。

勝者投票券(車券)の売り上げ金のうち75%は払戻金に充て[1]、残り25%から一定額を選手賞金などの経費やJKAへの交付金(約3.3%)、公営企業金融公庫への納付金(約0.2%)を差し引いた額が純益として地方自治体の歳費となる。

競輪の収益金は、監督するJKAに納付される売上を元に各種の補助事業が行われ社会に還元されただけでなく、主催者として運営する自治体に多額の収入をもたらしたことで自治体財政を健全化し、戦災復興や公共施設の建設などに貢献することになった。収益金の使途として最も多かったのは主として土木事業費であるが、競輪のイメージ向上への期待も込めて、教育、福祉関連事業にも多くの費用が投入された。通産官僚の佐橋滋らによる発案で、当時資金調達が困難だった国産トランジスタ計算機の研究開発に競輪収益をあてたエピソード[† 2] もある。

日本のプロスポーツでは選手数が最も多い競技とされ、2,300人程度で構成されている(2023年12月1日時点、2,385人)[7]。また初期には女性選手による「女子競輪」が1964年昭和39年)まで開催されたほか、2012年(平成24年)7月1日から女子選手による「ガールズケイリン」が開催されており、2023年12月1日時点で191人の女子選手が登録されている。

創設以来、日本独自のものであったが、現在は日本側による技術指導の下、韓国国民体育振興公団(および地方自治体)が主催者となり、国内3つの競輪場で開催している。なお、過去には、1949年5月にタイとの間で競輪輸出契約がまとまり日本以外で初の競輪が開催される予定であったが、直後の政変によりご破算となった(競輪二十年史では「ピブン政権の失脚により」との記述があるが、史実ではピブン政権の失脚は1957年[8]。このほか、アメリカ占領下にあった沖縄でも競輪開催の動きがあったが結局立ち消えになっている[8]
選手「競輪選手」および「日本競輪選手養成所」も参照
概要日本競輪選手養成所いわき平競輪場で練習中の競輪選手

競輪選手は、日本競輪選手養成所において約1年間研修を受けて競輪に関する知識と技能を習得し[9]、競輪選手資格検定に合格[10]して同所を卒業し、選手登録された者である[11]。選手の権利を守る団体として日本競輪選手会があり[12]、各選手は36の都道府県にある日本競輪選手会のいずれかの支部に所属している[12][† 3]

競輪選手養成所の入所試験には一般試験と特別選抜試験があり、後者は各種スポーツ競技において特に優秀な成績を残した者を対象としている(特待生制度)[9]。特別選抜試験の受験資格はオリンピックメダリストなどに限られるため非常に厳しく、ほとんどの受験生は一般試験を受験する[13]。一般試験には「自転車の競技経験者が対象で自転車の走力を測る」技能試験と「自転車の競技経験がない者が対象で運動能力を測る」適性試験があり、いずれについても一次試験と二次試験が課される(但し適性試験に限り、他のプロスポーツ経験者を対象に一次試験を免除する制度がある)。合格率は、109期以降では、男子は概ね5倍程度[14]、女子は2?3倍程度[15] である。男子は受験1回目での合格率は約3割で、合格者の多くは複数回の受験を経験している[16]。入学希望者は自転車競技愛好会や高校・大学の自転車部に所属して練習を積むケースが多い[17]

デビュー時点では、男子は全員A級3班に所属し[18]、その後はS級戦(S級S・1・ 2班戦)、A級1・2班戦、A級チャレンジ戦(A級3班戦)に分けられた3クラス戦制の中で、2級6班制による半年毎の格付け入れ替えを経て[† 4]、最上位のS級S班(9名)を目指す体系となっている[20]


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