競輪祭
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第46回(2005年1月)[7]から第54回2012年)までの開催では、選手とは別に、各競輪場で実況を担当するアナウンサーのファン投票も行われ、その上位4名が競輪祭の実況を1日ずつ担当するという試みがなされていた(ただし各日の前半レースは弥永正宏が担当する年もあった)[8]

2009年度より開催時期が再び11月に戻されることになったため、2009年は1月(2008年度扱い・第50回大会)[9]と11月20日 - 11月23日(第51回大会)とで、2回開催された。また、大会の正式名称をその第51回大会より現在の名称に改称した[10][4]

第60回2018年)からはナイター開催に移行し、第40回以来20年ぶりに6日間開催が復活した[6]。但し、出場正選手は従来通り108名とし、全日12レースを行う(うち初日から三日目は後半4レースがガールズケイリン[1]。また、一次予選においては特別選抜予選の廃止とガールズケイリンで採用されているポイント制を導入し、そのポイント獲得上位者が二次予選へ進出できるよう番組を変更した[注 3]

第62回2020年)はCOVID-19の流行と感染拡大の防止の観点から、入場者を福岡県大分県佐賀県熊本県山口県在住者に限定した上で、事前に抽選を行い各日2500名[注 4]と制限した上の開催となった[11]第63回2021年)でも同様に、当初は抽選により各日2,500名に限定した入場制限(ただし居住地による制限はなし)を行った上で実施する予定であった[12]が、後に入場制限の上限を5000名[注 5]に引き上げたため入場許可証が無くても入場は可能となり、事実上撤廃された(ただし場内滞留が5,000名を超えた場合は入場制限を実施するとした)[13]第64回2022年)も前年同様に本場の場内滞留が最大5,000名[注 6]を超えた場合は入場制限を実施するとしたが、実施されなかった。

第65回2023年)は、4年ぶりに入場制限が撤廃された[注 7]
出場選手選抜方法

朝日新聞社杯競輪祭の出場選手は、各競輪場の記念競走の決勝で好成績を残した勝負強い選手が選抜される。毎回若干変更・修正されるものの、概ね以下の資格順位により正選手108名、補欠選手8名を選抜する[14]

選考期間…平均競走得点:当年3月?8月(6ヶ月)・4日制GIII成績:前年9月?当年8月(12ヶ月)、選考月…9月、最低出走回数…24出走(但し変更になる可能性がある[注 8][注 9]

S級S班在籍者

過去3回以上優勝した者(開催時S級1班所属が条件)

サマーナイトフェスティバル決勝競走出走者

選手選考対象期間において2か月以上JCFトラック種目強化指定(A)に所属した者(開催時S級1班所属が条件)

4日制GIII(主に記念競輪)決勝での1?3位の回数上位者
1位の回数が同数の場合は2位の回数の多い選手を、2位の回数が同数の場合は3位の回数の多い選手を順次選抜
3位の回数が同数の場合は平均競走得点上位者を優先して選抜

残余がある場合は、平均競走得点上位者を順次選抜

なお、補欠選手は正選手を除く選手のうち4日制GIIIの決勝での1?3位の回数上位者からさらに順次選抜される。残余があれば、平均競走得点上位者からの選抜となる。
勝ち上がり方式

[15][16][17][18][19][20]

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一次予1(4)一次予2(8)DMD(1)準決勝(3)
一次予1(8)二次予A(3)0決勝(1)0
一次予2(4)二次予B(3)
敗者戦---(5)(9)(11)

女子予選(4)準決勝(2)決勝(1)
敗者戦(2)敗者戦(3)

ポイント[18]1着2着3着4着5着6着7着8着9着棄権
一次予110987654321
一次予213119

従来どおり正選手108名。

1 - 3日目
「一次予選」 各選手2回(1日目・2日目、1日目・3日目、2日目・3日目の3パターンのうちいずれか)出走し、合計ポイント1?9位が「ダイヤモンドレース」進出(ボーダーラインは21点[注 10])、10?36位が「二次予選A」進出、37?63位が「二次予選B」進出。初日は第1?第8レース、2日目・3日目は第3?第10レースで行われる[注 11]。なお、獲得した合計ポイントが同一の場合は、選考順位上位の者が優先される。一次予選では現行のポイント制となってからはシードレースである特別選抜予選はなく[注 12][注 13]、また一次予選が行われる3日目までは、欠場選手が発生した場合でも選手の補充は行わないことになっている[4][21]

4日目
「二次予選B」 各レース1?2着6名が「準決勝」進出。後半の第6?第8レースで行われる。「二次予選A」 各レース1?4着12名が「準決勝」進出。後半の第9?第11レースで行われるが、2019年のみ第9?第10レースと第12レースで行われた。「ダイヤモンドレース」 二次特別選抜予選。失格にならない限り、9名全員が「準決勝」進出。最終レースとして行われるが、2019年のみ最終レースの一つ前(第11レース)に行われた。

5日目
「準決勝」 各レース1?3着9名が「決勝」進出。最終の第10?第12レースの3レースで行われるが、2019年のみ最終レースの一つ前まで(第9?第11レース)で行われた(最終レースは一般)。

6日目(最終日)
「決勝」 最終レース。上位3着は表彰式で表彰台に上がることができる。また、優勝者には優勝インタビューやウイニングランなどが執り行われる。

一次予選では特別選抜競走がないため、出場選手全員が同じ条件で開催を迎える。また強制帰郷はないため、失格・途中欠場がなければ全員最終日に出走できる。
参考までに、1999年度より2017年度の番組体系も以下に記す。

1999年度から2017年度の番組

1999年度から2017年度の番組
初日?4日目すべて12レース
[注 14]

 優秀 初日0002日目0000003日目000最終日
DMD(1)準決勝(3)
特選予選(3)二次予選(6)00決勝(1)00
一次予選(9)
敗者戦00-00(5)(9)(11)


初日
「一次予選」 合計9レース行われ、各レース1?4着36名が「二次予選」進出。「特別選抜予選」 一次予選の後に合計3レース行われ、各レース1?3着9名は無条件で2日目の「ダイヤモンドレース」と、3日目の「準決勝」進出権利が同時に得られる。4?9着18名は「二次予選」進出。

2日目
「二次予選」 合計6レース行われ、各レース1?3着18名が「準決勝」進出。「ダイヤモンドレース」 二次特別選抜予選として、最終レースに行われる。失格にならない限り、9名全員が「準決勝」進出。

3日目
「準決勝」 後半3レース。各レース1?3着9名が「決勝」進出。

4日目(最終日)
「決勝」 最終レース。上位3着は表彰式で表彰台に上がることができる。また、優勝者には優勝インタビューやウイニングランなどが執り行われる。「特別優秀」 「決勝」前の合計2レース。「準決勝」各レース4?6着9名と、二次予選敗退選手による3日目「特選」各レース1?3着9名の18名により行われる。

その他、2日目以降に予選敗退者を対象とした「特一般」(2日目)、「一般」、「選抜」、「特選」(3日目以降)が開催される。

過去の優勝者

全日本競輪王戦および全日本新人王戦の優勝者について記述する。なお第5 - 8回に開催された新人王戦は「新鋭王座」戦[23]として実施。

競輪王優勝者新人王優勝者
回決勝日氏名府県回決勝日氏名府県
11951年11月26日山本清治大阪
21953年11月30日山地正香川
31955年11月24日石田雄彦和歌山
41958年11月25日戸上守福岡
51963年12月2日高原永伍神奈川511月26日高原永伍神奈川
61964年11月30日611月24日木村実成群馬


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