2020年(令和2年)に、旧・立憲民主党と旧・国民民主党が合流することにより結党された[注釈 7]。
2023年(令和5年)2月現在、衆参両院において、自由民主党に次ぐ議席数を有する野党第一党である[62][63]。
地方では、岩手県議会と沖縄県議会において、日本共産党と社会民主党他との県政与党である[64][65]。同様に、京都府議会や埼玉県議会では、自由民主党他との県(府)政与党[66][67]、千葉県議会や静岡県議会、滋賀県議会では国民民主党他との県政与党である[68][69][70]。 2020年(令和2年)9月15日、かつての民進党の流れを汲む国会議員らが、旧・立憲民主党(旧立憲)を中心に、旧・国民民主党(旧国民)の大部分[注釈 2]や、社会保障を立て直す国民会議、無所属フォーラムなどから合流することで結成された国政政党である。 同年9月10日に新党代表・党名選挙が行われ、旧立憲の代表であった枝野幸男が初代代表に選出されるとともに、党名も『立憲民主党』に決定した[71]。 旧立憲とは同一の名称およびロゴマークを使用する[注釈 8]が、法令上は新規に設立された別の政党である[73]。 2021年(令和3年)11月30日、枝野の代表辞任に伴う新代表選挙が行われ、政務調査会長であった泉健太が選出されて第2代代表となった[74]。旧立憲民主党以来のロゴマーク 本党は綱領において自らを「立憲主義と熟議を重んずる民主政治を守り育て、人間の命とくらしを守る、国民が主役の政党」とし、続いて、自由と多様性の尊重、共生社会の創造、国際協調、未来への責任を果たすことを基本理念に掲げる[37]。 本党の政治的立場は、マスコミ等によって「中道[75][76]」、「中道左派[11][12]」、「左派[20][23]」、「リベラル中道[77][78][79][80]」、「リベラル[81][26][31][82][83][84]」と位置付けられている。 ただし、対等合併[85][86]した前身政党の一つである旧国民民主系の党員には保守派が多く[87]、また初代代表の枝野幸男も自書の中で自らを「保守本流」と標榜している[88][89]。さらに第2代代表の泉健太は「中道」[90][91][92]や「中道保守」[93]であるとたびたび評される。 2017年の第48回衆議院議員総選挙をきっかけに分裂した民進党はその後、旧・立憲民主党、旧・国民民主党およびいずれの党にも所属しない旧民進党系無所属議員グループに分かれた。旧・立憲代表の枝野は当初、旧民進党勢力を再び結集することには否定的な立場を取っていたが、2019年(令和元年)7月の第25回参議院議員通常選挙の結果を受けて方針を転換した[94]。
概要
沿革
理念
党史系譜
前史
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