立憲民主党(りっけんみんしゅとう、英: The Constitutional Democratic Party of Japan[51]、略称: CDP)は、日本の政党。立憲主義に基づく民主政治を綱領に掲げる[37]リベラル政党である[E]。
党規約による公式略称は「民主党」[52][53][54][注釈 6]。マスメディアでは「立憲民主」[56]、「立憲」[57][58]、「立民党」、「立民」[59][60]など。1字表記の際は「立」と表記される[61]。
2020年(令和2年)に、旧・立憲民主党と旧・国民民主党が合流することにより結党された[注釈 7]。
2023年(令和5年)2月現在、衆参両院において、自由民主党に次ぐ議席数を有する野党第一党である[62][63]。
地方では、岩手県議会と沖縄県議会において、日本共産党と社会民主党他との県政与党である[64][65]。同様に、京都府議会や埼玉県議会では、自由民主党他との県(府)政与党[66][67]、千葉県議会や静岡県議会、滋賀県議会では国民民主党他との県政与党である[68][69][70]。 2020年(令和2年)9月15日、かつての民進党の流れを汲む国会議員らが、旧・立憲民主党(旧立憲)を中心に、旧・国民民主党(旧国民)の大部分[注釈 2]や、社会保障を立て直す国民会議、無所属フォーラムなどから合流することで結成された国政政党である。 同年9月10日に新党代表・党名選挙が行われ、旧立憲の代表であった枝野幸男が初代代表に選出されるとともに、党名も『立憲民主党』に決定した[71]。 旧立憲とは同一の名称およびロゴマークを使用する[注釈 8]が、法令上は新規に設立された別の政党である[73]。 2021年(令和3年)11月30日、枝野の代表辞任に伴う新代表選挙が行われ、政務調査会長であった泉健太が選出されて第2代代表となった[74]。旧立憲民主党以来のロゴマーク 本党は綱領において自らを「立憲主義と熟議を重んずる民主政治を守り育て、人間の命とくらしを守る、国民が主役の政党」とし、続いて、自由と多様性の尊重、共生社会の創造、国際協調、未来への責任を果たすことを基本理念に掲げる[37]。 本党の政治的立場は、マスコミ等によって「中道[75][76]」、「中道左派[11][12]」、「左派[20][23]」、「リベラル中道[77][78][79][80]」、「リベラル[81][26][31][82][83][84]」と位置付けられている。
概要
沿革
理念