2007年4月10日に実施された二ツ目昇進試験で談志より「昇格内定」を言い渡され、7月に立川談大、泉水亭錦魚、立川平林、立川吉幸、立川談奈、立川らく里、立川志らべ、立川らく次と共に二ツ目に昇進[1]。 真打昇進が決まった時期は2011年7月1日である[3][4]。その決定は2010年3月17日頃なされた。 談志はキウイに対して「まともな芸は期待していない。落語をぶっ壊してやってみろ。求めるのはうまいやつじゃなく面白いやつ」と言葉を贈った[4]。二ツ目から真打まで約4年と、極めてスピード出世となる。ただし、真打昇進記念パーティーは「ビン・ラーディンの喪に服している」ため欠席[15]、また、真打昇進披露に立川談志が出演すると広告していたが、いずれも体調不良のため出席しなかった。 自著によれば、実家暮らし[6]。母親と喧嘩して家出するが、公園で一泊して帰宅したこともあった[6]。主な収入源は、立川流の若手が代々引き継いでいる、師匠・談志が懇意にしている銀座にあるバー「美弥」でのバーテンダーのアルバイトであった[17]。バーは2016年末に閉店[18]。 雷門獅篭が談志門下所属中に立川志加吾の名前でモーニングで連載していた漫画『風とマンダラ』で、個性的な兄弟子として描かれた[19]。また、快楽亭ブラック (2代目)の新作「イメクラ五人廻し」にも実名で登場している。 立川志の輔原作の映画「歓喜の歌」(2008年2月2日公開)に出演しており、ロールにも名を連ねている。
真打昇進
芸歴
1990年12月?七代目立川談志に入門[16]、「キウイ」を名乗る。
2007年7月?二ツ目昇進。
2011年?真打昇進。
人物
著書
『万年前座 - 僕と師匠・談志の16年』 新潮社 2009年11月27日 ISBN 978-4103199113
『談志のはなし』 新潮新書 2021年10月 ISBN 978-4106109263
DVD
『落語対決DVD 快楽亭ブラックVS立川キウイ 「~断罪!立川キウイ 腐った果物~」』Cat Panic Entertainment 2014年1月25日
出演
アナザーストーリーズ 運命の分岐点「落語を救った男たち 天才現る!古今亭志ん朝の衝撃」(NHKBSプレミアム、2017年6月13日)[20]
脚注[脚注の使い方]^ a b ⇒立川キウイ | 落語立川流, 落語立川流
^ a b c d 公式サイト『立川キウイの小屋』内プロフィール
^ a b 前座記録保持の立川キウイ、来春真打昇進。師匠談志が認める 日本テレビ
^ a b c 前座16年立川キウイ真打ちにスピード昇格 日刊スポーツ
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