しかし、日本の数学分野における慣例では、円周率 π, 虚数単位 i, 自然対数の底 e, 微分作用素 d をはじめ多くの記号がしばしばイタリック体で表記される。例: f ( x ) = e i x = cos x + i sin x . {\displaystyle f(x)=e^{ix}=\cos x+i\sin x.}
またギリシャ文字の大文字は、立体が用いられ、小文字はイタリック体が用いられることが多い(例: Θ i {\displaystyle \Theta _{i}} )。
なおベクトル変数・行列変数・テンソル変数の表記については下記の様々なスタイルが見られ、イタリック体を採用せず立体とするものがある。 スタイルガイド The Chicago Manual of Style 15th edition は、括弧のフォントは中身ではなく周辺のテキストに合わせるべきだとしている(6.6節)。イタリック体の文字を立体の括弧で囲む際に文字が重なってしまう場合には、小さい空白文字を挿入すればよい。
y = A x {\displaystyle {\boldsymbol {y}}=A{\boldsymbol {x}}} (ベクトルは太字化)
y = A x {\displaystyle {\boldsymbol {y}}={\mathsf {A}}{\boldsymbol {x}}} (ベクトルは太字化、行列・テンソルはサンセリフ立体)[6]
y = A x {\displaystyle \mathbf {y} =\mathbf {Ax} } (ベクトル・行列・テンソルは、太字立体)[7]
y → = A x → {\displaystyle {\vec {y}}=A{\vec {x}}} (ベクトルは矢印を加えて示す)
括弧
脚注^ [1]
^ [2] BIPM 著、産業技術総合研究所 計量標準総合センター 訳『国際単位系(SI)第9版(2019)日本語版』産業技術総合研究所 計量標準総合センター、2020年3月、116頁。 「単位記号は、その前後の文章で使われている活字書体にかかわらず、直立体(upright type)で表記される。」
^ 横川浩治「 ⇒生物の名前と分類」
^ ⇒ISO 80000-2:2009 Quantities and units ?- Part 2: Mathematical signs and symbols to be used in the natural sciences and technology、国際標準化機構、2009年。
^ ⇒JIS Z 8201(数学記号)、日本工業規格、1981。
^ a b ⇒日本物理学会誌投稿規定、日本物理学会、2002年。
^ このスタイルは英語圏に多く見られる。
表
話
編
歴
タイポグラフィ
印刷
木版印刷
木版
活版印刷
写真植字
写真植字機
電算写植
プリンター
版下
製版
紙型
鉛版
輪転印刷機
フレキソ
軽印刷
ルミライト印刷
レーザープリンター
インクジェットプリンター
凹版印刷
オフセット印刷
シルクスクリーン
コンピューター・トゥ・プレート
複合機
ステンシルテンプレート
組版
活字
写真植字
写真植字機
電算写植
CTS
DTP
縦組み
横組み
縦書きと横書き
詰め組み
活字鋳造所
プリンター
タイプデザイン
etaoin shrdlu
lorem ipsum
パンチカット
パングラム
JIS X 4051
ページ
ページ付け
左右ページ
裁断
余白
段組
文字揃え
ページ作成法
プルクオート
製本
紙
紙の寸法
判型
国際判
ISO 216
レターサイズ
菊判
タブロイド
B40
四六判
スティックポスター
封筒
文字
合字
カーニング
詰め組み
大文字と小文字
大文字
小文字
スモールキャピタル
イニシャル
ダイアクリティカルマーク