かつては東京俳優生活協同組合に所属していた[8]。
2020年4月21日には、朗読に特化したYouTubeチャンネル『【公式】窪田等の世界』を開設し、同月29日に初めて動画配信を行ってYouTuberとしてデビューした。当時69歳。第1回配信で取り上げた作品は宮沢賢治の文学作品『雨ニモマケズ』(視聴時間 2分27秒)であった。以来、週1回のペースで様々な文学作品の朗読を配信している[9]。2022年8月、チャンネル登録者数が10万人を超え、シルバークリエイターアワード(銀の盾)を獲得した。 ナレーターとして『情熱大陸』(毎日放送)[9]や『F1グランプリ』(フジテレビ)関連番組(代表的なものはF1総集編)などで広く認知されている。 明確で分かりやすい口調・過剰に主張しすぎない語り口・抜群の安定感といったナレーション技術に定評がある[5]。「彼の声を聞かない日はない」と言われるほど、あらゆるメディアでのオファーも多く「日本で最も忙しいナレーター」と言われている[5]。多い場合で月に100本を超える仕事をこなしたこともある[5]。キャラクターの声をあてる一般的な「声優」の仕事も数は少ないが行っている。 声優の城達也と声質が似ていたことからF1関連のナレーションを引き継いだ。 同じく声質が似ているとされる中江真司が務めていた『ニンテンドーDS』『Wii』のシリーズCMナレーションも引き継いだ。同じく中江がナレーターを務めていたフジテレビ系『トリビアの泉』の2007年11月、2010年2月のスペシャルでもナレーションを担当した。 30年以上も仕事をこなしているにも関わらず喉が痛くなったり声が嗄れたりしたことがないため、業界内では「業界のオバケ」と言われたこともある[9]。体調を崩したり風邪をひいたこともなく、風邪のシーズンでも予防のためにマスクをすることもないという[5]。 また、たばこも以前から吸っているが、一時期禁煙をした際に8kgほど太ってしまい、低い声に艶がなくなったような感じがしたという。持ち前の低い声が、高くなってしまったのではないかと感じ、禁煙をやめたとのこと[5]。 仕事をするにあたっては「番組の主役はあくまでも画面に出ている人や生き物や情景で、ナレーションは原稿を読む脇役の仕事」という認識を持っており、声で感情をぶつけたり過剰な表現や主張は極力避けている(ただし、バラエティー番組は「盛り上げる」、情報番組では「距離感を遠く」、深夜番組「ひとりに語るように」といったように番組によって異なる視聴者への距離感は大事にしている、とのこと[5])。 伝え方にも気を配っており、「『はっきり伝えたい』ということだけではなく、『余韻を持たせて伝えたい』とか『雰囲気をもたせて伝えたい』とかそれから『どこを伝えたい』のか。まず自分の中で『こう伝えたい』と思うところを考える」のだという[5]。 なお、自身が嫌いな仕事であっても絶対に断らない主義(「苦しくても楽しいから。ひとつのものを作り上げるのは楽しいから」と語っている)。 「窪田さんにナレーションをお願いしたい」と来た仕事で、たとえキャラクターが違うと思っても「何か新しい発見があるかもしれないからやってみたい」と考えるタイプであり、他の仕事仲間には「そんなに何でもかんでもやらなくてもいいんじゃない?」と言われることもあるという[5]。 2020年10月18日放送のバラエティ番組『スクール革命!』(日本テレビ)にて、「23年間、『情熱大陸』のナレーションを担当している声優」として、VTR出演した。
人物
仕事に対する姿勢
出演作品
番組
現在放送中
日本テレビ系
24時間テレビ 「愛は地球を救う」(VTRおよびオープニングナレーション、2006年まではチャリティーマラソンスタート直前のVTRナレーションを担当。)
花咲舞が黙ってない第3シリーズ(2024年4月20日 - 放送中) - 冒頭ナレーション
TBS系
情熱大陸(毎日放送)
世界・ふしぎ発見!(不定期)
マスターズ・トーナメント、三井住友VISA太平洋マスターズ、ダンロップフェニックストーナメント(毎日放送・宮崎放送共同制作)など一部ゴルフ中継のナレーション
イキスギさんについてった
フジテレビ系
スイーツ Sweets
超ド級!世界のありえない映像博覧会(特番)
F1総集編(かつては、F1グランプリのナレーションも行っていた)
私のバカせまい史 検証VTRナレーター
テレビ朝日系