ガリバーが使用する武器は「マインダー」とよばれる実体化した魔力。左手にはめた手袋・魔拳グローブ(手甲)に各種の魔法力を持ったディスクを装填することで様々な能力が発動する。
魔拳マインダー
ガリバーが最初から使えた基礎的なマインダー。ガリバー自身の魔法マインドに威力は左右される。最終回ではこの基礎的なマインダーで敵が使用した最強のマインダーであるドラゴン・マインダーに勝利した。
イーグル・マインダー
ガリバーが物語当初で手に入れたディスクから得た2番目の能力。風と連打を持って敵を討つ能力を得た。
ソニック・マインダー
ガリバーが得た3番目のディスク。他のディスクと違い、直接的な攻撃ではなく音波によって敵を討つ。女性型。
アックス・マインダー
ガリバーが得た4番目のディスク。他のディスクと比べ、圧倒的な力(敵を一刀両断)を持っている。
ソード・マインダー
ガリバーが得た能力。ディスクから得た能力ではなく、魔拳グローブに備わっていた能力の一つ。魔拳グローブが壊れた後は登場していない。
ブラスト・マインダー
ガリバーが得た5番目のディスク。氷のモンスターを一瞬で蒸発させるほどの熱量を発する。女性型。
プラズマ・マインダー
ガリバーが得た6番目のディスク。雷撃を纏うマインダーなのだが、登場シーンが少なく、はっきりとした能力がわかっていない。ダーク・マインダーと同時期に初登場し、初登場以降はダーク・マインダーに対抗するために頻繁に使っていたが、ダーク・マインダーの成長に合わせて力負けしていく。
フリーズ・マインダー
ガリバーが得た7番目のディスク。ディスク自体は月の神殿に安置されていた。急激な冷気を扱うことが出来るマインダー。初登場後、ディスクを利用しシーライオンからフリーズ・マインダーの冷気を打ち出すために貸し出された。そのため初登場とハレルヤとの最終決戦でのみ使用された。
ドラゴン・マインダー
ガリバーが最初に得て、最後に登場したディスク。このディスクはガリバーのベルトに付けられたバックルに最初から内蔵されていた。最強のマインダーであり、ガリバー自身にとっても特別なマインダー。放たれた力が竜の姿となって相手を粉砕する。終盤ではガリバーのマインダーの中で唯一ディスクを奪われてガリバー以外の者に使用された。
ドラゴン・ガリバー
ドラゴン・マインダーの本来の姿と能力。ガリバーとドラゴン・マインダーが融合した姿となる。姿は人型であり、能力は他と比べものにならないほど、強力になっている。終盤では魔拳グローブ無しでこの姿となった。
ダーク・マインダー
転生した月光がハレルヤより授かった邪悪のマインダー。鎧武者のような姿をしている。ガリバーのマインダーがディスクによって様々な力を発現するマインダーなら、このダークマインダーは月光が念を送ることにより成長するマインダーである。ハレルヤより授けられたものだが、ハレルヤ自身が滅んだ後でも使用できる模様。
ゲーム
PCエンジン SUPER CD-ROM2『空想科学世界ガリバーボーイ』(RPG。ハドソンから1995年5月26日発売)
HuVIDEOと呼ばれるシステムを利用し、PCエンジンでアニメムービーの再生を可能にした。このゲームの大きな特徴はゲーム中の金銭は敵を倒して得るのではなく、貿易を行って金銭を得るというシステム。主な舞台は地中海だが黒海や大西洋の一部も含まれている。ゲーム開始時の街は今は無きユーゴスラビアである。
ゲームボーイ『空想科学世界ガリバーボーイ 空想科学パズル プリッとポン』(パズルゲーム。バンダイから1995年4月28日発売)
セガサターン『空想科学世界ガリバーボーイ』(RPG。ハドソンから1996年3月22日発売)※PCエンジン版の移植。ハドソンのセガサターン参入第1弾ソフト。
スーパーファミコン『空想科学世界ガリバーボーイ』(RPG。バンダイから1996年6月28日発売)
テレビアニメ
スタッフ
原作:広井王子、芦田豊雄
連載:月刊Vジャンプ
プロデューサー:清水慎治
企画:清水賢治、金田耕司(フジテレビ)
製作担当:堀川和政、樋口宗久
音楽:田中公平
美術デザイン:吉池隆司
キャラクターデザイン:芦田豊雄、神志那弘志