2016年12月19日、サハラ砂漠に位置するアルジェリアの町・アインセフラの砂丘で積雪が観測された[6]。サハラ砂漠での降雪は1979年2月18日にも観測されているが、その時の雪は30分で溶けており、1日近く残った積雪は2016年12月の降雪が観測史上初となる[6]。なお、2016年12月のアルジェリアとモロッコの国境付近での積雪はランドサット7号の画像解析でも確認されている[6]。 積雪は、生物の分野では、生物の分布に大きな影響を与えることが知られている。ある程度以上、温度が下がる時期がある地域においては、寒冷期の最低気温とその生物の耐寒性がその分布要因として大きな意味を持つ。ところが、積雪は多くの空気を含むため、雪の中は外気ほどは温度が下がらない場合があるのである。たとえば日本海側は冬季の積雪が多いため、低木以下の高さにおいては、より温暖な地域の生物が意外なほどに北まで分布する。ユキツバキはその例によく挙げられる。
積雪の効果
脚注[脚注の使い方]
出典^ “積雪分類の用語集
^ a b c d e 気象庁監修『気象年鑑』 2007年以前の版における日本の気象要素別順位表、及び世界と日本の気象記録
^ 気象庁 観測史上1?10の値(年間を通じての値)月最深積雪(cm)
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