積木くずし
[Wikipedia|▼Menu]
□記事を途中から表示しています
[最初から表示]

2012年11月23日21:00 - 22:52JST)と11月24日21:00 - 23:10(JST)の2夜連続で、フジテレビ系列で放送された[5][6]
キャスト

安住信幸:
中村雅俊
駆け出し俳優だった頃、ロケ先の旅館で知り合った美希子の境遇を知って胸を痛めると同時に恋愛関係になり、愛人だった男から奪ってスピード結婚。家庭不和などから沙織と不倫関係を持ったこともあるが、沙織が突然、去った直後に灯が発病。ショックを受ける。灯が中学生の頃に「似たような悩みを抱えた人の役に立ちたい」という思いもあり、灯と話し合った上で非行歴を綴った本を出版するが、結果的にさまざまな不幸を招いてしまう。灯の死、祥子の施設入居に伴い、一人暮らしとなり、出版したことを後悔する日々の中、美希子の秘密を知って愕然。友人の白石と共に、過去を辿る旅に出るが、のちに灯への愛情を確信。墓前で号泣した。

安住灯:成海璃子
安住夫妻の娘。本来は前向きな性格で、中学校入学直後、剣道部に入部していた。しかし、父の職業に対して周囲から特別視されたり、幼少期の病気による髪の変色などを理由に他校の生徒から因縁を付けられたことと、両親への反抗心から不良仲間と交際。家庭内暴力などに及んでしまう。両親の努力と佐竹のアドバイスなどもあり一旦、更生の兆しがみられ、高校にも進学するが(卒業出来たかは明言されていない)父による著書出版などで状況が変化。寂しさなどから再び不良仲間と接触を持つようになり、間もなく薬物関連で逮捕(この時には未成年だったが、名前を知られていたこともあり、逮捕された事実をテレビニュースなどで報道されてしまう)。両親が離婚後、母とナイトクラブを経営。週刊誌へヌードを披露した直後、母の本心を言い当て口論になったことがある。経営破綻・母との別居・自身の離婚歴を経て、父と後妻の祥子と同居。母が自殺した時は、安住と祥子の心配を傍らに、すべての処置をひとりで行っているが、母の遺書のノートを燃やそうとするも、途中で火を消してしまい、燃え残った場所に書かれた内容から安住に疑惑を抱かせてしまう。介護士の資格を取得。勤務先も決まるが、父が地方公演で不在中に急死。物事をひとりで抱え込んで悩んでしまう面と、強さ優しさを持ち合わせていた。

椎名祥子:石野真子
安住家の近所で美容院を経営していた美容師。明るく穏やかな性格で面倒見が良く、灯を始めとする安住家の相談などに乗って来た。離婚した安住の後妻となるが、灯の死からしばらく経った頃、脳梗塞で半身不随となり、介護施設に入居(灯が生前、採用の内定を受けていた施設でもある)。次第に症状が悪化。記憶なども薄らいでいく中で、亡くなった灯を気に掛け続ける。

黒沼善久:袴田吉彦
美希子が安住との結婚前後から関係を持っていた消費者金融の社員。灯が生まれた時も、美希子の兄と偽り、病院へ出入り。灯が自分の子ではないかと強請りをかけていた。安住が本を出した直後、会計士として美希子に接近。安住との離婚の頃、美希子に対して安住が所有していた一軒家などの売却・預金の持ち逃げ・ナイトクラブの開業などを唆す。再会した安住と殴り合いの喧嘩を展開した数年後、行方をくらます。自殺を決意する直前の美希子の前に現れたことがセリフで描かれている。

菊池紗織:横山めぐみ
灯が幼い頃、安住が行きつけだった居酒屋「菊」のママで、息子と二人暮らしだった。愛人関係だった安住との結婚を希望し、美希子に離婚を要求したこともあるが突然、閉店して安住と連絡を絶つ(灯が発病した時期でもあった)。漁港の近くへ転居し、同名の居酒屋を再開。美希子に対して負けを認めたことと、独身のまま息子を育て上げ、孫がいることを再会した安住に伝えている。

佐竹省三:上川隆也(友情出演)
警視庁本庁舎に所属するカウンセラー。安住から相談を受け、アドバイスを行う。

白石博志:柴俊夫
安住と祥子の共通の友人で俳優仲間。安住が美希子の秘密を疑った際に、旅に同行。やや豪放でひょうきんな性格で、何かと安住の理解者となる。背中をはたいて、安住を励ます。

安住美希子:高島礼子
安住の妻。大分県出身。父の戦死後、貧しい家で育ち、10代半ば頃、母により、愛人として売られている(この際、箔を付ける為にミスコンテストに出場させられた)。働いていた旅館で安住と知り合い結婚。しかし、母から「容姿の他に取り柄がない」と言われ続けたことに対してのコンプレックスと周囲への見栄などから借金を重ねた結果、金融業者の黒沼の接近を許してしまうことになり、灯に関して重大な秘密を抱え、妊娠中に流産しようと入水したことがある。安住の著書ヒットに伴い、黒沼と再会。安住と離婚後はナイトクラブを経営していたが、黒沼に騙され破綻。独居を開始した頃、自身の離婚による生活苦から同居を申し出た灯を「甘えてはならない」と突き放したこともある。のちに灯への臓器移植を決意と黒沼から逃れる為にと、安住と灯への愛情を書き綴った遺書を遺し(この遺書が疑惑と騒動の原因となる)頸動脈を切って自殺。

喫茶店経営者:立石涼子
美希子が結婚前、行きつけだった店を父から受け継ぎ経営(店の内装は昔から変化してない様子)。訪れた安住と白石に美希子の生い立ちを話して聞かせている。

宮下弁護士:菅田俊
財産を騙し取られた安住から相談を受ける。

大山:穂積隆信
美希子の生まれ育った地区に住んでいる。安住と白石の訪問を受け、「刑事さんですか?」と聞き返していた(玄関に表札が確認出来る)。

新人俳優達:松下洸平中山優貴松島庄汰
大分の旅館で安住と白石が世話をしていた。

灯の担任教師:鳴海剛
「髪が赤いのは、薬の影響だと伝えてあるはず」と言う灯に対して、「他保護者から苦情が出ている」「父の職業が特殊なので」として黒く染めるように命じた。

吉本:奥田達士
灯の幼少期の主治医。のちに勤務先のクリニックに訪れた安住に対して当時、黒沼が美希子を脅していた姿を目撃していたと告げる。

その他
池田愛兎本有紀氏家恵七枝実阿南敦子石井テルユキ中上五月小橋川よしと、野貴葵ほか
スタッフ

原作:穂積隆信

脚本:
酒井雅秋

演出:村上正典

介護指導:高井豊

法律監修:中島博之

警察監修:伊藤鋼一

医療監修:佐々木理恵

スタントコーディネイター:釼持誠

技術協力:バスク

美術協力:アックス

スタジオ:砧スタジオ

プロデューサー:吉田由二、森安彩

編成プロデュース:水野綾子

制作:フジテレビ

制作著作:スイート・ベイジル、共同テレビ

映画.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

この節の加筆が望まれています。

ポータル 映画
プロジェクト 映画

積木くずし

1983年11月3日公開。製作は東宝企画、配給は東宝。企画協力は当時、穂積が経営していた個人事務所。

ドラマ版とは繋がりのない別作品として娘役の高部知子の他は、キャストを一新。高部による告知ポスターも用意されていた。

高部の不祥事で制作中止寸前となるが、娘役を渡辺典子に変更・9月に予定されていた上映時期を11月に延期するなどの処置の上で制作。上映を行っている。配給収入は6.5億円[7]

なお、弓恵子と横沢祐一はドラマ版にも登場しているが、それぞれ別役となる。

過去にVHS(廃盤)と、収録曲などのサウンドトラックのLPレコードとカセットテープがリリースされたが、2018年現在、DVD化、ブルーレイ化などはされていない。
ストーリー

区立k町中学校へ通う穂波由布子は、2年生の夏頃、上級生の不良グループから病気が原因で赤くなった髪に対し「芸能人の娘だから特別だと思って染めたんだろう」と因縁を付けられ、負傷させられる。現場を目撃した通行人に誤解され、後ろ指を指されたことと父、高介の不倫・両親の不仲などの影響もあり、自棄になった由布子は暴走族に加入。深夜徘徊・シンナー吸引・家出・暴走行為・母の美知江への暴言・暴力などを展開。由布子をもてあました中学校の教師達は、美知江を学校に呼び出し、由布子を転校させるように勧めた。もともと越境入学だったこともあり、本来の学区であるA坂中学校へ転校する由布子だが、そこでも邪魔扱いされてしまう。それまで家庭内のことには無関心だった高介も次第に由布子を心配するようになり、美知江と共に警視庁少年相談室の竹田の元を訪れた。ふたりは由布子に合った私立中学校を探すと同時に竹田のアドバイスを実行していく。
スタッフ

原作:穂積隆信

脚本:
新藤兼人

監督:斎藤光正

音楽:羽田健太郎

キャスト

穂波高介:
藤田まこと


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:92 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef