聖公会においては、洗礼と聖餐の2つが、福音に論拠がある聖奠(サクラメント)として認められている。洗礼と聖餐とともに、「聖霊の導きにより」教会のうちに行われてきた聖奠的(サクラメンタル)諸式として、堅信、聖職按手、聖婚、個人懺悔、病人の按手および塗油がある。[6] 日本ハリストス正教会では機密の訳語について、「堅信」に「傅膏」、「ゆるしの秘跡」に「痛悔」、「叙階」に「神品」、「結婚」に「婚配」、「病者の塗油」に「聖傅」を用いている[要出典]。但し単なる訳語の違いが存在するだけでなく、それぞれカトリック教会とは位置づけが多少異なっている(詳細は機密 (正教会)を参照)。
東方教会
正教会
脚注^ a b カトリック教会のカテキズムより。(『カトリック教会のカテキズム 要約(コンペンディウム)』137頁、カトリック中央協議会 ISBN 978-4-87750-153-2 )
^ カトリック教会においては、七つの秘跡の他に、十字のしるしや、マリア像・聖人像・ロザリオ・メダイの聖別(祝別)など準秘跡