広島東洋カープのファンとしても知られ、「広島以外はプロ野球ではありません」とも言っていた。初代広島市民球場での観戦経験も多く、東京でカープの3連戦の試合がある際は、毎回その内必ず2試合を現地で観戦していたという。このように熱狂的な女性カープファンであることから、元祖「カープ女子」と呼ばれている[10]。 秋野は2022年6月、頸部食道がんなど、5つもの重複がんにかかっていたことが分かった。テレビ朝日のインタビューに答えた秋野は「2021年12月ごろから、のどが引っかかるような感じがして、梅干しの種があるような感じ。2021年11月の人間ドックや内視鏡検査を受けたときは特に問題がなかったので『なんだろうな?』と思い、針治療や整体などで調べたが、わからなかった。2022年6月にもう一度内視鏡検査をしたところ、進行性の食道がんだったことがわかり、半年間の間に進行したんだろう」と分析している。 そこで主治医からは手術をするか、抗がん剤投与をしながら放射線治療もセットで行う「化学放射線療法」のどちらかを示されたが、秋野のがんは声帯近くにあり、手術をすると声帯を失うリスクを背負う。しかし、後者の場合は、がんの再発や転移などのリスクが高まるが、声帯は残すことができる。「私は当然しゃべること(セリフやインタビューなど)が仕事です。手術すると、しゃべることができなくなるのでとても困るなと思い、『私は手術を選べないんです。何とか手術をしないで治す方法がありませんか?』と相談し、『科学的な放射能治療で、抗がん剤と放射能を使うやり方がありますのでどうしますか?』という話になりました。この化学放射能治療は効く人と聞かない人とがいるが、『先生、それにかけてみます』といって、放射能治療を選びました」とのことである。 こうして、秋野の体調を見ながら、24時間投与の点滴を5日間・4セットで行い、それと並行する形で、秋野の上に書かれた目印に放射線を打つ治療(少しでもずれが生じてはいけないため、体を固定する必要がある)を受け、1日1回・合計30回をほぼ1か月かけて行ったが、20回目あたりに入ってから「放射能を当てているのでやけどなんですよね。中のがんを焼いているわけです。のどの中に剣山が入っているみたいな感じなので、水を飲んでも痛いみたいな」と、喉に激痛を覚えたが、その痛みが2日間程度続いたのち、痛みが引いた際に、「皮膚がペロッと捲れた。やけどの痕のように捲れたら、そこにはきれいな肌が見えた。『やった!』と思った。これが捲れたらきれいな肌になると思っていたら、実際首のしわが減ったんですよ。悪いことばかりじゃないなと。そういう風に思って、これを乗り切ろう。これがきれいに取れたら、きれいな首になるんだと思って頑張ろうみたいな」と、体の異変を感じたという[11]。 抗がん剤を投与する前に、自ら髪をそった。秋野は「髪が抜けると枕や病室に散らばったりする。私はそれが抜けると気になるので、どうせ抜けるのならばと自分でそったんです」という[12]。なお、秋野に投与される抗がん剤は余り毛が抜ける種類のものでは無かったため、逆に医師からも秋野の頭を見て、驚かれたことを治療後に出演した『徹子の部屋』で語っている[13][14]。その後、がんが消滅していることがわかり、退院後週1回のヨガと週2回のジムでの筋力トレーニングに尽力しており、「がんの主治医は自分。医者はサポーターであり、医者に丸投げをするのではなく、自分で考えて治療することが大切」と説いている[12]。 母親が料理が苦手だった影響で、小学3年生頃から料理を徐々に勉強して得意になった[6]。プロ級の腕並みを持っているとされ、料理本も数冊出版している。 酒が好きで60歳頃までほぼ毎日飲んでいたが、2020年の8月頃に健康を考えて禁酒した[15]。 出演したテレビ番組でタレント候補が話題となった際、自身も過去、立候補を要請され、「自分は政治の素人だから」という理由で断ったことを明かした[16]。 かねてよりTBSラジオのヘビーリスナーを公言していたが平成23年6月28日に念願の『小島慶子 キラ☆キラ』にゲリラ出演を果たした。 水泳やジョギングを特技の一つとしている[3]。(2021年時点)以前は、トレーニングにマラソンも取り入れていたが、年齢を重ねたことでフルマラソンの大会には出なくなった[15]。また日々のトレーニングとして現在(2021年)は、「筋トレをする日」と「ストレッチをする日」を交互に約1時間半ずつ行っている[15]。また、ラジオ体操の指導士の免許も持っている[15]。 TBS系のドラマ『赤い激突』でバレリーナの役をやる際、スタッフから痩せるように言われて初めてダイエットを経験[15]。しかしその時は、とにかく痩せるために極端な食事制限や過激な運動をした結果、体を壊してしまった。この失敗により、その後ダイエットについて勉強し、バランスのいい食事を摂ることや適度な運動を心がけるようになった[15]。 2011年以降に本間生夫(当時・東京有明医療大学学長)が提唱する「呼吸筋ストレッチ」と出会い、インストラクターの資格を取得した。以降、呼吸筋ストレッチを毎日朝昼晩に行っている[15]。 東日本大震災を機にボランティア活動を始めた。2011年5月に初めて東北の被災地に訪れた時は、大阪の友人の協力を得て物資を調達してトラックに積み、現地でお好み焼きとたこ焼きを2,500個ほど作って提供したという[15]。
がん治療
その他
出演
テレビドラマ
銀河テレビ小説(NHK)
おおさか・三月・三年(1974年)
海をわたって(1979年) - 尾川高子
連続テレビ小説(NHK)
おはようさん(1975年)- 殿村鮎子(主役)※ナレーション兼任
やんちゃくれ(1998年)- 天神堂紅梅
とと姉ちゃん(2016年)- 森田まつ[18]
隠し目付参上(1976年、MBS)- 韋駄天のお駒 (レギュラー出演)
江戸特捜指令(1976年 - 1977年、MBS)- お町 (レギュラー出演)
赤い運命(1976年、TBS)- 吉野いづみ(青山圭子/島崎直子) (レギュラー出演)
気まぐれ天使(1976年 - 1977年、NTV)- 大隈真紀(レギュラー出演)
俺たちの朝 第35話「喧嘩と一匹の魚と赤い車の女」(1977年、NTV / 東宝)- 大内めぐみ
東芝日曜劇場(TBS)
突風(1977年)- みどり
オトコの居場所(1994年)- 河上百合子
華麗なる刑事 第16話「孤独な恋人たち」(1977年、CX)
達磨大助事件帳 第8話「仇討ち女だるま」(1977年、ANB / 前進座 / 国際放映)- お志津
おおヒバリ!(1977年 - 1978年、TBS)
新・自由学校(1978年、NHK)
桃太郎侍 第66話「嘘とまことの仇討悲願」(1978年、NTV / 東映)- りつ
新・木枯し紋次郎 第15話「人斬りに紋日は暮れた」(1978年、12ch)- お香
ドラマ人間模様(NHK)
夫婦(1978年)- 高村弘子
続あ・うん(1981年)- まり奴
ふたりぼっち女と女(1986年)- 内海真樹
赤い激突(1978年、TBS)- 大谷夏子 (レギュラー出演)
火曜劇場
白足袋の女(1978年、NTV)
太陽にほえろ!(NTV / 東宝)
第345話「告発」(1979年)- 鳥飼和子
第600話「七曲署事件No.600」(1984年)- 坂上百合子
親切(1979年3月25日、NHK) - 法子
猿飛佐助(1980年、NTV)- くの一ホタル (レギュラー出演)