新津市街(新津本町)区の中心市街地は新津地区にあり、新津駅東口側を中心とした旧市街には商店街、ショッピングセンターなどがあり、その周りには住宅地が広がる。「鉄道の街」という側面もあって、かつては国鉄職員が駅周辺に数多く居住していた。国鉄線(当時)沿線で、さらに幹線道路が経由している好立地から、1970年代に入るとかつて「駅裏」と呼ばれていた現在の新津駅西口周辺をはじめ、秋葉山北麓の東新津駅周辺、新津川右岸側の金沢町・新津東町周辺、荻川地域の荻川駅周辺、金津地域の古津駅周辺でも宅地化が進捗。1990年代には新津と荻川の中間に位置する北上地域でも住宅地開発が本格化し、さつき野駅が開設された。これら各地区では現在もなお開発が進められている。
荻川地区
荻川地区の地域
東日本旅客鉄道(JR東日本)信越本線荻川駅を中心に市街地が広がり、中野などに大きな集落がある。また信濃川と小阿賀野川の合流点に位置する覚路津は、古くから江南区両川地区と生活圏が近しく、覚路津周辺の加入電話の市外局番は「025」となっている。
満日地区
満日地区の地域
大蔵
七日町
満願寺
満願寺のはさ木並木(2013年9月)地区北部の小阿賀野川左岸側には、七日町などに大きな集落がある。
小合地区
小合地区の地域
地区西部の信濃川右岸側には、子成場などに大きな集落がある。
東部地区
東部地区の地域
大安寺
東金沢
中新田
地区東部の阿賀野川左岸側には阿賀浦橋西詰周辺の中新田・大安寺、五泉市と接する下新などに大きな集落がある。
新関地区
新関地区の地域
金津地区
金津地区の地域
同区南部に位置する金津地区は古くから石油の里として栄えた。現在も石油の世界館を始め多くの遺構が残り当時の様子をうかがうことができる。地区東部の東島地区には新潟薬科大学がありバイオリサーチパークを目指す秋葉区の中心的存在となっている。
小須戸地区
小須戸地区の地域
小須戸市街 (町家が多く残る)小須戸地区の市街地は大きく分けて2箇所ある。
小須戸
信濃川右岸側に位置し、区役所小須戸出張所が置かれている小須戸(こすど)は、古くから行政・商業の中心地であり、かつては河川交通の要衝でもあった地域。新津地区中心部と南区白根地区中心部のほぼ中間に位置しており、現在でも新津だけでなく、白根とも生活圏を近しくしている。市街地外郭部は一部が新興住宅地、さらにその外郭部は水田や田畑となっている。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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