秋田朝日放送
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1月14日 - 気象業務法第17条により、予報業務許可事業者に登録(第225号)[9]

6月23日 - 同社の大森山送信所の使用電力に、再生可能エネルギーを導入し、同所の電気の地産地消化を達成する。[10][11]


2022年(令和4年)- 開局30周年。キー局アニメクレヨンしんちゃんとのコラボを実施した。

12月1日 - 秋田朝日放送のデータ放送を使用して、湯沢市のホームページの掲載情報などを伝える「テレビ回覧板」の運用を開始[12]


2023年(令和5年)6月1日 - 秋田朝日放送のデータ放送を使用して、男鹿市民向けの広報情報を伝える「テレビ回覧板」の運用を開始[13]

秋田県でのANN系列の変遷とAAB開局前後の動き
ANN系列の変遷

秋田県では、1969年開局の秋田テレビ(AKT)が1987年4月のネット離脱までANN系列に属していた。

1960年代当時、朝日新聞社が全国朝日系テレビネットワークを構築すべく、全国各地にUHF新局の開局申請を行い、その結果、他系列と相乗りになる形で曲がりなりにも朝日系のテレビ局が開局した。

しかし、AKTは北東北・北海道のフジテレビ系列局として最も早く開局したため開局当初からフジテレビとの関係が強く、また秋田放送(ABS)もテレ朝系の多くの人気番組を手放さず放送したため、秋田でのテレ朝系=ほぼ全てAKTという編成にはならなかった。1981年にはAKTがANNに加盟するが[14]、県内において、ABSとAKTが事実上のテレ朝の「系列局」であった。AKTは、1987年3月末の協定期限終了の際にANNを離脱し[14]、フジ系に一本化された[注 6]

これにともない、秋田県におけるテレ朝の正式な系列局は消滅したが、AAB開局までテレ朝系番組は秋田放送(ABS)にネットがほとんど一本化された(ABSはANNに加盟しなかったため、『ANNニュース』はネットされず)。ただし、一部の朝日放送テレビ制作番組はAAB開局の頃までAKTでのネットが続いた。
開局の経緯

佐々木喜久治知事(当時)が「秋田県の民放テレビ3局目の開局は時期尚早」と県議会で述べるなど、[要出典]地元政財界が消極的であったなかで、開局費用の大半を朝日新聞・テレビ朝日および東北地方のテレビ朝日系列局(青森朝日放送東日本放送福島放送[注 7])、県内の酒造会社・両関酒造が捻出し、民放テレビ3局目としてAABが開局した。初代社長は両関酒造の伊藤雄太郎氏が兼務した。
開局当時

開局日には、開局記念番組[15] として「AAB発進!開局記念」(6:00 - 6:30)を放送。進行は渡辺宜嗣(当時テレビ朝日アナウンサー)。開局に際しての社長挨拶に代えて、渡辺と初代社長で両関酒造の社長でもあった伊藤雄太郎による対談が行われた。また、開局ドラマスペシャルとして萩原健一浅田美代子出演のドラマ「豆腐屋直次郎の裏の顔・謎の女が仕掛けたワナ・東北へ逃げろ」(テレビ朝日系列で1990年に放送)と、緒形拳出演の開局記念冒険スペシャル「緒形拳スペイン・バスクの365日」(ネイチァリングスペシャル、同じく1989年に放送)といった記念特番が放送された[16]。 さらに『モーニングショー』から『ニュースステーション[17] までの番組で全国中継を総勢53名のスタッフで行い、18:00からの『ステーションEYE』では、角館武家屋敷の青柳家から生中継を全国放送した[16]。さらに18:30からの『AABステーションEYE』では、同屋敷中継の舞台裏も紹介された[注 8]。開局時の中継局は花輪・大曲・角館・鷹巣・二ツ井・田沢湖・能代・湯沢・本荘の9局。
テレ朝系番組の移行

移行された割合は秋田放送(ABS)=9:秋田テレビ(AKT)=1であった。しかし、ABSの9のうち4はAKTに移行して再び戻って来たものである。従ってABS=5:ABS→AKT→ABS=4:AKT=1が実際の割合である。ニュース番組は、AKTがANNを脱退してから実に5年6ヶ月ぶりであるが、昼以降が新規ネット開始である。民教協制作分はABSが脱退しなかったため移行されなかった。
資本構成

企業・団体の名称、個人の肩書は当時のもの。出典:[18][19][20][21]
概要

マスメディア集中排除原則の解釈もあって、秋田3局では唯一、秋田魁新報の資本が一切ない。
2021年3月31日

資本金授権資本1株発行済株式総数株主数
25億円100億円5万円50,000株73

株主株式数比率
テレビ朝日ホールディングス10,370株20.74%
朝日新聞社10,350株20.70%
読売新聞東京本社2,230株04.46%
日本テレビ放送網2,000株04.00%
秋田銀行1,950株03.90%
北都銀行1,840株03.68%
朝日放送1,500株03.00%
日本経済新聞社1,500株03.00%

過去の資本構成1992年3月31日

資本金授権資本1株発行済株式総数株主数
25億円100億円5万円50,000株53

株主株式数比率
朝日新聞社2,500株5.0%
読売新聞社1,500株3.0%
産業経済新聞社1,500株3.0%
日本経済新聞社1,500株3.0%
伊藤雄太郎 [22]1,500株3.0%
小玉順一郎 [23]1,500株3.0%
石井雄光 [23]1,500株3.0%
冨波弘1,500株3.0%
宮崎金一1,500株3.0%
2003年3月31日

資本金授権資本1株発行済株式総数株主数
25億円100億円5万円50,000株75

株主株式数比率
全国朝日放送9,500株19.00%
朝日新聞社7,500株15.00%
フジテレビジョン2,220株04.44%
日本テレビ放送網2,000株04.00%
読売新聞社1,990株03.98%
秋田銀行1,800株03.60%
北都銀行1,600株03.20%
産業経済新聞社1,500株03.00%
日本経済新聞社1,500株03.00%
伊藤雄太郎 [23]1,500株03.00%
石井雄光 [23]1,500株03.00%

スタジオ

Pスタジオ…
サタナビっ!、イチオシっ!などの制作系で使用。開局当日最初の番組である「AAB発進!」はここで収録された。

Nスタジオ…トレタテ!などのニュース番組で使用。Pスタジオと隣合わせになってになっている。

Fスタジオ…5分程度のローカルニュースで使用。(報道フロアの一角)2013年5月27日からスタジオが一新された。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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