秋川リサ
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文化学院高等部英語科卒業[2][3]

1967年、15歳でテイジンモデルとしてデビュー[5]。16歳でファッション月刊誌『服装』の専属モデルを2年間務めた。

17歳で資生堂専属モデルとなり以降4年間務める。高校時代に資生堂夏のキャンペーンのタヒチロケの撮影で1か月間学校を休んだため、帰国後学校からの厳しいペナルティを覚悟したが、特例で学校に残れるように配慮を受けた。しかし資生堂と繊維会社との専属契約をすませていたため、アルバイトOKの高校に転入した[6]。高校を卒業した日に、篠山紀信ヌード写真を撮影してもらったが[7]、当時は専属モデル契約の関係上、発表できず、子どもが成人した2009年に公開された[7]

1970年、『anan』のレギュラーモデルとして活躍し、その名前が広く知られる。また、初代テイジン水着キャンペーンガールに選ばれ、1973年まで3年間務める。1972年三宅一生ニューヨーク・コレクションや、高田賢三パリ・コレクションにも参加した。その後、オンシアター自由劇場で「遥かなる鼓笛」(串田和美作・演出)出演より4年間で5本の作品に出演。1973年7月、劇団東京キッドブラザース「猿のカーニバル」で舞台初主演[2]。これをきっかけに役者業に意欲を燃やした[2]。同年秋、21歳で写真家・立木三朗と結婚[2]。4年後離婚。立木リサ名義で1974年から4年間[2]日本テレビ11PM』(水曜イレブン)の司会を愛川欽也と務める[2]

1980年代には『プロハンター』(日本テレビ)[8]などのドラマ、『オン・ザ・ロード』や『探偵物語』などの映画に出演した[9]舞台出演も多い。

1984年、一般男性と再婚。1986年に男子、1987年に女子(麻里也)を出産。その後離婚。
人物

2001年からビーズアートの教室を開き、本などを出版している。

認知症の母を自宅で介護していたが、母の部屋で数冊の大学ノートを見つける。そこには「娘なんて産まなきゃよかった」などの言葉があった。秋川にとっては幼い頃から言われ続けてきた言葉であったが、文章として見ると愕然とした。その後母の徘徊頻度は上がり、秋川はやむをえず母を特別養護老人ホームに入居させる。この経験を秋川は「母の日記」という本にまとめた
[4][10]

父親は当時、日本に駐留していたアメリカ軍の技術者で、秋川が生まれる前に日本を去っていたため、両親は正式に結婚していなかった。幼少期はハーフに対する差別がきびしくいじめを受けた。それでも祖母が「親は正式に結婚してないのだから、しかたないわね」との発言を聞き、くじけずに生きることを決心。モデルという仕事にたどり着いたのも「人と違う風貌を武器にして、人と違う個性を生かしなさい」「自立した女性になりなさい」という祖母のアドバイスによる[6]

2017年9月の取材では、それより10年以上前の時点から「ごはん会」という行事を開催している。「子どもと母がいなくなって、部屋が4つも空いちゃったのよ。当時はバーやレストランに集まってワイワイガヤガヤやっていたんだけど、家をきれいに維持するためにも、人を呼んだほうがいいかなって。それに自分の“生存確認”をみんなにしてもらおうと思ったの。“みんな”というのは近所の人やバーで知り合った若者たち。異文化交流も兼ねて、月に数回は家に集まって食事会をしています」とごはん会について雑誌のインタビューで詳しく語っている[6]

出演
バラエティ

11PM

空飛ぶモンティ・パイソン

午後は○○おもいッきりテレビ(日本テレビ)

クイズ日本人の質問(NHK総合)

解決!ナイナイアンサー(日本テレビ)

ハートネットTV「介護百人一首」(NHK教育)

徹子の部屋(テレビ朝日)

ひるおび!(TBS)

ほか多数
テレビドラマ

ふとどき千万(1970年、NHK)初ドラマ出演

プロハンター 第4話「ワニを連れた女」(1981年、日本テレビ)

銀河テレビ小説 (NHK総合)

下町探偵局 第9話(1984年)

暗闇のセレナーデ(1985年)


結婚したい女2(1981年 - 1982年、毎日放送) - ぼたん 役

可愛い悪魔(1982年、日本テレビ / 円谷プロ) - 録音技師 役

君は海を見たか[11](1982年、フジテレビ) - 春子 役

必殺仕事人意外伝 主水、第七騎兵隊と闘う 大利根ウエスタン月夜(1985年、朝日放送 / 松竹) - メリケンお袖 役

三姉妹探偵団(1986年、フジテレビ)

愛のことば(2001年、東海テレビ) - 三枝和歌子 役

ナースのお仕事4(2002年、フジテレビ) - 高杉美鈴 役

他 多数

映画

オン・ザ・ロード(1982年4月17日、ジョイパックフィルム・ムービー・ブラザーズ / 松竹

ウィークエンド・シャッフル(1982年10月23日、らんだむはうす・幻児プロダクション・JOYPACK FILEM / ジョイパックフィルム) - 三宅とも子 役

探偵物語(1983年7月16日、角川春樹事務所 / 東映) - 直木幸子(クラブのママ) 役(ステージで「そうよマンボ」を歌った)

逃がれの街(1983年10月15日、日本テレビ・田中プロモーション / 東宝) - 三沢夫人 役

さびしんぼう(1985年4月13日、東宝) - 大村先生 役

早春物語(1985年9月14日、角川春樹事務所 / 東宝) - 石原貴子 役

嵐の季節 THE YOUNG BLOOD TYPHOON(1995年5月13日、INDEX GUN OFFICE)

洗礼(1996年2月24日、ビデオチャチャンプ・バップ東北新社 / アルゴ・ピクチャーズ

他ほか

舞台

1973?1978 串田和美主催 自由劇場にて 「遙かなる鼓笛」より 五年間 「もっと泣いてよフラッパー」まで 公演参加

ミツコ?ウィーンの伯爵夫人?(松竹)

マクベス(松竹)

イノゼーズオフ(松竹)

にんじん(松竹)

華麗なる男爵夫人(松竹)

グッバイチャーリー(東宝)

大草原の小さな家(バンダイ)

ブルーエンジェル(ホリプロ、脚本:Pam Gems/演出:加藤直)

洪水の前(1982年、いずみたくフォーリーズ、脚本:矢代静一/演出:藤田敏夫/音楽:いずみたく) - 主演:まり 役

キネマの天地(1987年4月、松竹、大阪公演)

ラ・カージュ・フォール(1985年2月、東宝、帝国劇場)

逢魔が変暦(1988年10月、松竹、新橋演舞場)

いかれた主婦(1990年、ハウス食品)

もっと泣いてよフラッパー(1993年、Bunkamura/1994年、Bunkamuraシアターコクーン)

源氏物語(1993年11月、作:紫式部/脚本・演出:村井秀安)

大阪から来た女(2001年11月、松竹、作・演出:斉藤雅文/演出:藤山直美、大阪松竹座/新橋演舞場)

椿姫(2004年4月、松竹、大阪松竹公演)

アニー

リタの教育

他 多数

著書


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