1963年から東京交響楽団専属指揮者[2]、1968年から2004年まで同楽団音楽監督・常任指揮者[1]として40年間にわたり東京交響楽団の指揮者を務め、2004年からは桂冠指揮者[8]。1967年から大阪フィルハーモニー交響楽団指揮者、1986年から1994年まで同楽団首席指揮者[2]。1988年から1998年まで札幌交響楽団ミュージック・アドバイザー・首席指揮者[9]。1998年から広島交響楽団首席指揮者・ミュージックアドバイザー、2004年から2017年まで同楽団音楽監督・常任指揮者[2](現終身名誉指揮者[3])。2004年から2013年まで九州交響楽団ミュージックアドバイザー・首席指揮者(現桂冠指揮者)[2]を務めた。NHK交響楽団での指揮も多い[10]。
2010年から中部フィルハーモニー交響楽団芸術監督・首席指揮者[2][11]、2020年から日本センチュリー交響楽団ミュージックアドバイザー[12][13]、2022年から岡山フィルハーモニック管弦楽団ミュージックアドバイザー[14]を務める。
吹奏楽にも造詣が深く、2003年からOsaka Shion Wind Orchestra芸術顧問を務めている[2][15]。
大阪市音楽団を指揮して、2007, 2008, 2011, 2012, 2016年度の全日本吹奏楽コンクール課題曲の参考演奏の録音を行った。大阪市音楽団から名称変更をした関係で、2016年度の録音分はOsaka Shion Wind Orchestra名義となっている。 1984年には、恩師・斎藤秀雄を偲んで小澤征爾と共に「斎藤秀雄メモリアルコンサート」を開催。このコンサートがサイトウ・キネン・オーケストラの発足につながる[16]。 1969年に洗足学園大学(現:洗足学園音楽大学)音楽学部客員教授、1989年に同大学専任教授 兼 附属指揮研究所長に就任。2011年に洗足学園音楽大学特別教授 兼 芸術監督[17]に就任。斎藤メソッドの後進指導にもあたっており、指揮法やオーケストラについて解説したDVDにも出演している(ビクター・エンタテインメント)。 2012年6月より日本指揮者協会第5代会長[18]を務める。 2014年指揮者生活50年を迎え、回想録「ところで、きょう指揮したのは?」 (共著/アルテスパブリッシング刊)を2015年に出版[3]。
斎藤メソッド
受賞・栄典
1974年 サントリー音楽賞[19]
1989年 大阪府民劇場賞[20]
1991年 大阪芸術賞[20]
1993年 京都音楽賞大賞[20]
1994年 毎日芸術賞(東京交響楽団と受賞)[3]
1995年 芸術選奨文部大臣賞[20]
1996年 モービル音楽賞(東京交響楽団と受賞)[3]
2001年11月 紫綬褒章[3]
2007年 川崎市文化賞[20]
2008年 広島市民賞[20]
2011年6月 旭日小綬章[3]
2014年
文化功労者[3][21]
中国文化賞[21]
徳島県特別功労賞[17]
2015年 渡邉暁雄音楽基金特別賞[17]
エピソード
東京交響楽団との長年にわたる関係(楽団の経営破綻から再建・復活と挑戦)