神龍_(ドラゴンボール)
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ゲーム『ドラゴンボールZ カカロット』では、セル編と魔人ブウ編の間[注 10]に神龍のパワーアップをするサブストーリーがある。パワーアップ前は叶えられる願いの数が2つだが、パワーアップ後は叶えられる願いの数が3つに増える[注 11]。神龍のパワーアップには希少な鉱石「七色水晶」が必要であり、カメハウスの南方の海にある沈没船から悟飯が発見した。なお同作では魔人ブウ(純粋)を除いた強敵たちを蘇生させることが可能。

CROSS EPOCH』では奇跡の球から呼び出される龍として登場。呼び出された後は一年の休暇と、悟空やルフィなど神龍の一部の親しい友人を招いての盛大な大イベントが行われる。

鳥山明によると東洋の龍をベースにしているが、そのまま描くともっと複雑になるので和洋折衷のような感じのデザインにしたという[2]
ポルンガ

声 - 滝口順平(Z第76話 - 第107話)、佐藤正治(ゲーム『ドラゴンボールZ』)、郷里大輔(改第36話)、大友龍三郎(改第51話 - 第157話、ゲーム『ドラゴンボール ファイターズ』)

原作での初登場は其之二百九十二「いでよ本場の神龍!!」、アニメの初登場は『ドラゴンボールZ』第75話「七つの玉を揃えし者よ…さあ合言葉を言え!」。

ナメック星のドラゴンボールから、「出でよ神龍!! そして願いを叶えたまえ!!」の意味の該当ナメック語訳「タッカラプト ポッポルンガ プピリットパロ」の掛け声で出現する[注 12]

ナメック星の神龍であり、地球の神龍よりも数倍の大きさ。その名前はナメック語で夢の神という意味を持つ。名前の由来について原作者の鳥山は、「記憶にないが、まったくの適当な名前だと思う」と語っている[3]

頭部に角が4本、両腕に2本の角、背鰭があり、ナメック星人のように額に2本の触角が生えており、赤い目をしている。指は地球の神龍と同様4本[注 13]。基本的にはどんな願いも3つまで叶えられるが[注 2]、創造主である最長老の力を超える願いは叶えられない。過去にドラゴンボールによって生き返った経験がある者を何度でも生き返らせることが可能。死者を生き返らせる際は一度に大勢の数を生き返らせることはできず、1つの願いで1人が対象となる。しかしフリーザの一件があってからムーリの手によってパワーアップし、魔人ブウ編では1つの願いで対象者全員を生き返らせることができるようになっていた。神龍と異なり死んでからナメック星基準の1年(約130日)以上経過した者でも復活させることができるが、寿命などの自然死の場合は対象外というのは神龍と同様である。

ポルンガ自身は地球人と同じ言葉(『ドラゴンボール』世界での共通語)で話し、他者の言語も理解できるが、願いを伝えるには、ナメック語でなければ通じない。地球の神龍と異なり、「可能な限り」と発言する[注 14]

ドラゴンボールの大きさも地球の物より大きい。地球のドラゴンボールが使えないとき、使われることが多い。また、再び使えるようになるまでの期間は地球のものより短く、その3分の1ほどである。ナメック星の星の1年の長さに依存するためである。

当初こそ地球の神龍よりも大きな体躯からクリリンを初めとしてそのスケール感に威圧される者もいたが、クリリンを生き返らせた時はバラバラになった肉体と服も特別サービスと称して一緒に再生してくれたり、魔人ブウに破壊された地球を元に戻す願いを叶える際には指でサインを出し、「オッケー」と発言するなど、親しみやすい一面を見せた。また、アニメではブルマに「怖い顔してるのにいい仕事をしている」と言われた後は汗をたらしていた。

『ドラゴンボール超』では、ピッコロを生き返らせたり(アニメ版のみ)、キビト界王神を東の界王神とキビトに分離させている。敵方にも使われており、クランベリの傷を治療する、星喰いのモロの魔力を全盛期に戻す、銀河刑務所の囚人全員を脱獄させるなどの敵方の願いも叶えた。

『ドラゴンボールGT』では、究極のドラゴンボールによって消滅した地球を復活させている。
『ドラゴンボール超』オリジナル
超神龍(スーパーシェンロン)声 - 大友龍三郎漫画版での初登場は其之十三「優勝宇宙、ついに決定!!」、アニメ版の初登場は『ドラゴンボール超』第41話「出でよ神の龍 そして願いを叶えてちょんまげ!」。第6・第7宇宙に散らばる、1つが惑星と同等ほどの大きさもある「超(スーパー)ドラゴンボール」を7つ揃えることで出現する神龍。地球やナメック星の他のドラゴンボールも、超ドラゴンボールの欠片を用いて作り出されたとされ、すべてのドラゴンボールの始祖に当たる存在。その全長は銀河系が小さく見えるほど巨大で、黄金色に輝いている。体内に核(コア)とでも言うべき存在があり、それに対して願いを言う。核は神の言語で喋り、願いは神の言語で言わなければならない。叶えてくれる願いは1つだけだが、他のドラゴンボールとは違い、叶えられる願いに際限がないという絶対的な力を持つ。願いが叶えられると光を失って第6・第7宇宙に散らばり、1年間は使用不能となる。超ドラゴンボールから、神の言語で「出でよ神の龍 そして願いを叶えてちょんまげ」の掛け声で出現する。アニメ版『超』での神の言語は、日本語(作中の公用語)を全て逆さまにしたものであるが、「ちょんまげ」だけはそれに対応する言葉が無いため、逆さまに読む必要はない。漫画版『超』では当初は「ちょんまげ」以外は、逆さま言葉ではなく文字を一つ後にずらしたものとなっていた(例として「ダイロクウチュウノ」であれば「ヂウワケエツヨエハ」となる)が、未来トランクス編で再登場した際はアニメ版同様の逆さま言葉となっていた。
トロンボ初登場は漫画版『ドラゴンボール超』其之六十九「シリアル星の遷移」。シリアル星のドラゴンボールを2つ揃えて、「タッカラプト トットロンボ プピリットパロ」の掛け声で出現する神龍[4]。シリアル星のドラゴンボールの創造主はモナイト[4]で、シリアル星の神龍の名称はトロンボ[5]。顔のまわりにフサフサのエラのようなものが付いた姿をしている[6]。どんな願いも可能な限り1つだけ叶えることができ、限界を超えた願いでも条件と引き換えに叶えてくれる。地球の神龍と同様、話す言葉と伝える願いは共通語となっている。シリアル星のドラゴンボールは願いを叶えた後も石にはならない[7]
『ドラゴンボールGT』オリジナル
究極神龍(きゅうきょくシェンロン)声 - 内海賢二(ゲーム『Sparking! METEOR』、『アルティメットブラスト』)神がピッコロ大魔王と分裂する前に作った、究極のドラゴンボールから出てきた神龍。


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