神社
[Wikipedia|▼Menu]
□記事を途中から表示しています
[最初から表示]

これらの神社は植民地の消滅とともになくなってしまったが、その後、神乃家厳戸神社ブラジル大神宮、南米神宮[23]、ブラジル熊野神社、ブラジル石鎚神社(スザノ石鎚神社遙拝所)[24]、太平山三吉神社[25]、パウリスタ神社[26]、パラナ州開拓神社[27]、伯国開拓大神宮(ブラジル大神宮)[28][29]など、神職が奉祀する神社が創建されている。近年では南米大神宮など、神社ではなく鳥居だけが日系移民街を象徴する建造物として建てられるケースも増えている[30]

神道の布教のために創建された神社としては、アメリカ合衆国本土には戦前に北米大神宮本院、米国神道協会、明治神宮会、羅府稲荷神社、出雲大社教北米協会が存在したが、戦後は復興しなかった。その後、1987年になってアメリカ椿大神社が創建し、神職の資格を得たアメリカ人が禰宜を務めていたが、2023年に廃社となった。オランダには1981年にヨーロッパ初の神社として古神道の一派である山蔭神道の日蘭親善協会斎宮が創建され、オランダ人の宮司が奉祀している[31]フランスには三重県の水屋神社の分祠として、真言宗寺院である光明院の境内にフランス和光神社がフランス初の神社として2006年に創建されている。こちらは通常、光明院のフランス人の住職が祭祀を務める神宮寺の形をとっている[32][33]サンマリノには、神社本庁が公認するヨーロッパ初の神社として、2014年にサンマリノ神社が創建されている。神職は地元のサンマリノ人であるホテルのオーナーで、山形県の湯殿山神社で修行し、資格を取得している[34][35][36]
符号位置この項目には、一部のコンピュータや閲覧ソフトで表示できない文字(Unicode5.2で表現したARIB外字)が含まれています(詳細)。

神社を表す記号は以下の通り。

記号UnicodeJIS X 0213文字参照名称
⛩U+26E9-⛩
⛩神社

脚注[脚注の使い方]
注釈^ 神社に寺院のような本尊というものはなく、現存する神像彫刻はすべて平安時代以降のものばかりである[5]
^ 鹿島神宮・八坂神社・春日神社・宗像神社・日枝神社など。
^ 稲荷神社・住吉神社・八幡神社・天満宮・丹生都比売神社など。
^ 倭文神社など。
^ 平安神宮・八重垣神社など。
^ 招魂社・祖霊社など。
^ 六所宮・四柱神社など。
^ 浅間神社など。
^ 伏見稲荷大社・函館八幡宮など。
^ 絵馬は後世に馬の代わりに奉納されたものであるため。
^ 明治神宮外苑など、商業的な営みも行っている。
^ 大神神社石上神宮宗像大社など。
^ 熊野那智大社の元宮である飛瀧神社など。
^ 磐座の近くに社殿がある越木岩神社など。
^ 一族発祥の地や、菅原道真の場合、遠流の地(太宰府)など。
^ 明治神宮の造営候補地など。
^ 本来は山頂にあった日光二荒山神社など。

出典^ “じんじゃ【神社】”. 世界大百科事典 第2版 (1998年10月). 2013年8月2日閲覧。
^ “じんじゃ【神社】”. 大辞林 第三版 (1998年10月). 2016年8月28日閲覧。
^ https://www.bunka.go.jp/tokei_hakusho_shuppan/tokeichosa/shumu_kanrentokei/pdf/h26_chosa.pdf
^“続報真相 改憲急ぐ安倍首相を応援する人々 「美しい日本の憲法」とは”. 毎日新聞. (2016年3月18日). ⇒http://mainichi.jp/articles/20160318/dde/012/010/017000c 2016年3月18日閲覧。 
^ 岡田精司 2011年 6ページ
^大阪府神社庁 第六支部 東大阪市参照。なお、ここにおける単立神社には式内社石切剣箭神社等も含まれている。
^ 岡田米夫「神宮・神社創建史」5頁。
^ 小池, 2015 & p15.
^ 明治神宮, ウェブサイト & Q&A.
^ 日本人なら知っておきたいお寺と神社, 2006 & p211.
^ 直木孝次郎「森と社と宮」(1958年)など。
^ 稲垣栄三「本殿形式の起源」(1968年)・井上寛司「古代・中世の神社と{神道}」(2006年)など。
^ 桜井敏雄「神殿の諸形式とその特質」(1982年)・木村徳国「ヤシロの基礎的考察」(1982-84年)など。
^ 丸山茂「神社建築の形成過程における官社制の意義について」(1999年)・有富純也「神社社殿の成立と律令国家」(2009年)など。なお、有富は律令国家が幣帛を全国の神社に納めるため、一部の社にのみあった神庫と同様の施設を全国の官社に設置したとする。
^ 有富、2009年論文(同『日本古代国家と支配理念』、東京大学出版会、2009年所収)による。
^ a b c d e f g 岡田[2013:290-294]
^ 宮沢俊義『憲法講話』(第2版)岩波書店岩波新書〉、1967年6月1日(原著1967年4月20日)、pp. 28-29頁。 
^ a b c d e f g h i j k l m n 岡田[2013:291]
^ 前田孝和「海を渡ったお伊勢さま 海外神社の今」 伊勢神宮崇敬会講演録15 伊勢神宮崇敬会(2008年)
^「リノベ」で復活する台湾の日本神社――歴史のなかの「自分探し」が背景に ジャーナリスト・野嶋剛/Yahoo!ニュース編集部
^ “マウイ神社(Maui Jinja Shinto Shrine)存続プロジェクト|Facebook”. マウイ神社(Maui Jinja Shinto Shrine)存続プロジェクト. 2017年3月6日閲覧。
^ “南米最古の神社/東京植民地神宮の夢”. 記事の墓場(過去記事集) (2007年9月4日). 2017年3月6日閲覧。
^ “ ⇒ブラジル・サンパウロ 神社のない鳥居 祖国とのつながり求めた 日系人社会の象徴”. ブラジルニュース ?aperto de mao? (2011年7月27日). 2017年3月6日閲覧。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:116 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef