ロボットのような外観を持つ。日本神話に登場した神々がモチーフとなっている。
嶽鑓御太刀神(タケノヤスクナズチ)
一の首・ツバサが使用。外見は武夜御鳴神に似ているが、相違点としては背部にビームウイングが付いており高い機動力を持ち、武装やパワーも武夜御鳴神より強力なものとなっている。千歌音が乗り込んだ武夜御鳴神と戦った時は牙を剥き出しにした素顔を露わにしている。ツバサの技量もあり他のオロチロボを寄せ付けない。武器は剣が主体となるが腕から怪光線・胸から熱線など豊富。
八雄炬御鎚神(ヤツノオノコシズチ)
二の首・ミヤコが使用。オールラウンドに戦えるものの零距離戦を苦手とする。武器は触手状のドリルや放電。更には隠し腕まで備える。
飛埜御脚神(ヒノアシナズチ)
三の首・ギロチが使用。ギロチは「ギャンギャル(アニメ版では「ギロチ専用ガンギャル」)」と呼ぶ。巨大な右手に自分の体を入れて体当たりをする「メガトンナックル」が最大の武器。左手からは鎖を出して、相手を行動不能にする事ができる。
大宇邊御蟲神(オオウベノセナヅチ)
四の首・コロナが使用。コロナは「ファイナルステージ」と呼ぶ。移動時は太陽をモチーフにした形態に変形する。人型時は、下半身が妖怪“磯女”のように長い尻尾が現れる。武器は怪光線や溶解液など。
火殊羅御雹神(ホノシュライズチ)
五の首・レーコが使用。土偶型の機体で裏表に顔があり、その顔から火炎や吹雪を出して攻撃する。人型にも変形できる。
鋳都祓御霊神(イズハラノタマズチ)
六の首・ネココが使用。ネココは「にゃーにゃー」と呼ぶ。機体は鈍重ながら、オロチ一とも言える火力が売り。ほとんど移動要塞に近い形態をしている。
武夜御鳴神(タケノヤミカヅチ)
七の首・大神ソウマが使用。物語後半ではオロチとなった千歌音が使用するようになる。必殺技は両肘から展開した端末からのエネルギー弾で相手の動きを止め、ダッシュと共に放つパンチでトドメを刺す日輪光烈大撃破。アニメ版では剣や腕部が変形した大小2種類のビーム砲「射魔破弾」と肩部分から円盤状のエネルギー弾を飛ばす「飛光斬盤」も装備しているが、基本的には肉弾戦を主体としている。日輪光烈大撃破のバリエーションとして、サッカーボールのように蹴って放つ日輪烈光・飛天鳳凰脚や同乗した姫子の巫女の力で強化された巨大エネルギー弾を放つ日輪光烈絶撃破といった技がある。第7話で姫子と共に乗り込んだ時は全身が金色に輝き、コロナ、レーコ、ネココのオロチロボをまとめて破壊する程のパワーを発揮した。千歌音が使用するようになってからは、ビームの矢を放つ弓を装備して、全身の配色が赤となり、フェイスマスクはキバの生えた口に変わった[注 10]。また、ヤマタノオロチに合体するときは他のオロチロボを統率する役割を果たす。最終話でソウマと共に復活した際は、見た目は最初の武夜御鳴神だが、嶽鑓御太刀神のビームウイングも装備した状態で復活。クリスタル色になった状態で「日輪光烈大撃破」を放ち、ヤマタノオロチの本体を撃破。武夜御鳴神も岩となって砕けた。
翼脊深御観神(ヨクセミノミズチ)
八の首が使用。鷹のような姿にもなる。アニメ版では八の首が不在の為、無人で動く。人型にも変形するが、下半身がドリル状になっていて(鷹形態時の翼が下半身を覆ったもの)攻撃戦法は飛埜御脚神と同じで相手に突進する。
邪神八岐大蛇(ジャシンヤマタノオロチ)
全オロチロボが合体した邪神。怪光線や巨大な剣、噛み付きが武器。
剣神天群雲剣(ケンシンアメノムラクモノツルギ)
本来は姫子と千歌音が召喚する剣神。全身に剣を装備した機体で、頭部から強力な光線も撃てる。このほか、アニメ版の回想シーンでは姫子と千歌音の前世たちが操縦していた頃は光で出来た剣を使っていた。巨大な剣の姿に変形する事も出来る。終盤戦の主役メカで姫子とソウマが搭乗。アニメ版の最終決戦では姫子と千歌音が搭乗した。
書誌情報
介錯『神無月の巫女』角川書店〈角川コミックス・エース〉、全2巻
2004年9月24日発売[4]、.mw-parser-output cite.citation{font-style:inherit;word-wrap:break-word}.mw-parser-output .citation q{quotes:"\"""\"""'""'"}.mw-parser-output .citation.cs-ja1 q,.mw-parser-output .citation.cs-ja2 q{quotes:"「""」""『""』"}.mw-parser-output .citation:target{background-color:rgba(0,127,255,0.133)}.mw-parser-output .id-lock-free a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-free a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/65/Lock-green.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-limited a,.mw-parser-output .id-lock-registration a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-limited a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-registration a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/d6/Lock-gray-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-subscription a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-subscription a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/aa/Lock-red-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-ws-icon a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/4c/Wikisource-logo.svg")right 0.1em center/12px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-code{color:inherit;background:inherit;border:none;padding:inherit}.mw-parser-output .cs1-hidden-error{display:none;color:#d33}.mw-parser-output .cs1-visible-error{color:#d33}.mw-parser-output .cs1-maint{display:none;color:#3a3;margin-left:0.3em}.mw-parser-output .cs1-format{font-size:95%}.mw-parser-output .cs1-kern-left{padding-left:0.2em}.mw-parser-output .cs1-kern-right{padding-right:0.2em}.mw-parser-output .citation .mw-selflink{font-weight:inherit}ISBN 4-04-713666-2