神曲奏界ポリフォニカ
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刊行期間2006年7月 - 2011年11月
巻数全13巻
小説:ぶるう・シリーズ
著者築地俊彦
イラスト兎塚エイジ
出版社ソフトバンククリエイティブ
レーベルGA文庫
刊行期間2007年2月 -
巻数既刊3巻(2009年8月現在)
小説:ダン・サリエル・シリーズ
著者あざの耕平
イラストカズアキ
出版社ソフトバンククリエイティブ
レーベルGA文庫
刊行期間2008年9月 - 2010年7月
巻数全3巻
小説:エイフォニック・ソングバード
著者榊一郎
イラストカントク
出版社ソフトバンククリエイティブ
SBクリエイティブ
レーベルGA文庫
刊行期間2012年5月 - 2014年4月
巻数全4巻

漫画
漫画:カーディナル・クリムゾン
原作・原案など榊一郎・ocelot
作画緋呂河とも
出版社フレックスコミックス

その他の出版社
東立出版社(世界繁體字中国語版)

掲載誌FlexComixブラッド
レーベルFlex Comix
発表期間2007年3月1日 - 2012年3月20日
巻数全9巻
その他ウェブコミック
漫画:ザ・ブラック
原作・原案など大迫純一
作画米村孝一郎
出版社ソフトバンククリエイティブ
掲載誌FlexComixネクスト
レーベルフレックスコミックス
発表号2008年12月16日 - 2011年11月1日
巻数全3巻
その他ウェブコミック
漫画:エターナル・ホワイト
原作・原案など高殿円
作画藤丘ようこ
出版社秋田書店
掲載誌月刊プリンセス
レーベルプリンセスコミックス
発表号2009年4月号 - 2011年9月号
巻数全5巻

アニメ:神曲奏界ポリフォニカ
原作榊一郎
監督下田正美
シリーズ構成榊一郎
キャラクターデザイン堀内博之
メカニックデザイン中原れい
音楽七瀬光
アニメーション制作銀画屋
製作ツゲ神曲楽士派遣事務所、TBSテレビ
放送局放送局参照
放送期間2007年4月3日 - 6月19日
話数全12話
アニメ:神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンS
原作榊一郎
監督鈴木利正
シリーズ構成金巻兼一
キャラクターデザイン小原充
メカニックデザイン小菅和久
音楽七瀬光
アニメーション制作ディオメディア
製作トルバス神曲学院
放送局独立UHF局毎日放送
放送期間2009年4月4日 - 6月20日
話数全12話
テンプレート - ノート
プロジェクトコンピュータゲームライトノベル漫画アニメ
ポータルコンピュータゲーム文学漫画アニメ

『神曲奏界ポリフォニカ』(しんきょくそうかいポリフォニカ)は、ocelotが制作したキネティックノベル、およびその世界設定を元としてシェアード・ワールド展開がなされた小説アニメなどの作品群の事を指す。
概要

人間精霊とが共存する異世界を舞台に物語は展開する。

2005年8月1日よりキネティックノベル第5作として1話が販売されたのち、2話を追加した『神曲奏界ポリフォニカ 1&2話BOXエディション』が2006年4月28日にパッケージ版として発売、2007年春にはPlayStation 2版(キネティックノベルの移植)と1&2話の続きの完結編となる『神曲奏界ポリフォニカ 3&4話BOXエディション』が発売された。また、2006年9月1日よりS!アプリ版(SoftBank 3G対応機種のみ)がプロトタイプの運営する「ビジュアルアーツ☆Motto」で順次、配信されている。

2006年1月よりソフトバンククリエイティブGA文庫において小説版のシェアード・ワールド展開が行われ、『クリムゾン・シリーズ』、『ブラック・シリーズ』、『ホワイト・シリーズ』が、2007年からは『ぶるう・シリーズ』、『レオン・ザ・レザレクター』が、2008年からは『ダン・サリエル シリーズ』が、2009年からは『レオン・ザ・レザレクター シリーズ』の続編『レオン・ザ・ゴールド シリーズ』がそれぞれ刊行されている。2013年11月時点でシリーズ累計発行部数は260万部を記録している[1]

2006年10月10日にT.O EntertainmentプロデュースによるTVアニメ化が発表され、同日に公式サイトオープン。4月よりアニメ(全12話)が放送された他、2007年3月よりウェブコミック誌FlexComixブラッド」から途中COMICメテオへの移籍を経て2013年2月20日まで漫画化作品が連載されていた。 また、テレビアニメ2期として『神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンS』が2009年4月より放送された(全12話)。

以上のシェアードワールドすべてのストーリーの設定管理・監督を日高真紅が担当。

作者急逝で未完となったシリーズもあるが、最も未来の時期を舞台にしたエイフォニック・ソングバード シリーズの完結をもって神曲奏界ポリフォニカは終了した。

いわゆるライトノベルと呼ばれる小説作品のうち、日本国内のライトノベル系レーベルから出版されたもの(狭義のライトノベル)の中では2023年現在では史上最多の巻数のシリーズ作品郡である。
クリムゾン・シリーズ

ポリフォニカ作品群の中核を為すシリーズ。キネティックノベル(通称「学生編」)のシナリオを最初に担当していたのは、榊一郎とその弟子だった武乃忍だったが、後に榊一郎が全て担当する事に。その後、榊一郎がキネティックノベルのストーリー以降の時期を舞台にしたライトノベル作品(通称「社会人編」)を執筆開始し、これらを総称して『クリムゾン・シリーズ』ないし『「赤」のポリフォニカ』『赤ポリ』『ポリ赤』と呼称されるようになる。2007年5月に刊行された「ビギニング・クリムゾン」を皮切りに、2008年11月よりキネティックノベル1?4話(学生編)のノベライズ作品『クリムゾンS』が新シリーズとして刊行開始。シリーズが続いたために発生した設定の矛盾点解消や変更などの若干の加筆修正が全体的に行われ、それとは別に書き下ろしの短編が各巻についている。

また、Yahoo! Japan内のウェブコミック誌「FlexComixブラッド」で連載されている漫画化作品『神曲奏界ポリフォニカ カーディナル・クリムゾン』(作画:緋呂河とも)も、学生編のストーリーに準じている。

2009年12月25日には、キネティックノベル4話の後から社会人編第一巻の間の期間(要するに学院卒業までの間)の一部分を舞台とした、新作キネティックノベル『神曲奏界ポリフォニカ AFTER SCHOOL』が発売された。

将都トルバスを舞台に、主人公の成長や精霊との交歓、人間と精霊との関係性がテーマとなっているハートフルな作風で、他シリーズとキャラクターのコラボレーションが最も多い作品。それとは別に、敵味方共に他作品より頭一つ抜けた力の持ち主が揃っているため、ドラゴンボールに代表されるインフレバトル物の側面もある。
ブラック・シリーズ

2006年6月より大迫純一・著、BUNBUN・画のライトノベル作品が刊行され、これを原作とするキネティックノベル『神曲奏界ポリフォニカ THE BLACK』が2007年8月10日に発売された(開発・KuroCo)。また、キネティックノベル版は2009年1月15日、PS2に移植され同じく『神曲奏界ポリフォニカ THE BLACK』として発売された。これらの作品を総称して『ブラック・シリーズ』ないし『「黒」のポリフォニカ』『黒ポリ』『ポリ黒』と呼称される。

将都トルバスの精霊課刑事が主役であり、ハードボイルド推理小説風の作品であるためコメディ描写は少ない。2010年5月25日に作者の大迫純一が急逝したため、2010年10月刊行の短編集「インタルード・ブラック」をもってシリーズ終了となった。
レオン・ザ・レザレクター&レオン・ザ・ゴールド

2007年11月、大迫純一・著、忍青龍・画のコンビで、『ブラック・シリーズ』の登場人物である精霊探偵レオンを主役としたスピンオフ作品として、新シリーズ『レオン・ザ・レザレクター』が発売開始された。ポリフォニカシリーズでは初めて、タイトルに色ではなく人物名を冠したシリーズとなっている。2009年4月15日に発売された4巻目『レオン・ザ・レザレクター 4』で最終巻となり一旦完結。神曲奏界ポリフォニカのシェアードワールド全シリーズにおいて初めて完結を迎えた作品となった。また、そのレザレクター4巻のあとがきで続きのシリーズの事を告知。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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