滑走路長は2500mであるが、燃料の搭載量が少なく離陸重量が軽い国内線に限れば、貨客が満載された大型機のボーイング747-400Dやボーイング777でも離着陸可能である。ボーイング777は定期便や代替地着陸などで離着陸の実績がある。なお、大型機で米国西海岸や欧州などの長距離国際線を運航するには、燃料搭載量が増えるなどの理由から3000m以上の滑走路長が必要となる。
駐機場は、1番から10番までの10スポットある。このうち、3番から6番は開港時より固定搭乗橋を備えていたが、7番にも増設され2013年6月1日より共用開始されている[103][75]。PBB(パッセンジャー・ボーディング・ブリッジ)は6本(5番搭乗口にはPBBが2本あるため)である。3番搭乗口には開港当初はオープンスポット搭乗階段のみで、PBBは供用開始されていなかったが、開港前の2005年12月より急遽増設が決定し、開港後の2006年7月1日にPBBの供用が開始された[104]。また、2030年度をめどにスポット数を現在の10から21に増設する計画が神戸市側から出されている。 旅客ターミナルビル北側に1,250台分あり、30分以内無料、1時間150円、24時間最大1,500円である(以降1時間150円、24時間最大1,000円。ただし、航空機利用者[注 5]は最初の24時間無料)。この駐車場は空港駐車場では日本で初めてIBA(登録したETC車載器によるゲート通過、決済)に対応し、空港内の2ヶ所(手荷物受取所出口・2階搭乗待合室内)にIBAカード用の割引認証機が設置されていたが、2015年7月末でサービスを終了している。なお、駐車場が満車となり収容台数が不足することが多く、東側に隣接する空地を臨時駐車場として開放している。島内にはこの駐車場とは別に神戸空港海上アクセスターミナル専用駐車場が設けられている(ベイシャトル利用者は何泊でも料金無料。こちらも臨時駐車場を設けている場合が多い)。 開港時、容量約500klのタンクが2基。JAL・ANA・三愛石油の共同出資による「神戸空港給油施設株式会社」が運営する。2006年度にさらに1基増設し、3基となった(2006年8月に着工、2007年2月1日供用開始)。
空港ターミナルビルターミナルビル2階出発ロビー
構造・規模 - 鉄骨造り 3階建て(一部4階建て)、東西約135 m、南北約55 m
延床面積 - 15,200m2(うち商業施設床面積1,888m2)
管理・運営 - 神戸空港ターミナル株式会社
テナント数 - 27(2006年2月16日現在)
開館時間 - 6:00から23:00
フロア構成[105]
屋上階、4F - 展望デッキ、スカイラウンジ、レストラン
3F - レストラン街、スカイコート
2F(出発階) - 搭乗口、出発ロビー、チェックインカウンター、カードラウンジ「ラウンジ神戸」。
1F(到着階) - 到着ロビー、手荷物受取所、総合案内所
隣接する神戸空港駅ビル
空港1Fターミナルビル入口
空港1Fターミナルビル入口(民営化前)
2F出発ロビー
スカイコートから眺める出発ロビー
2F搭乗口
2F4番搭乗口
2Fラウンジ神戸
RF展望デッキ
RF展望デッキから飛行機を見る
駐車場
駐車場
IBA対応駐車場ゲート
(現在は利用不可)
給油施設