キャッチコピーは「この世界の心拍数を、上げていく。」。
神戸市が公募した新港突堤西地区(第2突堤)再開発事業として建設中の大規模多目的アリーナである。1万人超規模を予定しており、固定席、可動席で8,000席程度とする。再開発事業の選考過程での計画提案名は「KOBE Smartest Arena」。開業は当初2024年夏を予定していたが、後に2025年4月の予定に変更された[2]。新港突堤西地区(第2突堤)再開発事業用地の約38,000 m2(公募対象地 約19,340 m2)は、2021年8月に国(財務省)より神戸市が取得[6]。
事業主体は、代表企業としてNTT都市開発、構成員企業としてスマートバリュー
、NTTドコモの企業連合体による[7]。アリーナの運営は構成員企業2社の子会社であるOne Bright KOBEが担う[8]。2024年2月8日、神戸市の自動車総合メガディーラー「ジーライオングループ」とオフィシャルトップパートナー契約を締結。それに伴いアリーナの名称が「GLION ARENA KOBE」に決定[5]。
また、アリーナ親会社のスマートバリューは、B.LEAGUEに所属する神戸ストークス (当時西宮ストークス) の運営会社「株式会社ストークス」を子会社化し、アリーナとチームの一体運営を図ることを公表。この時点でストークスは、兵庫県西宮市にある西宮市立中央体育館を本拠地としていたが、2025年の開業後から当アリーナを本拠地とする予定である[9]。 日本初の「海に270度囲まれたアリーナ」である[8]。阪神・淡路大震災から30年目の節目に誕生することから、アリーナの外観は「神戸から感動と興奮を発信し世界へ羽ばたく姿」を表現している[15]。
沿革
2024年
2月8日 - オフィシャルトップパートナー契約によるアリーナ名称が決定[5]。
4月1日 - ミックウエアとオフィシャルゴールドパートナー契約を締結[10]。
4月19日 - 新港第二突堤エリアの愛称が「TOTTEI」に決定[11]。あいおいニッセイ同和損保と資本業務提携契約を締結[12]。VIPエリア名称が「KOBE 270° Club sponsored by ANA」に決定[13]。
4月24日 - ジーライオンと資本業務提携契約を締結[14]。
施設
脚注^ a b “ついにアリーナの名称が決定!パークエリアの構想も発表
^ a b “神戸港のアリーナ25年春開業 1万人収容、23年春着工 バスケ西宮ストークス本拠地、コンサートや国際会議も”. 神戸新聞NEXT (2022年12月16日). 2022年12月16日閲覧。
^ “1万人収容「神戸アリーナ」本格着工 安全祈願祭を開催、新完成予想図も公開”. 神戸経済ニュース (2023年4月19日). 2023年4月19日閲覧。
^ 『「神戸アリーナプロジェクト」開発計画本格始動』(プレスリリース)NTT都市開発株式会社、2022年12月15日。https://www.nttud.co.jp/news/detail/id/n26498.html。2022年12月16日閲覧。
^ a b c 『アリーナ名称が「GLION ARENA KOBE」に決定・潟Wーライオンと「オフィシャルトップパートナー」の契約を締結』(プレスリリース)株式会社One Bright KOBE、2024年2月8日。https://www.kobearena.jp/news/680/。2024年2月8日閲覧。
^ “近畿財務局 第2突堤用地を神戸市に売却”. 建設新聞 (2021年8月3日). 2024年5月20日閲覧。
^ 『新港突堤西地区(第2突堤) 再開発事業 優先交渉権者の決定』(プレスリリース)神戸市、2021年3月26日。 オリジナルの2021年3月26日時点におけるアーカイブ。https://web.archive.org/web/20210326085445/https://www.city.kobe.lg.jp/a38702/press/080874515684.html。2021年4月20日閲覧。
^ a b 『日本初 270度海に囲まれた水辺のアリーナ 「神戸アリーナプロジェクト」本格始動』(プレスリリース)株式会社One Bright KOBE、2022年12月15日。https://www.kobearena.jp/news/168/。2022年12月16日閲覧。
^ 『神戸アリーナプロジェクト 2025年春開業に向けて本格始動』(プレスリリース)株式会社ストークス、2022年12月15日。