地の国は自己への愛から、神の国は神への愛から生まれた。 弟を殺したカインから地の国が始まった。ノアの方舟は神の国の象徴。 アブラハムの子孫に神の国は保存された。ダビデの即位まで。 イスラエル王国の経過。ダビデとソロモン作の各書の預言。 異邦の歴史。預言者たち。キリスト教会の誕生と迫害。地上で神の国と地の国がせめぎあう。 最高善は永遠の生命と平和である。神の国にはそれが来る。地の国には第二の死が来る。 最後の審判が来る。黙示録を解説。新たなエルサレムが天から下る。 悪魔の国の終焉、すなわち永遠の刑罰について。[9] 聖徒に対する永遠の祝福と他の者にたいする永遠の刑罰の約束について。天において聖徒は罪を犯すことのできない自由意志を受ける。祝福された者は自分自身について知るとともに、滅ぼされた者たちの永遠の苦しみを知る。[10]
第15巻-第18巻
第15巻
第16巻
第17巻
第18巻
第19巻-第22巻
第19巻
第20巻
第21巻
第22巻
脚注^ 岩下p.96-102
^ 中山p.61-74
^ 岩下p.102-110
^ 中山p.75-77
^ 中山p.78-82
^ 中山p.83-
^ 岩下p.111-116
^ 中山p.135-141
^ 中山p.713-174
^ 中山p.174-186
書誌情報
「抄録神の国」-『世界大思想全集 第52』野々村戒三編訳、春秋社、1929年。
『神の国』J・W・C・ワンド編、出村彰訳、日本基督教団出版局、1968年。
『神の国 1
『神の国 2』服部英次郎・藤本雄三訳、岩波書店〈岩波文庫 青805-4〉、1982年12月。ISBN 4-00-338054-1。
『神の国 3』服部英次郎・藤本雄三訳、岩波書店〈岩波文庫 青805-5〉、1983年7月。ISBN 4-00-338055-X。
『神の国 4』服部英次郎・藤本雄三訳、岩波書店〈岩波文庫 青805-6〉、1986年6月。ISBN 4-00-338056-8。
『神の国 5』服部英次郎・藤本雄三訳、岩波書店〈岩波文庫 青805-7〉、1991年4月。ISBN 4-00-338057-6。
「神の国(1)第1-5巻」-『アウグスティヌス著作集 第11巻』赤木善光・泉治典・金子晴勇訳、教文館、1980年9月。https://shop-kyobunkwan.com/4764230119.html。
「神の国(2)第6-10巻」-『アウグスティヌス著作集 第12巻』茂泉昭男・野町啓訳、教文館、1982年2月。
「神の国(3)第11-14巻」-『アウグスティヌス著作集 第13巻』泉治典訳、教文館、1981年6月。
「神の国(4)第15-18巻」-『アウグスティヌス著作集 第14巻』大島春子・岡野昌雄訳、教文館、1980年12月。
「神の国(5)第19-22巻」-『アウグスティヌス著作集 第15巻』松田禎二・岡野昌雄・泉治典訳、教文館、1983年11月。
参考文献
岩下壮一 『アウグスチヌス 神の国 大思想文庫6』 岩波書店、復刊1985年